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ブライダル・プロデューサーの森りかさんと、カフェ・アマルフィの飯田希亜来さんが、こんな素敵なイベントを用意してくれました。「トルコ料理を作って食べて、トルコの文化を楽しみませんか?」8月2日(金)17:00~22:00 セミナーのみの参加は19:30~22:00私をよくご存じの方は、私が料理をしない女だということは十分承知されていると思いますが、今回はなんとトルコ料理まで作ってしまいます。・・・といっても、ご存じの通り、お湯を沸かす以外は台所に立たない女ですので(冗談ですよ)、複雑なものは作れませんので、独身者・学生メニューの代表格ですが、御容赦くださいませ。トルコの家庭でごく一般的によく食べられるメニュー。簡単で材料も選ばず、短時間でできますので、覚えて、お家で作っていただけるのではないかと思います。そしてセミナー。今回はトルコの女性たちをテーマに、(私お得意の?)村の女性たちと、都市の女性たちの生活や環境、文化などを比較しながら、衣食住から見たトルコってどんな国? トルコ人ってどんな人たち? トルコの生活の中でのイスラム文化、それに基づいた人生観などを、たくさんの画像をご覧いただきながらお話し、トルコに少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。場所は四谷駅から近いカフェ・アマルフィさん。なお、参加をご希望される方は下記の内容をご覧いただいた上、ご希望のイベント1、2、3のいずれかを記載の上、森りかさんのメールへご連絡ください。メールアドレスは aem60910@gmail.com以下は主催者の森りかさんのイベント紹介ページからです。-----------------------------------------------------------------------梅雨明けも間もなく、暑い夏がやってきます。さて、暑い夏を皆さんと楽しく過ごすイベントのご紹介です。トルコで社長として活躍の 野中 幾美さんの帰国に合わせて夏にぴったりのトルコ料理を作って食べて、更に幾美さんのセミナ-でトルコの文化にふれる贅沢な時間を過ごしていただきます。... 今回の、メニュ―は○メネメン トルコで一番人気の家庭料理、トマト入り卵料理○シェヒリエリピラウ マカロニ入りバターではないバターライス○ジャジェク 夏向けヨ-グルト冷ス-プこの三品になります。そしてセミナ-のテ-マは『トルコの女性たち その生活と文化』 ○トルコ女性の一生 結婚に対する考え方 ○一人のトルコ女性の例を取って、その生活と取り巻く環境 ○働く女性たち 村や都会で働く女性達の姿と現状を予定しています。 参加について 1 お料理を作って食べる、セミナ-参加 17:00スタ-トになります。 2 お料理を食べる、セミナ-参加 18:30からになります。 3 セミナーのみ参加 19:30からになります。 作ってみたい方の定員は10名 セミナーまでの参加は30名となっています。 ※最終退場は22:00予定です。この3つのパタ-ンになります。 参加費用について 1,2はお一人様 5000円 フリ-ドリンク付き 3(セミナ-のみ参加)お1人様 3000円 フリ-ドリンク付き ※当日お支払いただきます。 なお、公開イベントですので、どなたでも参加できます。 男性の方のご参加もお待ちしています。 場所カフェアマルフィ http://amarphie.com/cafe/講師のご紹介 ■野中 幾美さん プロフィ-ル1963年 東京生まれ 信州大学 農学部 森林工学科卒業大学を卒業後 都内出版社週刊誌編集部勤務 その後フリ-ライタ-として活動をスタ-トする。29歳の時に初めてトルコへ。32歳で現在住んでいるアンタルヤで伝統工芸の問屋およびトルコ製品全般を扱う貿易会社『有限会社ミフリ』を設立。会社経営だけでなく、トルコの伝統手工芸を探してトルコ国内の村々を訪ねて、調査、研究、蒐集を行っている。特にトルコ特有の手芸イーオネヤとそれに関連して女性の結婚の村の風習に関して、日本での記事執筆、講演、セミナ-を行っている。有限会社ミフリhttp://www.mihri.org/野中さんの活動のブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/mihri3/ にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
2013年07月05日
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昨日は久しぶりのお休み。今週はたまっていた仕事を処理しようと思っていたのだけど、スタッフのお父さんが手術をすることになり、本人落ち着かず、仕事どころではなくなった。さて、お知らせです。今週末のお話。10月6日(土)放送の「にじいろジーン」(関西テレビ、フジテレビ系列、午前8:30~9:55)の「世界まるごと見聞録」のコーナーでトルコ・アンタルヤが紹介されます。ガイド役のイエリズ嬢(上写真)と番組マスコットのジーンちゃんが、アンタルヤの「ツウ」な情報をお届け。アンタルヤを知っている人でも「えーっ、こんなところあったの?」と新しい発見があるかも・・・・!にほんブログ村手芸(その他・全般) ブログランキングへ
2012年10月01日
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続編「続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら
2012年02月12日
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今回の日本滞在は短い期間にもかかわらず、充実、満足。お仕事もこなしたし、お友達とも会えたし。自分の用事も家族サービスもほとんどできなかったけど、また来ればいいもんね。アンタルヤへ戻るトルコ航空。満席でインターネット・チェックインで通路側のシートが取れなかった。トルコでビジネスとると、すごく高いし、帰路は日本価格で差額払ってでビジネスでも取れないかな・・・・と思って成田へ行ったら、コンフォートクラスの案内があって、1人20600円の差額で取れるというので、飛びついた。エコノミークラスより座席が広くて、フットレストもついていて、イヤホンも機内食もちょっとだけよかった。長い一日。アンタルヤに着いたら温かかった。でも昨日までは異常に寒かったらしい。日本も週末は温かさが戻っていたよう。一日休息。明日から通常業務再開。留守の間にスタッフが処理できなかった仕事がたまっていて、気になるけど、明日から少しずつやっていくしかない。作業が遅れていてご迷惑おかけしてます。明日から頑張りますので、ご容赦くださいませ。日本滞在中のお仕事の報告とお知らせはまたいずれ。いろいろお世話になりました。みなさま、いつもありがとう。まずは無事にアンタルヤへ着いたご報告まで。にほんブログ村
2012年02月06日
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午前中に歯医者さん。頑張ってるもんね。このまま死ぬまで自分の歯でご飯を食べよう。それから世田谷方面へ。今年の夏のトルコの手芸の展示イベントに向けて打ち合わせ。展示会場の下見。内容の確認。これからの手筈。・・・・大任。頑張るもんね。家に帰って、トルコに戻る準備。今回はお買い物ほとんどできかなったけど、まっ、いいか。
2012年02月02日
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昨日に続き、渋谷西口。お友達の手工芸の先生と待ち合わせ。ホテルのカフェで優雅にお茶をしながら、お仕事のお話とトルコの手工芸の雑談。専門的にやっている方はお話が具体的だからおもしろい。私もちゃんとやらなきゃ、って思ったりするからときどきこういう刺激は受けなきゃね。ありがとう。偶然にもランチをお約束していたお友達2人との待ち合わせ場所も同じホテル。最上階のフレンチレストラン。都心がぐるっと見まわせる素敵な場所。こんなところがあるの、知らなかった。お料理もおいしく、盛り付けもきれい。選べるデザートも6種全部盛り付けてもらった。でもペロリ。お友達がごちそうしてくれた。ありがとう。また来たいなと思った。場所を移して夕方のお仕事の打ち合わせの時間までお茶をしながらおしゃべり。お友達の1人はお仕事に戻り、もう一人のお友達と東京駅へ。構内でお仕事の打ち合わせのため待ち合わせ。落ち着いて座れる場所がなかったけど、とりあえず待合場所でお話。お仕事のお話が終って、雑談して、それから解散。私はお友達と次の待ち合わせの神田へ。今日も気が付いたら午前様。さすが疲れたのでPCを開けずにすぐにおやすみなさい。とはいえ、頭の中ではいろいろ手順を考えている。トルコの作業の進展が気になる。スタッフはちゃんと仕事こなしているのだろうか。
2012年02月01日
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久しぶりの渋谷。学生時代は遊びに、ライター時代は近くにスタジオがあったので、頻繁に来たけど、トルコに住むようになってからはほとんど来ていない。桜ヶ丘の静かな界隈にあるイタリアンレストランで、某女子会のランチ。おいしい料理とお仕事のお話とおしゃべり。刺激のある時間でした。それから夕方のお友達と、そのお友達との待ち合わせまで時間があったので、電化製品のお店へ。買いましたよ、タブレットPC。トルコで同じものを買うより、ちょっと安いし。説明聞いてもよくわからないから「これください」だけのお買い物だったので2分で終了。銀座を少し歩いて、お茶を飲んで赤坂見付へ。そこでお友達と待ち合わせ。韓国焼肉をいただく。お野菜たっぷりでお肉もおいしかったけど、量が多くて残してしまった。もったいない。家についたら午前様。
2012年02月01日
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本当は1日寝るつもりだった。でもなぜか早朝5時起き。東京駅から新幹線のぞみに乗って、岡山へ。3時間半で着いちゃうんだね。私7時間ぐらいかかると思っていた。トルコボケ。月曜日には朝から仕事と某グループのランチ会、さらにお友達との待ち合わせ。だから1泊だけだったけど。新幹線に乗ったらやっぱり駅弁とお茶・・・ね。帰りもお腹はいっぱいだったけど、駅弁買って食べたもん。岡山と言えば、後楽園と岡山城。行ってきました。高いところも上った。他に行くところもたくさんあるけど、なんだか疲れてしまったので、ランチにお寿司食べて、午後岡山駅を発ち、戻ってきた。岡山は温かだった。千葉に戻ってきたら、ものすごく寒かった。駅のホームで震えた。そういえば途中、米原は一面の雪景色。富士山も真っ白だった。
2012年01月29日
