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2025.05.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート

睦美はホワイトのロングコートにくすみピンクのストールを首に。
耀司は綿のパンツにブルーと黒のダウンジャケット。
夜の東京、空には、僅かに…、星が…、見えるか、微妙なところ。
但し、月は出ている。


耀司、空を見上げながら、
「まだまだ、寒いよね~~。」

睦美も空を見ながら、
「まだ、2月ですもんね~~。…って言うか。」

「耀司さんって、スキーとかは。」

そんな声に耀司、睦美を見て、
「俺…???」
自分を指差して。そして顔を傾げて、
「いや。」
首を振り。
「ないですね~~。…って言うより、和歌山。うんうんうん。まずない。…って言うか、子供の頃は、まず、柔道。かかかかか。そればっかり。」

いきなり睦美、体をまっすぐにして、
「あ。」
そして、頷きながら、
「うんうんうん。ははは。」

「確かに。」
クルリと耀司を見て、
「そうでしたよね~~。子供の時から、柔道。」

耀司、
「えぇ。」


耀司はダウンジャケットのポケットに手を。

ゆっくりと歩いて…。コンビニの前。
照明が明るい。


後ろから何やら。いきなり、
「どけ―――――っ!!!」

睦美、背中から誰かにぶつけられて、
「キャー――――ッ!!!」

男性の声、
「捕まえてくれ~~。ひったくりだ――――っ!!!」

睦美は男からぶつかられて路上に。

耀司、いきなり、
「睦美さんっ!!!」


睦美にぶつかった男は、ぶつかった弾みで路上をふらふらと。捨て台詞のように、
「…ったくよ~~。」
そして、体勢を何とか立て直した。…かと、思いきや。
「え…???」
いきなり男性から胸倉をがっしりと掴まれて、
「うそうそ。」

耀司、眉間に皺を。口を尖らせて歯を食いしばって、
「んなろぅ~~。」

男性の体が宙に浮く。背負い投げである。

そのまま男の体が路上に、「バン。」
その瞬間、
「痛って―――――――っ!!!」

耀司、表情は変えずに、
「ふん。」
そして、すぐさま睦美に。
「睦美さんっ!!!」

既に上体を起こしている睦美。

耀司、そんな睦美に、
「大丈夫ですかっ!!!」

男性と女性がその場に駆け付けて。

女性、
「ありがとうございます。」

男性が、
「凄ぇ~~。」
女性に、
「今の見た…???…背負い投げ。はは。かっけぇ~~。」


男はまだ路上で…。アスファルトに叩きつけられたショックで起き上がれない。


男性、持っていたスマホで、
「とにかく警察に。」

女性、その男性にコクリと。
「ありがとうございます。」


睦美、耀司に支えられて、ようやく…。

耀司、睦美に、
「大丈夫…???」

睦美、僅かにコクリと。
「ぶつかられて転んだって言うか、倒れて、アチコチ。」

耀司、
「うんうん。」


既に女性のバッグは男から抜き取られ。もはや、コンビニの店員も外に。
他の人たちも駆けつけて、倒れている男は囲まれて…。


その5分後、警官が…。そして…。そのまま、数人が駐在所に。




…それから…。

耀司のスマホに。芙美花からである。
「あ、おとうさん。中々帰って来ないから。」

耀司、芙美花に、困ったような顔で、
「芙美花、ごめん。今、警察。」

芙美花、驚いて、
「うそ。え…???…警察って。え―――――――っ!!!」




耀司、スマホで、
「…そんな訳だから、後で…。おとうさんの方から電話する。」

芙美花、父の声を聞いて、
「あ、うん。うん。じゃあ、お願い。」
通話は切れる。
芙美花、ソファに座って、クッションを抱き締めながら、バセットに、
「おとうさん、今、警察だって。」
そして、
「んもぅ~~。…どういう事~~???」






…凡そ45分。…ようやく。

耀司、睦美に、
「家まで、送るよ。」
アスファルトに倒された時に、僅かに左膝を。パンツが僅かに擦り切れている。
肌には別に異常は見られない…ようだが…。

耀司、
「おまわりさんからも言われたけど…、病院…。」

けれども睦美、首振り、
「ううん。…でも。ある意味、コートを着てて良かった。…ちょっと、ヒリヒリは…、するけど…。…でも。この通り、歩けるし。」

その声に耀司、頷きながら、
「あぁ。うん。」
そして、
「とにかく…。」

ふたり、駅に向かって。



耀司、スマホ…。
「あ、おとうさん。」

芙美花の声。
「あ、うん。」

「ごめんね。心配掛けて。」

また、
「あ、うん。」

「コンビニの前、通ったところでさ。後ろからドン。」

芙美花、瞬きしながら、
「え…???」

耀司、
「ひったくりだよ。」

「ひったくり…???」
「あぁ。」

「何か、盗まれた。」

間髪入れずに耀司、
「あ~~、いや。そうじゃなくって、ぶつかってこられたんだよ、後ろから。」

「ぶつかってこられた…???」

「あ~~、うん。」
睦美を見て、
「あ、いや…。…でも、おとうさんじゃなくって睦美さん。」

芙美花、眉間に皺を。
「睦美さん…???」

「あぁ、いきなりだったから。後ろから、どけ―――――って、ドンと。睦美さん、そのぶつかられた拍子で道に倒されちゃったんだよ。」

芙美花、瞬きしながら、
「え…???…え…???…で、どうな…。」








ママでいい…。   vol,297.  「捕まえてくれ~~。ひったくりだ――――っ!!!」

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最終更新日  2025.05.16 21:45:17 コメントを書く


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