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緊張の朝。今日はイーネオヤ特別講演会の日。9時に市ヶ谷のヴォーグビルにあるヴォーグ学園に到着。おはようございます。ヴォーグ学園の今回担当してくださったお二人に手伝っていただき、展示と物販の準備。お友達も早めに来てくれてお手伝いしてくれて、ありがとう。私も着替えをしてスタンバイ。おかげさまでなんとか間に合いました。人が集まらなかったらどうしよう・・・なんて思っていたのだけど、午前の部、4テーブル5列がほぼ埋まってくれて、ああよかった。来てくださったみなさま、本当にありがとう。今日はみなさまのおかげで私はここにいます。北関東、さらに香川、奈良と遠くからわざわざ来てくださった人もいます。感激です。お昼を挟んで、午後の部。こちらもたくさん来ていただきました。1時間ぐらいお話してあとはお買い物の時間・・・なんて思っていたのですけど、2時間たっぷりお話させていただきました。飽きずに聞いていただけたのか、それだけが心配。午後の部は質問もいろいろしていただいた。実は原稿しっかり書いてきたのだけど、読む暇なかった。いつものようにお話した。目の前の人が2、3人だけじゃなくて、50人だっただけ、って思って少しリラックス。それにしてもたくさんの人の前でお話するお仕事をしている人ってすごいと思う。学校の先生とか、セミナーでお話する先生方とか。司会業されている方とか。1日2講演会、おかげさまで無事終了。今回の帰国の目的、クリアして、肩の荷がおりた。帰りはなんと30年ぶりに会った高校の同級生と再会記念に乾杯。講演会をやると告知したら、見にきてくれた。ありがたい、ありがたい。高校時代はそんなにお話したことなかったのに、同級生というだけで気持ちがゆったり、まったり、素敵な時間を過ごさせてもらった。なんかいいよね、同級生って。他の同級生のみなさんにも機会があったら会ってみたい。美しい先生にも。そのときはどうぞよろしく。今秋、ユーラシア旅行社で野中幾美と行くトルコ・イーネオヤツアーが企画されています。普通のツアーでは行かない、トルコのイーネオヤの産地に立ち寄り、現地の女性たちと交流を持ったり、お買い物が楽しみながら、トルコの世界遺産も訪れるそうです。イーネオヤ産地は自力ではなかなか行けないところばかり。18名で催行されますので、興味のある方はユーラシア旅行社に直接お問い合わせください。また追って、詳しい内容、ご案内のチラシなどを掲載させていただきます。参加してくださったみなさま、お友達、ヴォーグ学園、毛糸だま編集部、ユーラシア旅行社ご担当さま、エルグヴァン社ご担当さま。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
2012年01月27日
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今日は病院の予約を入れていたのだけど、キャンセルして講演会のための荷造り。展示と販売スペースを確認したけど、もちろんいつもの展示会とは違うので、分量的にこれでよかったのかな・・・とちょっと不安になる。そういうもの。15時に東京駅でお仕事の打ち合わせ。「銀の鈴」に久しぶりに行ったけど、ずいぶん変わった?私の記憶はたぶん小学生とか中学生のころのだから、もちろん違うよね。新しい出会い。お仕事バリバリ頑張っている女性は持っているパワーが違う。仕事の内容が私には想像できないほどのレベルだし、ただひたすら、すごい、すごいと思うだけなんだけど、このパワー少しでもわけてもらえたら、成長できる?昨日はヨーロッパ、今日は日本、明日はアメリカ・・・、日本国内だって関東、関西。フットワーク軽いし、行動的だし、じっとひとところに留まっていない。忙しい方たちだから、あまり時間なかったのだけど、いつか機会があったらサクセスストーリーを聞いてみたい。すごい、すごい・・・。暗くなってからはブログ仲間のコモモさんと待ち合わせ。神楽坂の素敵な隠れ家的和食屋さんに連れていってもらった。(しかもご馳走になってしまいました。ご馳走様でした~)さすが食道楽、情報通のコモモさん。おいしいものをたくさん食べてすごく幸せ。お話していたら結局23時。間に合ったのはギリギリ終電・・・って考えていたわけじゃなく、結果そうなった。あと1本遅いのに乗っていたら駅のホームでお泊りか!?私の日本の住処は私鉄沿線。
2012年01月25日
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午前中は都内のヴォーグ学園で講演会の最後の打ち合わせ。余裕を持って電車に乗ったのだけど、昨夜の雪の影響でJR線が15分遅れの15分毎走行。これは混むなと思いつつ、後続の車両も同じ状況なので選択肢がなく乗った。都内に入るといきなりギューギュー詰め。久しぶりにこんな混雑を経験した。でも秋葉原で外に押し出されて、結果、電車に乗ることができなかったので、そうでなくても待ち合わせ時間に遅れているので、秋葉原からタクシーを拾った。遅れる旨を連絡しようと秋葉原のビル内から電話をかけるけど、なぜか接続できません・・・。タクシーの運転手さんがおしゃべり好きな人で、朝からの都内の交通混乱、事故の話をいろいろしてくれているうちに到着。講演会場の大ホール、でかいです。30人だともったいないぐらいのサイズです。残り僅かですが、まだ席がありますのでお迷いの方、ぜひご参加ください。マルマラ方面イーネオヤのコレクション展示たくさんあります。販売は未公開の骨董アイドゥンオヤが約20点、オデミシュ地方の織りの民族衣装、ベルベット地のテルクルマボフチャ、そして1点だけですが本物の古いエフェオヤ。自分でオヤを製作するためのコットンのスカーフ、トルコでの生産が完全中止になったため、もうこれで最後になるオヤ用ナイロン糸。あとは比較できるようにオデミシュ、ナウルハン、ベルガマ、マニサなどのオールドオヤスカーなどを予定しています。あとはトルコで発売されているイーネオヤの本3種。明日はこれらを梱包して発送。それからお仕事の打ち合わせとお友達とのディナー。お天気がいいといいなあ・・・・・。やっぱり寒いのは苦手です。でも都内のうっすら雪景色、素敵でした。気持ちと時間に余裕があったらカメラ抱えて写真撮りたかったなあ。
2012年01月24日
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仕事に明け暮れる日々。先日からインフルエンザとか風邪とかですっきりしないのですが、どういうわけか家に帰るとお腹が痛くなったり、気持ち悪くなったり、吐いたり、頭が痛かったり。で、店に来ると相変わらず具合は悪いままですが、家にいるよりは元気になります。外にいると寝ているわけにはいかないので、自分を甘やかせられないからなんだと思いますが、スタッフ、友人たちに言われます。「それは仕事大好き病。仕事をして忙しくしていないと具合が悪くなる病気」う~ん、思い当たるだけに怖いです。都内・市ヶ谷のヴォーグ学園でのイーネオヤ特別講演会がいよいよ来週になりました。まだトルコにいるのですけど、当日までには間に合うように飛んでいきます。講演会場でちょっと驚きの発表もあります。お楽しみに~!帰国中のスケジュールですが、友人やグループのお食事会、お仕事の打ち合わせでいっぱいいっぱいになってきています。今のところ30日(月)の夕方以降31日(火)の夕方以降2月2日(木)の午前中からお昼が大丈夫です。さて講演会ですが定員が午前、午後の各回30名で合計60名のため、まだ若干席が残っているそうです。まだ間に合いますので、申し込みをされていない方はお友達を誘って、ぜひご参加くださいませ。よろしくお願いいたします。実技はなく、講演のみですので、作れない方でも楽しんでもらえます。10年間以上、撮りためた村の手芸関連の画像やイーネオヤの現場報告をさせていただきたいと思っています。またイーネオヤ、オスマン刺繍、衣装などの個人コレクションの展示もします。現物をお手にとってご覧いただけるチャンスです。一部は販売もいたしますので、講演+お買い物を楽しんでいただけます。お申込みはヴォーグ学園東京校に直接お願いいたします。以下、募集要項のページにリンクしております。「イーネオヤ特別講演会-トルコの手芸文化を知る」イーネオヤはもちろん、トルコの伝統手工芸に興味のある方、トルコの村の生活をご覧になりたい方、いろんな枠を取り除いて、みなさまのお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村
2012年01月19日
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今週末は暴風雨で外に出ず、家に引きこもっていたミフリ社長です。雨天気のせいか、気温はそれほど低くなく、アンタルヤで暮らす幸せはこの暖かさ。東京・市ヶ谷のヴォーグ学園での「イーネオヤ特別講演会」も、いよいよ3週間後に迫ってきました。各地の取材や作品の写真が多すぎて、なんとか必要な分700枚ぐらいまで絞ったのですが、ここからさらに最高でも100枚ぐらいまで減らさないと・・・・と一生懸命削っているところです。知ってもらいたいこと見てもらいものがたくさんありすぎて、なんだか収集つかないです。でも時間内で飽きないようにしないといけませんね。残り時間、工夫しながら楽しんでもらえる内容にできるよう、がんばります。さて講演会ですが定員が午前、午後の各回30名で合計60名のため、まだ席が残っているそうです。お友達を誘って、ぜひご参加くださいませ。よろしくお願いいたします。実技はなく、講演のみですので、作れない方でも楽しんでもらえます。10年間以上、撮りためた村の手芸関連の画像やイーネオヤの現場報告をさせていただきたいと思っています。またイーネオヤ、オスマン刺繍、衣装などの個人コレクションの展示もします。現物をお手にとってご覧いただけるチャンスです。一部は販売もいたしますので、講演+お買い物を楽しんでいただけます。お申込みはヴォーグ学園東京校に直接お願いいたします。以下、募集要項のページにリンクしております。「イーネオヤ特別講演会-トルコの手芸文化を知る」イーネオヤはもちろん、トルコの伝統手工芸に興味のある方、トルコの村の生活をご覧になりたい方、いろんな枠を取り除いて、みなさまのお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村
2012年01月08日
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新年あけましておめでとうございます。みなさまにとって健康で幸多き年になりますように。さて、トルコの年末年始。トルコに来て以来、年越しパーティーだけが楽しみで生きているミフリ社長なのだが、今年は早々にホテルを予約したにも関わらず、なんだか気分が盛り上がらない。家族中、スタッフと順番に40度の熱を出して、体調がすぐれないせいなのか・・・。単純に年のせいで体力も気力も消えうせたのか・・・・。それでも行ってきた。行けばそれなりに楽しめる性格。ホテルはクンド村の大型リゾートホテル、トプカプ宮殿。イスタンブルにある歴史的トプカプ宮殿をコンセプトに作られた(おもちゃのような)ホテルである。遠く、バックに見えるのはトプカプ宮殿の大台所を模したメインレストラン。中はこんな感じ。さて16時ごろチェックインして、部屋で湯船に浸かってゆっくりしたり、ロビーで飲み物を飲んだりしながら過ごしているうちに、パーティーの時間に。19:45スタートのパーティーは隣のクレムリン宮殿内にあるパーティー会場で行われる。約2400人のお客さんで埋め尽くされていた。前菜、魚料理(ヒラメ)、お口直しのレモンシャーベット、肉料理(ビーフ)、チーズケーキ。飲み物は飲み放題。・・・なんだけど、給仕スタッフの人数が少なすぎて、オーダーに追いつかなくて、燃料不足。これじゃエンジンがかからないよ~。前座のバンド、ベリーダンサーが登場し、メインゲストのギターリストで有名な歌手がカウントダウン後までの2時間半の演奏を行った。その演奏と曲目が素晴らしく、トルコ人たちがテーブルの周囲で踊りまくっていたものだから、お客が料理を食べている暇がなく、テーブルが片付かなくていったん休憩が入ったほどである。そしてカウントダウン。家族、お友達と抱き合ってキスしあって、Happy New Year。そんなわけで、年越しパーティーも無事終わり、明日1月2日からは仕事です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ミフリ 野中幾美にほんブログ村
2012年01月02日
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週末は仕事からの逃亡休暇。画像でちらっと見える息子と一緒にこんなところに行ってきました。我が家の息子、日本で言う小学6年生なんだけど、まだまだ素直に母親に付き合ってくれます。「理想の息子」までもう一歩!?さて、いったいここはどこでしょう。正解はトルコのアンタルヤ。家からクルマで30分のクンド村(村じゃないけどそういう名前の場所)。「クレムリン宮殿」という名のリゾートホテルです。ご近所だから着の身着のまま。水着だけ持って、お出かけ。1泊だけだったけど、温水プールで泳いで、オープンビュッフェの食事を食べて、飲んで、サウナとハマムは入らなかったけど、部屋のバスタブにお湯をためてゆっくり浸かって、リフレッシュしました。年末年始はこの隣の「トプカプ宮殿」という名のリゾートホテルで新年パーティーです。にほんブログ村
2011年12月21日
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ご無沙汰しています。いくつかのプロジェクトを抱えてしまって、忙しい状態である。1つ1つ片付いていってくれるものなら、区切りもあるし、それぞれに形になり、やったあ・・・っていう充実感もあるのだろうけど。終わらないからそれもない。加えて、年末なので絨毯、キリムの倉庫の整理をしているところ。今回はスタッフに任せているのだけど、撮影とデータの確認と在庫状況。パソコンへのインプット。数量が多いから、毎日100~200点やっているけど、なかなか終わらない。そうは言ってもいずれは終わるのだから、ひたすら作業を続けるだけである。せっかく写真も撮っているから、停滞し続けているホームページや、オークションにもどんどん放出しようとも思っているのだけど、その作業は残念なことに(他に日本語ができるスタッフがいないから)私のみに圧し掛かってくるので、遅遅として進まないのであるたまっていく画像とデータに頭がくらくらして、しかも店の中が絨毯、キリムでひっくり返りまくっていて、あまりにもの収集のつかなさに、いよいよ週末はリゾートホテルに逃亡計画を立てているところ・・・・。逃げたところで仕事は片付いてくれないのだけどね。というわけで走っています。(もしかして毎年同じネタ・・・?)にほんブログ村
2011年12月16日
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「イーネオヤ特別講演会-トルコの手芸文化を知る」日時:1月27日(金)午前の部 10:00-12:00 午後の部 13:30-15:30場所:都内市ヶ谷のヴォーグ学園東京校申込方法:ヴォーグ学園に直接お電話かメールにて。11月5日発売の「毛糸だま2011年冬号」に上記講演会のお知らせ記事が掲載されています。10年間以上、撮りためた村の手芸関連の画像やイーネオヤの現場報告をさせていただきたいと思っています。またイーネオヤ、オスマン刺繍、衣装などの個人コレクションの展示もします。現物をお手にとってご覧いただけるチャンスです。一部は販売もいたしますので、講演+お買い物を楽しんでいただけます。お申込みはヴォーグ学園東京校に直接お願いいたします。以下、募集要項のページにリンクしております。主催:「ヴォーグ学園東京校」の部分をクリックすると連絡先などのページが表示されます。「イーネオヤ特別講演会-トルコの手芸文化を知る」イーネオヤはもちろん、トルコの伝統手工芸に興味のある方、トルコの村の生活をご覧になりたい方、いろんな枠を取り除いて、みなさまのお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村
2011年11月10日
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11月6日(日)のお昼から9日(水)まで犠牲祭のお休みです。実質5日(土)から学校、官公庁も連休になりますので、弊社も同期間お休みさせていただいています。で、その間、お店でできることがありませんので、延期され続けてなかなか出かけることができなかったガイドブックの取材旅行のためエーゲ海方面に来ています。お天気に恵まれ、青空と半袖で過ごしています。宿泊先のホテルでは屋外のプールで泳げるほどです。来年の話になりますが、1月27日(金)の1日間ですが、都内・市ヶ谷のヴォーグ学園でイーネオヤ特別講演会の講師を務めさせていただくことになりました。講演のみですが、10年間以上、撮りためた村の手芸関連の画像やイーネオヤの現場報告をさせていただきたいと思っています。またイーネオヤ、オスマン刺繍、衣装などの個人コレクションの展示もします。現物をお手にとってご覧いただけるチャンスです。一部は販売もいたしますので、講演+お買い物を楽しんでいただけます。お申込みはヴォーグ学園東京校に直接お願いいたします。以下、募集要項のページにリンクしております。「イーネオヤ特別講演会-トルコの手芸文化を知る」イーネオヤはもちろん、トルコの伝統手工芸に興味のある方、トルコの村の生活をご覧になりたい方、いろんな枠を取り除いて、みなさまのお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村
2011年11月07日
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今日は新聞記者のフセインと、その記者仲間でアゼルバイジャン人の女性と、イェニキョイの馬牧場に朝食に行った。朝は寒かったのだけど、太陽が出てくると真夏の天気。長袖を着ていって、後悔した。馬牧場の朝食はおまけで、久しぶりにアイシェに会いに行くのがメインの目的であった。途中で飲みものと甘いモノをたくさん買って、アイシェの村へ。夕方からフセインの仕事があるので、あまり長居はできなかったけど、近況を報告しあい、おしゃべりをした。アイシェの織りかけの絨毯は、かれこれ3年が過ぎた。病気と忙しさ(今年、娘を嫁に出した)でとてもじゃないけど絨毯を織る時間がない、と言う。それでも村の他の織り手に手伝いが必要であれば、出かけていくが、体力的な問題もあるだろうが、自分の絨毯を織る気力がないようである。よく絨毯、キリムの織り手から、一度手をとめてしまうと、その続きをやる気がしなくなる、という話を聞く。気持ち的にはよくわかる。オーダーで締め切りが決まっているのと違って、自分のために織るものは続けて一気に終わらせないと、なかなか進まない。ところでアイシェの絨毯に使われている糸は、手で紡いだキリマン糸を村で自分たちで全て天然素材で染めたものである。糸染め作業は昔に比べて頻繁に行われなくなったので、最後の糸染めは一緒にやった。還元インディゴ以外は、村近郊の山や村内で自分たちで集めて乾燥させて準備した。黄色はエゼンテレと玉ねぎの皮、薄いサーモン色はピュレンオトにレモンの皮、濃い赤はピュレンオトの残り汁に赤いザクロの皮、薄い黄土色はアーモンドの殻、濃い黄土色は胡桃の殻、青はインディゴ、緑は黄色に染めた上に青をかけたもの。染めた後は四十の瞳と呼ばれる場所にある豊富な湧水の池で洗ったっけ。現在のトルコの草木染め糸は、通常、専門の染色工房で職人さんの手によって行われているものが、かろうじて残っているぐらい。それだってどこの工房が稼働しているか、数えられるほとである。アイシェとやった草木染めの作業も、「昔は一緒に草木染めしたよね」という想い出話になるのも時間の問題。いやすでになってしまっているのかも・・・。大きな釜を屋外で火にくべたり、乾燥させた素材を糸と一緒に煮込んだり、大量の媒染剤を入れたり、湧き水で糸を濯いだり・・・・・そういう光景ももう見られないのだろうか。にほんブログ村
2011年10月30日
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今日は朝から出かけていて、地震のニュースも、実は夕方になって帰宅してテレビをつけて初めて知った。地震と聞くと、どうしても今年の東北沖地震のことが頭によぎる。同じトルコにいても、震源地であるワン・エルジシュと、私が住むアンタルヤは1000km以上離れているから揺れも感じなかったし、地震が起きたことすら外出中は誰の口からも聞かなかった。発生から4時間も経ってからテレビのニュースで知り、私よりも日本の友人、知り合いたちの方が敏感に反応したようである。私がテレビのニュースで知る以前に、日本の取引先やお客さんからすぐに「トルコで大地震があったようですが大丈夫ですか」とのメールが来ていたし、帰宅したとたん、日本の新聞社の記者さんから取材の電話が入った。事情は私もよくわからなかったので、テレビのニュースで流れていることを話しただけであるが、外が暗くなり、またトルコの地震ではまず建物の崩壊の被害が大きいので、ガレキの下に埋もれたままの人たちの救助は時間との戦いであろうことは想像がつく。被災地域の知り合いをすぐに頭に浮かべたが、直接的な知り合いはいないが、友人の家族がいる。また絨毯屋関連ではワン出身の人も少なくないので、その家族・親戚の無事が心配される。19時のニュースではワンで15人、エルジシュで59人の死者が確認されたとの発表であったが、被害者数はさらに増えることだろう。今回はたまたま私たちの周辺に被害はないが、トルコはどこで大地震が起きても不思議ではない国である。トルコに暮らす私にとっても他人ごとではない。また現地の人たちのことを考えると、日本の震災時に見た映像と重なって、心が痛む。亡くなった方たちのご冥福を祈ると同時に、一人でも多くの人が助かることを、またその後の生活の不安が可能な限り少ない状況になることを、祈らずにはいられない。
2011年10月23日
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天気同様、嵐の1週間が終わった。仕事の区切りが見えてきたので、久しぶりの土曜日休み。都合上、オープンにできな仕事が多いので、ブログに書けないけど、来週は本の仕事でエーゲ海地方と地中海地方出張あり。地中海地方はクルマで3、4時間のところだから日帰り可能だけど、エーゲ海はどんなにすっ飛ばしても最低1泊しないと無理かな・・・。このところ天気が不安定。写真撮りがあるから天気予報とにらめっこ。私、かなり疲れています。そんなときには心癒されるものを・・・・。シルク糸で作られたアイドゥンオヤ独特のカーネション。色味といい、重厚で品がある。1930-40年代。こちらもシルク糸で作られたアイドゥンオヤ。花の名前は忘れたけど、つぼみがあり、花の色もピンク系で可愛らしい。1940-50年代。もうすぐ告知がでると思うけど、来年1月下旬にこれらの古いイーネオヤを実際に手に取って見ていただける、(しかも手に入れられるかもしれないという)イベント? が都内であります。メインのイベントは別ですが、やっぱり現物見て、お買い物できないと楽しくないですよね。にほんブログ村
2011年10月15日
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イズミール方面に急ぎの仕事があり、朝5時起きで弊社スタッフのジヤとジェンギズを家から拾ってクルマを飛ばした。今回の出張のキーワードは「スーツと水着」である。アンタルヤからデニズリへの山間ルートは工事がほぼ終了して、さらに快適で短縮された道路になっていた。以前のようにクネクネの細い道で苦労することも全くなく、見える景色もかなり変わり、とても同じルートとは思えないほどである。その代わり、おなじみのアンタルヤ高原の遊牧民のテントやヤギの群れとは離れてしまったけど、時は金なり、急ぎの用事の移動では本当に助かる。時間の余裕があるから、途中のガソリンスタンドでおやつを食べる暇もある。さて、用事が終わって、戻る途中、そう言えばオヤパザール(オヤ市)の日である、と思いだして、寄り道をした。行くたびに古いシルクのイーネオヤがないのが目について、ここのオヤパザールとは遠ざかっていたが、始めからないものだと思って行けば、それなりに楽しいところである。とりあえずイーネオヤに囲まれて記念撮影。頭にイーネオヤの髪飾りもついている。それにしても何もない、欲しいものが何もないというのは寂しい限りである。でもせっかく来たのでイーネオヤをやっていたお年寄りに、昔の糸の話とか、染色の話とか、疑問に思っていたことを取材する。素材の有無がそれぞれの土地のイーネオヤ文化に影響を与えたのは確かである。ここで知り合いにあったので、以前から話題に上っていた名物料理をごちそうしてもらった。「カトゥメル」っていうものだけど、アンタルヤから来たジヤたちの頭に浮かぶのは「ぐるぐる巻きのデニッシュみたいなパンの間に甘かったり、甘くないゴマペーストが入っているもの」。ご飯も食べてないのに甘いパンは食えないよ~とブツブツ。でもこの土地の「カトゥメル」は、アンタルヤの「セルプメボレイ」のように生地を作り、それをバルケシール名物「チーボレイ」のように油で揚げるというもの。そして最後に、すりおろしたチーズを山のようにかけて出来上がり。皮が薄いので、思ったよりはくどくない。でもいっぱい残してしまった。特徴と言えば具の基本が玉子だということ。それにダブル玉子、ひき肉、チーズ、ソーセージ、サラミなどをお好みで加えることができる。夕方近くになって、ついでにナーリン職人と、フェルト職人のところも寄ろうと思ったけど、移動がまだ長いから、ダイレクトにカラハユットに向かうことにした。カラハユットはイズミールからの帰りに、アンタルヤまで帰るのが面倒なときに、温泉ホテルに泊まっていくところである。もっとわかりやすくいえば石灰棚のある「パムッカレ」の隣で、トルコ人の老人たちが集まる温泉保養の安いペンションがある地区と、ツアー客が宿泊する星付きホテルがあるところである。温泉に入れるのがいいのであるが、どんな高級ホテルでも食事がまずく、サービスが悪いのが難点である。今回は定宿ではなく、二度目の某ホテルのスゥートを2部屋取って泊まった。ジヤとジェンギズ、男同士でダブルベットだけど、兄弟だから気にしないんだって。食事は形だけオープンビュッフェだけど、ホテルの規模と宿泊数を考えると、実にお粗末で食べるものがない。観光牧場やミニシティーの朝食ブッフェよりかなり落ちる。ツアー客が多いからこうなっちゃうのかなあ・・・と思った。驚いたのはミニ冷蔵庫の中の缶コーラが9TLもすること。空港価格6TLを抜いて、イスタンブルのトプカプ宮殿のカフェテリアと並んでトルコでもトップに立てる価格である。(缶コーラはマーケットで高くて1.5TLで)これに比べたらアンタルヤ・クンド村のリゾートホテルがどんなに安くてサービスがよいことか・・・。クンド村のホテルの食事に文句は言っちゃいけない。画像を見れば、どこのホテルか一目瞭然・・・・・なので画像を載せないことにした。ツアー客がほとんどなので、彼らが出発した後、誰もいない屋外温泉で疲れを癒すミフリ社長。ジェンギズと息子も温泉で大はしゃぎ。ジヤは部屋から出ずにテレビでアニメを見ていたらしい。温泉で疲れを落としてきたつもりだったけど、前日から短期間に大移動をしたので、アンタルヤに戻ったら、動けないほど疲れていた。にほんブログ村
2011年10月03日
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日本企業のアテンドが急に入って、一人でイスタンブルに飛んだ。朝6時に家を出てアンタルヤの空港へ行き、7:15発のフライトでちょっと遅れて8:30頃イスタンブルの空港に到着。ポシェット下げての手ぶら旅行なので、空港バスに乗ろうと思ったら待ち時間がずいぶあるし、タクシーで行くには早く着き過ぎてしまうので、メトロで行くことにした。今日は学校の始業の日なのでお昼過ぎまで公共の交通は無料。メトロで6駅、トラムバイで15駅、約45分でスルタナフメット駅に着く。そこから待ち合わせのホテルを探してクライアントと合流。近くのカフェで打ち合わせをしてアジアサイドに行く。トラムバイと船でウシュクダルへ渡り、そこからタクシー利用。(写真は先週の日帰りイスタンブルのもの。今回は一人だから写真撮ってもらえないもんね)用事が終わって、同じ道のりでスルタナフメットに戻る。遅いランチをとり、面談の相手の都合とこちらの事情で2件目はキャンセルし、お仕事終了。アンタルヤへ戻るフライトを念のため、一番遅い便をとってあったのだけど、1、2時間早く終わったので少しお散歩をして、ゆっくり空港へ向かった。荷物がないし、インターネットチェックインも済ませていたので、発券も機械にメンバーズカードを通すだけ。プリントされたチケットが出てくる。時間まで空港内のスターバックスで市場より高めのコーヒーを飲みながらくつろいで、それから間もなく、搭乗案内。待合室にいたら、アンタルヤのカレイチの絨毯屋の知り合いが声をかけてきた。彼も9時台の飛行機でアンタルヤを発ち、日帰りでイスタンブル。シルクカーペットの問屋を回っていたと言っていた。私にも探りを入れるけど、私は全く別の商用だもんね。21:50発でアンタルヤの空港の出口に出られたのが23:00.お迎えのクルマに来てもらっていたので家に直行。それからいくつかインターネット上のトラブル解決に電話局と銀行などのお客様サービスに電話を何度もかけて、気がついたら深夜2時過ぎ。ああ、疲れているし、もう寝なきゃ・・・と、今日も1日が終わる。お疲れ様・・・。にほんブログ村
2011年09月20日
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週末は3日間だけなんだけど、アンタルヤ郊外の新しく開発が始まっているリゾート地区の5つ星ホテルに休暇に出かけた。アンタルヤに住んでいるおかげで、リゾートホテルの恩恵は受けるが、いつもはオフシーズンの安い時期のみで、ビーチも屋外プールも無縁である。今回は一度ぐらい地中海に浸かろうと、オンシーズンギリギリに出かけて行った。連日37~40℃で、プール三昧、海三昧・・・って予定だったけど、やっぱり仕事したし、ちょっと泳いだだけであとは疲れて昼寝三昧。明日は日本企業のアテンドでまた日帰りでイスタンブル。今度はアジアサイド。にほんブログ村
2011年09月18日
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アンタルヤ在住の日本人のお友達と日帰りイスタンブル旅行をしてきた。本当は13時ごろ着いて、20時ごろアンタルヤへ戻るため空港に向かう予定にしていたのだけど、いろいろ、いろいろあって、早朝便にした。タキシム広場のカフェで朝食をとり、お昼に日本から来ていたお友達とスルタンアフメットでお茶をし、午後便で日本から来たお友達とタキシム名物(らしい)ウスラック・ハンブルゲル(濡れハンバーガーとでも訳しましょうか)をエジプシャンバザールの前で歩き食いして、夕食はmadamkaseさんを囲んでキべレホテルでお食事会。って食っているだけか・・・・と思われるでしょうが、目的の用事はそれぞれ済ませて、家に戻ったらぐったり。飛行機は往復ともに涎を垂らしながら爆睡。どこへ行っても人も多いし、活気がある、イスタンブル。にほんブログ村
2011年09月15日
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私の個人コレクションは多岐に渡りすぎて、自分でもどういう指針で集めているのかわからなくなることがある。アンティークキリムアンティークのキリム小物、生活用品(これも分類すると数え切れない)伝統靴下民族帽イーネオヤ関連オスマン刺繍手織り布スザーニアンティークシルバー古文書、などなど。絨毯は使うのは好きだから、各地方のちょっといい目の実用できるタイプはたくさん持っているけど、コレクションはあまり考えていない。でもときどき私のツボにはまるものがあり、それを集めている。集める絨毯に関しては古さや染め方法にはこだわらないけど、糸はキリマンものが基本。年代ものにこしたことはないけど、ただツボにはまるものは必ずしも骨董とは限らない。お値段もそこそこ、私でも簡単に手に入れられる。そのひとつに私が「ウザイル・ハル」と呼んでいるものがある。直訳すると「宇宙人の絨毯」である。例えばコレ。ロケットみたいでしょ?宇宙人の乗っている宇宙船とか。どこかの星の人とか・・・。祈祷用の絨毯によくあるミフラップ柄であるのだけど、そのミフラップ柄の中でも、私には宇宙人とか宇宙ロケットが描かれているように思えて仕方がないものがある。これらを見ると無条件に手に入れたくなるのである。あれっ? 以前にも同じようなことをブログに書いたかもしれない・・・なんて思ったのだけど、ウザイル・ハルはもちろんこれ以外にもいくつか持っている。ミフラップとはイスラム寺院の中にあるメッカの方向を示すくぼみである。先が尖がっていて縦長の形をしている。イスラムは偶像崇拝が禁じられているので、偶像や写真にではなく、そのくぼみに向かってお祈りする。それが絨毯やキリムにも描かれる。ミフラップであるけれど、モスクやミナーレット自体を表現したり、モスク内部を意味していることもある。モスク内部にあるシャンデリアは特によく描かれたりもする。横長に見たとき、シンメトリーにならないのと、宗教色が強いため、インテリアとして考えると好まれないことが多いのだけど、コレクションするとなると別である。実際、ミフラップ柄に魅かれて集めているコレクターもたくさんいる。私はミフラップものを選んで集めてはいないが、ミフラップものでも「隠れミフラップ」とか「他宗教が混ざっているミフラップ」とか、変なものは大好きである。とくに宇宙人ものは大々大好きである。・・・って別に宇宙人が作っているわけじゃないけど。画像のものはトルコの東部、カルスの糸質と配色、織りの特徴に近いものを持っているけど、織り手はアルメニア系。昨日からスタッフ+ヘルプで構えて準備していた荷物が、今日の出荷になんとか間に合った。テキスタイルの輸出なんだけど450kg分で、でも数量というよりも時間がない中での作業なのが問題であった。問題の発生場所は、弊社じゃなくて、イスタンブルの大企業様。プロフォルマもインボイスも発送もゆっくりでしかもトラブルがあって、その訂正のやり取りで予定より3週間ほど遅れてくれた。途中に9日間の連休もあったし・・・。やっと送ってもらえることになって、昨日は早朝から荷物の到着を待っていた。運送会社の支所に何度も電話して、使えるコネも使いまくって、順番を先にしてもらったにも関わらず、弊社への到着が昨日の夜18時になってしまった。しかも相手の勘違いで受け取りができないというトラブル。こちらに責任を押し付けようというイスタンブルの大企業様相手に、前回はもう面倒だと自腹を切ったけど、今回は絶対自分が正しいと自信のあるミフリ社長は、数々の証拠をつきつけて、最後は認めさせた。でもなんか時間の無駄・・・・。開封、検品、再び梱包、リスト製作、インボイス計算と製作。いつもタッグを組んでいる通関業者と輸送会社の連携がなかったら、絶対間に合わなかった。「間に合わないよ」と月曜日出荷にしようと企むスタッフ二人を相手に、「ダメダメ、絶対明日出荷する」と引かない私。残業と早朝出勤をして、今朝は9時に書類を届けて通関手続きに間に合わせた。それからナイロンで箱をぐるぐる巻きにして、クルマの手配をして、空港まで運び、前に巨大トラックがあって待たされたけど、積載にもギリギリ間に合った。ああ、よかった・・・・とホッとして、脱力していたら、FAXで届いたAWBとインボイス記載の運賃額に差がある。帰ろうとするスタッフを引きとめて、そこから通関と、休暇中の会計士をたたき起こして訂正作業。弊社のミスじゃなくてユーロとドルを取り間違えた通関業者のミスなんだけどね。ミスは私も全くやらないわけじゃないから、大きな口は聞けないけど、ミスが問題なんじゃなくて、ミスをした後の早めの対応と処理が大切。スムーズに一回で終わらないのがトルコ式。それでもなんとかなっているのでよしとしましょう。来週は某地方でミフリ社長の大オペレーション(手術じゃないですよ~。ミッションと言った方がいいですかね?)がある。失敗は許されない、緊張・・・・でもお陰さまでそれとは無関係に、会いたかった人たちに偶然にも会えるというおまけつきになったので、こちらもよし、である。にほんブログ村
2011年09月09日
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断食の月が終わり、今週の月曜日の正午から木曜日までの3日半、公休の断食明けの祝日である。ラマザンバイラムと言う。今年は月曜日の午前中、金曜日が間に挟まって、それも公休にしてしまい、実質、先週の土曜日から今週の日曜日までの9連休になった。この連休、直前にならないと決定されない。9連休になるだろうの予測をしながら、ならない場合もあるので連休に旅行に出かける予定を組んでしまった人たちはヤキモキさせられることになる。さて、この9連休、いったい誰が9連休になるかというと官公庁、大手企業などである。公務員は基本的に9連休の恩恵を受けるわけであるが、8月30日はトルコの祝日とも重なって一部公務員は出勤してたみたいだし、お休み事情はそれぞれのようである。まず私にとって身近なところで、輸出関係。出荷予定があったのだけどアンタルヤの通関業者の多くは9連休に入るし、動いているところもあるけど荷物送れないと思った方がいいよ・・・って言われた。それじゃうちだけじゃなく、トルコ全体が困るでしょ・・・と思ったのだけど・・・。通関は休日出勤の職員がいる。でも、慣例でこの時期は実質輸出手続きできなかったり、休日出勤の職員に「何で休みなのにオレを働かせているんだ」と荷物検査が異常に厳しくなるのが常らしい。だから無理あがきせず、休んでおけ、ってことなんだって。いつもなら閉じてそのまま通すだけの荷物も、一々開けさせられて数量まで数えさせられたり、書類に問題なくとも、やたら面倒になってしまうそうだ。それから郵便局。国外だけでなく国内の郵便が9日間も配達されないと荷物が溜まっちゃって大変だよね・・・。って聞きに行ったら、月曜日の午前中と金曜日は営業日で、カレンダー通りの3日半のお休み。あとショッピングセンター。こちらも稼ぎ時だから休んでなんていられないよね。火曜日の初日だけ半日休んで、午後から営業なんてところがほとんど。マックや一部の飲食店はもちろん365日オープンだし。なんといっても一番問題は弊社の取引先。イスタンブルの大手企業との取引は9日間ストップである。支払いも納品も連絡もなんにもできない状態である。そういう弊社はどうか・・・というと、ミフリ社長の決断は大手企業なみに基本9連休・・・だったんだけど、実際には休んでいられるほど余裕がないので、土曜日は全員出勤、月曜日は社長とスタッフ1名出勤、火曜日から木曜日まで仕方がないのでお休み、金曜日も社長とスタッフ1名出勤の予定。リゾートホテルでの豪華な休暇も、予約取り損ねて夢で終わったし。家とその付近でウロウロしていると思うので、店はお休み中ですが、出荷以外はなんでもお申し付けください。ではみなさま、イイ・バイラムラル~!!にほんブログ村
2011年08月30日
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イーネオヤで作られたパラケセ。パラケセって直訳すると「お金袋」なんだけど、「財布」でもある。でも「財布」というより「お金袋」の方がニュアンス近いかも。博物館の民族関連のコーナーで見かけると、金貨をしまっておいたり、貴金属を保管するための入れ物みたい。現代では結婚披露宴のときに、花婿、花嫁に金貨やお金をお祝いとして付けるのだけど、あとでそれらを保管するための布の袋がある。それもパラケセと言う。用途としては現代ものも古いものも同じと思っていい。面白いのが、昔はこれらのパラケセは花婿さんに持たせたということ。結婚式で集めた金貨などは旦那さんが管理したわけ。それが現代の結婚式ではパラケセ(ドレスとお揃いの白い袋)は花嫁さんの持ち物。実際、もらった金貨や金の腕輪などは花嫁さんが自分のものとして管理している家庭が多いと思う。う~ん、トルコも嫁の尻に敷かれる旦那が増えているってこと・・・・!?オデミシュ、アイドゥン近郊の長持ちをお願いしてお願いして開けさせてもらって見つけたもの。シルク糸で編まれたイーネオヤパラケセである。これ以外にも20点ほどある。それらはHPの方に近々掲載するので、そちらでご鑑賞を。パラケセと言えば、セットで小ぶりの印鑑入れ、四角のタバコケース入れ、そして丸型の懐中時計入れと出てくる。残念ながらそれぞれバラバラになってしまっているので、古いものでセットで出るのはとっても稀な話であるが、バラなら4種見つかる。上の画像は懐中時計入れ。丸型が可愛いね。実は私のコレクションに星型もある、いいでしょ・・・へへへ。にほんブログ村
2011年08月22日
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アイドゥンのイーネオヤを新たに何枚か手に入れた。そのアップ画像。たぶん、もうイーネオヤは追いかけないと思う。これで最後。いつもそう思うけど、まあそうはならないものなのだけど・・・・。にほんブログ村
2011年08月10日
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アンタルヤに戻ってきて、留守中にたまっていた仕事に追われていたが、その合間をぬって、「これ」を手に入れるために飛んでいった。オデミシュのオリジナルのエフェの帽子である。地元の新しくできた民族博物館との奪い合いになるところを、寸前で入手した。オヤやヤズマから見ると古くて1950-60年代だと思われる。ただ後から作られたものではなく、実際に所有者がいたもので、ヤズマの巻き方も何枚も重なっていてオリジナリティがあり、素敵である。オヤはイーネオヤ数種の他に、クマシュオヤ(その形からマントゥオヤ)でしかもシガラオヤ(タバコの銀紙を使うところからタバコオヤ)になっているものが入っている。週末でお店に来ていたイルファンに被ってもらった。トルコ人の小ぶりの頭にはよく似合う。いつものように気になる方はミフリ社長へご連絡くださ~い。※お嫁入り先が決まりました。ありがとうございました。にほんブログ村
2011年08月06日
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日本での展示会、その他のお仕事を終えて、1か月ぶりにアンタルヤに戻ってきた。プライベートブログは何とか続けているが、こちらのお仕事ブログは写真の整理がつかなくて遅れがちである。日本からの帰路は待ち時間との戦い(?)であった。フライト時間そのものよりも、経由地とイスタンブルでの待ち時間で疲れてしまった。地方都市在住の弱みはここである。イスタンブルからさらに飛行機に乗らなければならない。時間こそ1時間だけど、国際線からの乗り継ぎであるリスクを考慮してギリギリのフライトは取れないので、どうしてもイスタンブル到着後、3、4時間後のフライトを選択する。早めのフライトに切り替えたいと思っても、夏である。アンタルヤ行きはどれも満席、変更もできない、待つしかないのである。トルコ航空でアンタルヤまで取れば、イスタンブルのトランジットのみで当日着と大変便利であるが、トルコで購入するトルコ航空はキャンペーンでもない限り、高級過ぎて家族・スタッフ揃って帰国する私には買えないのである。でもいつかトルコ航空で行き来できるようになりたい・・・・・。老体には飛行機に乗るだけでもつらいのである。戻ってきてみたら、想定外の仕事がたまっていて、その処理に追われている。休むどころか、到着のその夜から仕事。翌朝も普通に出勤、夜遅くまで仕事。週末はなんとか休むつもりでいるが、それも仕事が終わったらの話。断食月に入って、断食の最後の連休に向けて、帰省やお客を迎える用意などでお金が必要なのだろう、私の帰りを待っていましたとばかりに、一般市民のキリム、絨毯、オヤなどの持ちこみが続いている。数は多いが、購入してあげられるようなものは今のところないのが残念である。忙しい、忙しいとグチになってしまったが、なんとか乗り越えていきたい。地中海を目の前にして生活しているのに、泳ぎに行く機会はほとんどない。今年はそれでもなんとか海に入りに行こうと頭では考えているのだが・・・・。にほんブログ村
2011年08月04日
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清澄白河の清澄アートギャラリーさんで開催した、12日間にわたる今年のミフリの展示会が無事終了いたしました。初めての場所で、初めての12日間の展示会。忙しい中、イーネオヤの体験会の講師を引き受けてくださったオヤの会の小島優子先生、ポスター製作、インターネットでの宣伝などいろいろお気遣いくださったギャラリーの栗田社長、遠くから来てくださったお友達、古くからのお客さま、お手伝いに来てくれたお友達、お仕事関係、トルコ関係、新しく知り合ったみなさま・・・・心から感謝いたします。ありがとうございました。新しいお仕事もいただき、来年もできることから頑張りたいと思います。またトルコを留守にしておりますため、トルコでのお仕事で、ご連絡や手配で遅れて、ご迷惑をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます。8月上旬には通常営業をしておりますので、そのころまでにはお返事なども間に合わせるよう努力いたしますので、もう少々お待ちくださいませ。またメールのお返事も遅れていて、申し訳ございません。目は通しておりますので、トルコに戻り次第、お返事させていただきます。みなさまお世話になりました。今年もお会いできてうれしかったです。次回お会いできるまでどうぞお元気で。お仕事はあと数件で終ります。その後は家族とスタッフと小旅行をしてからトルコに戻ります。ミフリ 野中幾美
2011年07月20日
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展示会も今日を含めて残り3日間になりました。12日間は長いです。でもギャラリーが快適で、居心地もよく、ここに通うのは楽しいです。最終日の17日(日)はあと片付けがありますので、17時までです。では土曜日、日曜日は最終処分の値引きありです。みなさまのお越しをお待ちしております。ミフリ 野中幾美
2011年07月15日
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暑い日が続きます。展示会場がエアコンが効いているので、それが救いです。さて、オヤの会の小島優子先生によるイーネオヤ体験会、無事に終了いたしました。初めてイーネオヤにチャレンジされた方たちも、最初は苦心しながらも、モチーフを完成されていました。2時間半、あっと言う間でしたね。みなさまお疲れ様でした。展示会も12日間中5日間が過ぎましたが、イーネオヤアクセサリー、イーネオヤスカーフはだいぶ減りました。こんなことならもっと持ってきてもよかったなあ・・・・と思ったりもしました。手ぶらでトルコへ帰るのが目標ですから、展示会の最後の週末はもちろん値引きあり・・・・です。安い価格を設定しておりますが、さらにお安くしたいと思います。現物を手にとってお選びになりたい方はどうぞお見逃しなく。また見つからないものにつきましては、ぜひぜひミフリ社長にオーダーしていってください。展示会場、キリム、絨毯という展示内容の都合上、広いところを探していままで開催してきましたが、清澄アートギャラリーさんぐらいの広さもいいですね。キリム、絨毯をたくさん展示できない、持ち込めないマイナス点はあるにしても、来てくださった方と物理的な距離が近いのでお話しやすいです。駅から迷われている方もいますので、もう一度、詳しい来方をレポートします。東京メトロ半蔵門線、都営線大江戸線の「清澄白河」駅で下車します。A3の出口から地上に出てください。階段を上がると目の前に地図があります。その通りを左に進みます。2つ目の信号を越え、2つ目の路地を左に入ります。路地の入り口に看板を出してあります。川を越えたら行き過ぎですのでご注意ください。10m先の左手の角にギャラリーがあります。大通りの反対側には清澄庭園があります。入場料150円。大きな池があって、鯉や亀などがいて、楽しそうです。また江戸資料館や現代美術館、レトロなお店やカフェなども近所にありますので、ちょっとお散歩されるのもいいですね。ではでは、みなさん、暑い日が続くようですが、お身体に気をつけてください。7月17日(日)まで清澄アートギャラリーでお待ちしております。
2011年07月10日
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清澄アートギャラリーに準備のため、行ってきました。下町の住宅街の中にあります。静かで落ち着きます。小さいところですが、エアコンもしっかり効いていますので、涼みにいらしてください。駅からの行き方をレポートします。清澄白河駅のA3出口から地上に出ます。左に歩いていきます。信号のある交差点を2つ過ぎ、そこから2つめの路地を左に曲がります。10m先の左角にギャラリーがあります。担当の栗田さんはとても細やかに気を遣ってくださる方で、初対面なのにとても身近に感じました。なんと私たちのためにトルコ国旗を探して、ギャラリーに飾ってくれていました。アート関連のサイトにも情報を更新したり、ポスターまで用意してくださっていました。ありがたいことです。人通りの多いところではありませんが、ほんわかとした地区です。周囲には見所もたくさんあるようです。準備は時間までに終らず、明日少し早めに行って続きをする予定です。ではみなさま、お会いできるのを楽しみにお待ちしております。ミフリの夏の展示会のお知らせ日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分
2011年07月05日
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半年ぶりの日本。1日目は都内でお仕事の打ち合わせ。2日目は都内でお友達のお友達の講演会があったので初めてですが参加してきました。明日は展示会の準備と発送。明後日は私用で千葉にお出かけ。明々後日は会場準備で14:00~18:00の間、清澄アートギャラリーにいます。7月6日(水)はいよいよ展示会の初日ですが、「特別なもの」は早くなくなるかもしれませんのでお早めのお越しをお待ちしております。5日に下見を兼ねてお手伝いに来てくださるのも大歓迎です。ミフリの夏の展示会のお知らせ日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分オヤの会講師:小島優子先生によるイーネオヤの体験会の内容が決まりましたのでお知らせいたします。「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員7月8日(金) さくらんぼ 難易度★7月9日(土)アーモンド 難易度★★7月10日(日)サルマシュック 難易度★★★毎日、難易度により異なるお花を作りますので、集中して参加してもいいですね。申込方法:mihri@infoseek.jp メールにて参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中宛てにお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。にほんブログ村
2011年07月02日
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花婿パジャマが密かに好評なので、モチーフがさらによくわかる画像をどうぞ。裏表ではなく、2点別々のパジャマです。7月6日(水)より17日(日)までミフリのキリムとイーネオヤ展を開催いたします。ミフリの夏の展示会のお知らせ日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分オヤの会講師:小島優子先生によるイーネオヤの体験会の内容が決まりましたのでお知らせいたします。「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員7月8日(金) さくらんぼ 難易度★7月9日(土)アーモンド 難易度★★7月10日(日)サルマシュック 難易度★★★毎日、難易度により異なるお花を作りますので、集中して参加してもいいですね。申込方法:mihri@infoseek.jp メールにて参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中宛てにお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。にほんブログ村
2011年06月29日
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やりたいこと、やらなければならないこと、やるべきこと・・・・たくさんありすぎて、でも全部やるために、ちょっと忙しいこのごろ。個人所有のオスマン時代のドレスがあると聞いて飛んでいった。20~30年前に好きで集めたものだそう。そのころは手に入ったかもしれないけど、今じゃ簡単には手に入らない。シルクのベルベットに金属リボン刺繍(マラシュ刺繍)。全身に刺繍があり、重さもそれなり。レースの裾飾りも可愛らしい。19世紀中旬。こちらはベルガマのパジャマ。嫁入り道具のひとつで、この大きさだと男性用で、旦那さんになる人のために作られたもの。ベルガマと言えば紺と赤。キリムや絨毯も紺と赤。ウールの刺繍も紺と赤。中央アナトリアからブルサやバルケシールの山岳地帯や、ベルガマに移り住んだユンジュ族の嗜好からくる影響か・・・。隣にいるスタッフのジヤは花婿のパジャマを着る日を夢見る36歳、独身である。7月6日(水)より17日(日)までミフリのキリムとイーネオヤ展を開催いたします。ミフリの夏の展示会のお知らせ日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分オヤの会講師:小島優子先生によるイーネオヤの体験会の内容が決まりましたのでお知らせいたします。「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員7月8日(金) さくらんぼ 難易度★7月9日(土)アーモンド 難易度★★7月10日(日)サルマシュック 難易度★★★毎日、難易度により異なるお花を作りますので、集中して参加してもいいですね。申込方法:mihri@infoseek.jp メールにて参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中宛てにお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。にほんブログ村
2011年06月25日
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アンタルヤで初の骨董オークションがデデマンホテルで開催された。イスタンブルでは様々な団体が行っていて、今や会場は満席、会場に行かなくたって入札できるシステムになっているけど、アンタルヤでは骨董屋&コレクター協会の身内オークションぐらいしか行われていない。本格的なのは初めてである。今回、話を聞いて、さっそく駆けつけてみたけど、前宣伝が全くされていなかったので(どうやら顧客に知らせたぐらいらしい)ガラガラであった。まずは下見。出品されているものも私の興味のあるものは、私でももっといいもの持っているよ、という内容だったので見学のつもりで参加した。最初の設定価格もオークション相場から見ると高いのである。それ以外に、いいものもあるのだろうけど、知らない分野のものは怖くて手が出せないので、出さない。会場に来ていたのは8割が女性で、しかもアンタルヤの上流階級の奥様方が来ていたのと、実業家の知っている顔が数名。私みたいな汚い格好した業者はいなかった。っていうか、宣伝していないんだもん、骨董屋、誰もこないよ~。私だって、電話で連絡受けて、仕事を抜けて行ったぐらいだから予定になかったもん。それにこの価格なら上流階級のお金余っている人が何か買おうかなあ・・・って感じじゃなきゃ買えない。下見が終わると、会場の外に用意されたスナックコーナーで飲みものや軽食を食べながら、情報交換。そしてオークションが始まる。一応札もらってみたけど今回は欲しいものはなかった。でもちゃんと宣伝されるようになったら、そのうち会場もいっぱいに埋まると思う。いままでは何でもかんでも国外に売ればいいという世間の風習があったけど、これからは骨董もトルコ国内のお金持ちや趣味人を対象に考えるべきだと思っている。(お金もないのにトルコ国内のお金持ちで趣味人の仲間入りする老後を密かに夢見るミフリ社長であった・・・・)7月6日(水)より17日(日)までミフリのキリムとイーネオヤ展を開催いたします。ミフリの夏の展示会のお知らせ日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分オヤの会講師:小島優子先生によるイーネオヤの体験会の内容が決まりましたのでお知らせいたします。「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員7月8日(金) さくらんぼ 難易度★7月9日(土)アーモンド 難易度★★7月10日(日)サルマシュック 難易度★★★毎日、難易度により異なるお花を作りますので、集中して参加してもいいですね。申込方法:mihri@infoseek.jp メールにて参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中宛てにお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。イーネオヤ関連では、素敵なアンティークのパラケセ、懐中時計入れ、印鑑入れ、イーネダンテルの細かい素敵なもの、骨董アイドゥンイーネオヤの未公開ものを展示・販売予定です。テルクルマを施した花婿のハンカチ、チャルシャフ(といってもシーツじゃありません、女性が被るものです)など、古いシルク布ものなども数量限定ですがあります。それから季節外れですが、トルコの各地の伝統柄の古い手編み靴下もご覧いただけます。お買い物目的でなくても大歓迎です。これらの伝統ものはいつまで現物を手にできるかわからないものですし、現在、集めるのはとても困難なものばかりです。本物を実際に手にとってご覧いただける機会ですので、イーネオヤ、イーネダンテル、その他のトルコの伝統手芸に興味のある方、目と心を喜ばせにいらしてください。お待ちしております。で、余談なのですが・・・・・。イーネオヤ体験会3日目、10日(日)のモチーフの「サルマシュック」はトルコ語なのですが、和名を探してみると・・・・。トルコでイーネオヤのモチーフ名の調査の際に、本当に困るのが、花の名前がその地の通称であって、実際に指された花と一致していなかったり、そう呼ばれているからそう思い込んでいたり、似たような花を区別せず全てそう呼んでいたりするので、確定できないものがたくさんあることです。私も花や植物については詳しくないですが、いくらなんでも違うと思うこともあり、和訳するときに本当にそれでいいのか迷います。サルマシュックも各地でよく出てくる名前ですが、候補が「クレマチス・アーマニティ」「ナツユキカズラ(ボリゴナム・アウベルティ)」「マルバアサガオ」「ソライロアサガオ(セイヨウアサガオ)」もしくは「つるのある花」です。いずれもトルコで栽培されているか、自生しています。にほんブログ村
2011年06月16日
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7月6日(水)より17日(日)までミフリのキリムとイーネオヤ展を開催いたします。ミフリの夏の展示会のお知らせ日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分オヤの会講師:小島優子先生によるイーネオヤの体験会の内容が決まりましたのでお知らせいたします。「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員7月8日(金) さくらんぼ 難易度★7月9日(土)アーモンド 難易度★★7月10日(日)サルマシュック 難易度★★★毎日、難易度により異なるお花を作りますので、集中して参加してもいいですね。申込方法:mihri@infoseek.jp メールにて参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中宛てにお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。イーネオヤ関連では、素敵なアンティークのパラケセ、懐中時計入れ、印鑑入れ、イーネダンテルの細かい素敵なもの、骨董アイドゥンイーネオヤの未公開ものを展示・販売予定です。テルクルマを施した花婿のハンカチ、チャルシャフ(といってもシーツじゃありません、女性が被るものです)など、古いシルク布ものなども数量限定ですがあります。それから季節外れですが、トルコの各地の伝統柄の古い手編み靴下もご覧いただけます。お買い物目的でなくても大歓迎です。これらの伝統ものはいつまで現物を手にできるかわからないものですし、現在、集めるのはとても困難なものばかりです。本物を実際に手にとってご覧いただける機会ですので、イーネオヤ、イーネダンテル、その他のトルコの伝統手芸に興味のある方、目と心を喜ばせにいらしてください。お待ちしております。で、余談なのですが・・・・・。イーネオヤ体験会3日目、10日(日)のモチーフの「サルマシュック」はトルコ語なのですが、和名を探してみると・・・・。トルコでイーネオヤのモチーフ名の調査の際に、本当に困るのが、花の名前がその地の通称であって、実際に指された花と一致していなかったり、そう呼ばれているからそう思い込んでいたり、似たような花を区別せず全てそう呼んでいたりするので、確定できないものがたくさんあることです。私も花や植物については詳しくないですが、いくらなんでも違うと思うこともあり、和訳するときに本当にそれでいいのか迷います。サルマシュックも各地でよく出てくる名前ですが、候補が「クレマチス・アーマニティ」「ナツユキカズラ(ボリゴナム・アウベルティ)」「マルバアサガオ」「ソライロアサガオ(セイヨウアサガオ)」もしくは「つるのある花」です。いずれもトルコで栽培されているか、自生しています。にほんブログ村
2011年06月15日
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新聞記者のフセインが、AGC(アンタルヤ新聞記者コミュニティ)の2010年度最優秀映像賞を受賞し、その表彰式が先日、ヒルサイド・ス・ホテルで行われた。ミフリ社長は、フセインとときどきアンタルヤでの関連取材に出没したり、通訳ボランティアを務めたりしていたので、今回もおまけとして出席。どうせ選挙前のイベントだからスピーチ長くて退屈なんだろうとは思っていたけど、授賞式の後の食事会につられたのと、いつもは外から眺めるだけのヒルサイド・ス・ホテルを見学できると思ったからなんだけど・・・・・。新聞記者仲間からは「人種も国籍も違う姉弟」として知られているけど、体型だけみると間違いなく姉弟そのものです・・・・。新聞記事の社会部門、文化部門、スポーツ部門などに続き、ニュース映像部門ではただ一人の受賞者。フセインの授賞式に出席するのはこれで3回目だけど、1回目のアイシェの村でエミネおばあちゃんが水浴びする写真以外は、いったい何の記事、ニュースで受賞したのか知らない。2回目なんかシェラトンのフルコースディナーにつられて行っただけだし、今回もヒルサイド・スのお食事会だから出かけただけなので、そんなもんなのである。アンタルヤ市民講座の日本語コースの生徒の一人がヒルサイド・ス・ホテルで働いていたので、中は赤いんだよ、とは聞いていたけど、本当に赤かった。ホテルを出るとき、ちゃんと記念撮影したもんね。一応、ジャンプはやめておいたけど・・・。ミフリの夏の展示会のお知らせ日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分以下の体験会、各日、一人、二人ならまだ参加できますのでみなさまのご応募をお待ちしております。また場合によっては追加日も予定しております。「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員申込方法:mihri@infoseek.jp メールにて参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中宛てにお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。にほんブログ村
2011年06月09日
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ミフリの夏の展示会のお知らせです。テーマはまだ決めていませんが、気分的には梅雨に負けずに「華麗なる時代」です。日時:2011年7月6日(水)~17日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)場所:「清澄アートギャラリー」 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅から徒歩5分 詳細はこちら清澄アートギャラリー内容:キリム、絨毯、イーネオヤ、イーネダンテル、民族衣装、靴下、刺繍等の展示・販売。 その他、事前にご覧になりたいものをご連絡いただければ個別にお持ちします。 また会期中に、小島優子氏によるイーネオヤ体験会を開催するほか、ミニイベントを 考えています。詳細については決まり次第、お知らせいたします。お問い合わせ先:mihri@infoseek.jp(ミフリ 野中幾美)ホームページ:トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ ギャラリーのある場所は、清澄庭園、東京都現代美術館、深川不動尊、小さな画廊などが近くにあります。ふらっと遊びついでにお立ち寄りください。今回、12日間と期間を長くとりましたので、卸しのご商談、骨董の特別なお取引、トルコ手芸研修のご相談、トルコ旅行・滞在のご相談、キリム、イーネオヤなどトルコ手芸の話を聞きたい・・・等、期間中にお待ちしております。特にご商談は商品、見本などの準備の都合上、事前にご連絡いただけると助かります。現在、以下の内容で参加者を募集中です。「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員申込方法:mihri@infoseek.jp メールにて参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中宛てにお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。今回講師をしてくださる小島優子先生が指導されているイーネオヤ教室は以下の通りです。現在、東京と京都で継続的に開催されています。興味がある方は直接問い合わせしてみてください。■ オヤの会 イーネオヤ教室 ■縫い針1本で作るトルコのレース、イーネオヤとイーネダンテル専門の教室です。初心者の方から丁寧にご指導します。東京【越前屋】(東京都中央区京橋1-1-6)・第1木曜(9:45~12:45)・第1木曜(13:30~16:30)・第1土曜(13:00~15:30)お問い合わせ先 小島優子 e-mail yunnta@u01.gate01.com東京【自由が丘産経学園】(東京都目黒区自由が丘1-30-3 自由が丘東急ビル5階)・第1火曜(18:30~20:30)・第1土曜(17:00~19:00)お問い合わせ先 自由が丘産経学園 Tel 03-3718-4660 e-mail jiyugaoka@sankeigakuen.co.jp京都【日本トルコ文化協会】(京都市中京区室町通錦小路上ル 三洋室町ビル505)・第3水曜日(13:30~16:00)お問い合わせ先 日本トルコ文化協会 Tel 075-255-7530 e-mail nitto@silk.plala.or.jpにほんブログ村
2011年05月27日
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手作業のローズオイルの抽出法であるが、この鳥頭型の釜をにバラの花とたっぷりの水を入れる。分量は決まっていて、事細かく教えてもらったのが、いつものように書いたメモが見当たらないので省略する。(ミフリ社長はだらしがないので、こういう時に気が利いて、細かい作業が苦にならないアシスタントが必要なんだって・・・)でも分量って言ったって、絨毯やキリム糸の草木染めを村でやるときと同じで、昔の水保管容器に3杯とか、頭の周囲と同じ長さに揃えるとか、具体的な数値は自分で計算しないといけない。そして釜を火にくべ、約2時間煮る。その際に、この鳥頭のくちばし部分に管をつなぎ、その管部分を水槽の水の中に通るようにして、水槽の外部に繋がる口に容器を用意する。この水槽は20年ぐらい前の手作業で行う最後の時期に、この地区で共同で使ったものとのこと。新しく作られたものなのであまり雰囲気ないけど、この中に水を流し、蒸気を冷やすことで水滴にする。その水滴を容器にためる。そうすると油部分は上に浮かび、下に水がたまる。そして抽出されたローズオイルを保管するガラス瓶。蓋は布を巻いた手作り。瓶も昔の手作りガラス。とっても素敵で欲しかったのだけど、「これちょうだい!?」と言うのはあと数回通ってから・・・・。最後に釜に残った、すっかり油を取られて変色したバラの花を取りだす。取っ手が縦に二つついているのはそのためである。考えれば当たり前のことのようだけど、実際に作業を見ないとピンとこないこともある。ミフリからのお知らせイーネオヤ体験会に参加しませんか?「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00場所:清澄アートギャラリー 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅より徒歩5分持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員参加を希望される方は、参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中までメール(mihri@infoseek.jp)でお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。ミフリの展示会期間中になります。古いイーネオヤやイーネダンテル、民族衣装、その他トルコの手工芸品を展示、販売もしておりますので、貴重な手工芸品を実際にお手にとってご覧いただけます。みなさまの参加をお待ちしております。また今回講師をしてくださる小島優子先生のイーネオヤ教室は以下の通りです。現在、東京と京都で継続的に開催されています。興味がある方は直接問い合わせしてみてください。■ オヤの会 イーネオヤ教室 ■縫い針1本で作るトルコのレース、イーネオヤとイーネダンテル専門の教室です。初心者の方から丁寧にご指導します。東京【越前屋】(東京都中央区京橋1-1-6)・第1木曜(9:45~12:45)・第1木曜(13:30~16:30)・第1土曜(13:00~15:30)お問い合わせ先 小島優子 e-mail yunnta@u01.gate01.com東京【自由が丘産経学園】(東京都目黒区自由が丘1-30-3 自由が丘東急ビル5階)・第1火曜(18:30~20:30)・第1土曜(17:00~19:00)お問い合わせ先 自由が丘産経学園 Tel 03-3718-4660 e-mail jiyugaoka@sankeigakuen.co.jp京都【日本トルコ文化協会】(京都市中京区室町通錦小路上ル 三洋室町ビル505)・第3水曜日(13:30~16:00)お問い合わせ先 日本トルコ文化協会 Tel 075-255-7530 e-mail nitto@silk.plala.or.jpにほんブログ村
2011年05月26日
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というわけで、バラ工場のローズオイルの製造過程をお勉強。このバラ工場では無農薬、有機肥料のバラのみを使って、オイルを抽出している。ドイツの業者が独占権を持っていて、厳しい条件のもとに検査を重ね、オーガニックのピュアローズオイルを生産しているのである。大量のバラから抽出されるオイルはほんのわずかで、取引価格はバラ組合により毎年決定されるが、オーガニックの場合はバラ栽培から困難なので1kg5000~6000ユーロだそう。オーガニックでないものはもっと安くなる。もうひとつの製造品が濃縮ローズオイル(固形ローズオイル)。こちらは主にアルコール類を使用し、完全にクローズされた機械での生産。化粧品、石鹸などに使われるクリーム状の原料である。価格もピュアものに比べたら10分の1程度。バラ工場の社長さんと担当スタッフと記念撮影。・・・・・で社長さんに質問。ここから先がミフリ社長にとっての本題である。ミフリ社長「今はこれらの過程を機械で全て行っているけど、機械がない時代はどうやって作っていたのですか?」バラ工場の社長さん「薪を使って釜を火にかけてひたすら煮たんだよ。親父はずっとそうやっていたし、私も若いころは親父を手伝って全て手作業でやっていたんだよ」ミフリ社長「釜? 釜ってよくある広口の普通の釜ですか? それとも特殊な釜ですか?」バラ工場の社長さん「アポロ型の円錐形で口がついているものだ。蒸気を抽出しなければならないからね」ミフリ社長「それって、いつごろまで使われていたんでしょうか? 社長さんも使ったということはそれほど前の話じゃないですよね」バラ工場の社長さん「1990年代の始めまで使ったかなあ。現在の機械はその前後からだから」釜で煮て作れるのはローズオイルとローズウォーター。機械が導入されるまで固形のローズオイルは作れなかったそうである。さて、現在の工場で使われている一般的なローズオイル抽出機。原理としては後方の大きな釜でバラの花を煮ているのである。その蒸気が上のパイプを伝わって降りてくる。それを急激に冷やすことにより、水滴となって溜まる。その水滴が上に油、下に水として分離したものを、それぞれ取り出すのである。そして、これらの機械がなかったころに使われていたと言う釜がこちら。元バラ農家の納屋にしまってあったものを出してきてもらったのである。下と上の口の2パーツでできている単純なもの。家の敷地にはこの釜を使うための釜戸も残っていた。この道具を最後に使ったのは1991年の夏だと言った。ほんの20年前の話である。(つづく)ミフリからのお知らせイーネオヤ体験会に参加しませんか?「刺繍糸で作るイーネオヤ」内容:イーネオヤのモチーフを各日、デザインを変えて1種ずつ作成します。日時:2011年7月8日(金)・9日(土)・10日(日) 13:30~16:00場所:清澄アートギャラリー 東京都江東区平野1-7-9 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅より徒歩5分持ち物:糸切りハサミ定員:各5名程度参加費:3000円(材料費込み)講師:小島優子氏 オヤの会講師 日本編物文化協会手編み指導員 日本手芸普及協会レース指導員参加を希望される方は、参加希望日を記載の上、お名前と連絡先をミフリ野中までメール(mihri@infoseek.jp)でお知らせください。初めての方でも少人数で行いますのでゆっくり、じっくり習えます。お教室に通いたいとお考えの方もまずは体験会で試してみてください。ミフリの展示会期間中になります。古いイーネオヤやイーネダンテル、民族衣装、その他トルコの手工芸品を展示、販売もしておりますので、貴重な手工芸品を実際にお手にとってご覧いただけます。みなさまの参加をお待ちしております。また今回講師をしてくださる小島優子先生のイーネオヤ教室は以下の通りです。現在、東京と京都で継続的に開催されています。興味がある方は直接問い合わせしてみてください。■ オヤの会 イーネオヤ教室 ■縫い針1本で作るトルコのレース、イーネオヤとイーネダンテル専門の教室です。初心者の方から丁寧にご指導します。東京【越前屋】(東京都中央区京橋1-1-6)・第1木曜(9:45~12:45)・第1木曜(13:30~16:30)・第1土曜(13:00~15:30)お問い合わせ先 小島優子 e-mail yunnta@u01.gate01.com東京【自由が丘産経学園】(東京都目黒区自由が丘1-30-3 自由が丘東急ビル5階)・第1火曜(18:30~20:30)・第1土曜(17:00~19:00)お問い合わせ先 自由が丘産経学園 Tel 03-3718-4660 e-mail jiyugaoka@sankeigakuen.co.jp京都【日本トルコ文化協会】(京都市中京区室町通錦小路上ル 三洋室町ビル505)・第3水曜日(13:30~16:00)お問い合わせ先 日本トルコ文化協会 Tel 075-255-7530 e-mail nitto@silk.plala.or.jpにほんブログ村
2011年05月25日
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今週あたりから1か月間、ウスパルタのバラのシーズンである。ウスパルタのバラはローズオイル、ローズウウォーターの原料になる品種で、香りが強い。バラのロクム、バラのジャム、バラのパフューム、バラのクリーム、化粧水、ワセリン、デザートに使ったり、チャイに香りづけで入れる家庭(ウスパルタ近辺の話)もある。ローズオイルというとブルガリアが有名だが、トルコのそれも劣らない。しかも価格が安いため、ヨーロッパから買い付けにきたり、独占契約を結んで買い取りをする業者が何件かある。ただ買い付けは大量になると難しい。というのもトルコの場合、国内消費も少なくないので、それで手いっぱいになってしまっているからである。何年か前にウスパルタ市内のバラ組合のバラ工場を見学させてもらったことがある。そのときにバラの花摘みは朝5時ぐらいから始まって、どんなに遅くとも正午で終わりになる・・・と聞いて、早起きして郊外のバラ畑に花摘みを見に行った。それを思い出して、・・・・バラが満開のこの時期にせっかくだから、とクルマを飛ばした。今回はウスパルタ市内ではなく、ブルドゥルとウスパルタの境にある村に向かった。アンタルヤからブルドゥルまで約140km。2時間かからず到着したのであるが、目的の村への道が見つからず2時間ほど迷ったので4時間もかかった。地元の人に聞いても誰もその村の存在も名前も知らないのである。実際、それほど小さくバラ畑と1軒のバラ工場以外、土壁の古い家があるぐらいで他に何もないところであった。バラ工場にたまたま来ていた元バラ農家の男性が案内してくれるというのでまずバラ畑へ行くことにした。本日の分のバラ摘みは終わってしまったので、満開のバラはなくなっていた。それでも早朝に摘んだ枝には開き始めているものもあったので、まずそこで花摘み体験。花摘みのコツを教わりながら、スーパーの袋いっぱいに摘んだら、意外にもずっしりする重さになった。工場に戻り、朝摘んだ花がまだ残っていたので、そばに立てかけてあったデカフォークを見つけて、バラをかき混ぜる作業をさせてもらう。とりあえず道具を見つけたら、それが何のためなのかどう使うのか聞いて、実際に試してみないと気がすまないものですみません・・・・。そしてお決まりの「バラに埋もれるミフリ社長」の記念撮影。もちろん、これで終わりじゃないのである。ミフリ社長が、ローズオイルの輸出の仕事でもないのに、バラ摘みとバラ工場見学のためだけにこんなところまで来るわけないのである。(つづく)にほんブログ村
2011年05月24日
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長持ちから出してもらったイーネダンテルを手に入れた。20年ぐらい前のお嫁入りの際に持参してきたものらしいが、新しめものとしてはかなり密にきれいに作ってあった。それを手にして、ふと思い出したものがあった。かなり昔にエーゲ海沿いのとある村の女性にプレゼントされたシルク糸で編まれた古いイーネダンテル。そのときはあまり意識して見ていなかったのだが、取り出してきて、改めて見てみると、糸が細く、とても細かく編んである。結び目が詰まっているのでまるで薄い布のようである。そして古いものだけが持つ、特有の雰囲気がある。1点だけ見ていると気がつかないことが多いけど、比較すると、どんなに手が上手でも化繊糸の新しいものと、古い時代の手紡ぎの絹糸で作られたものと、その差は明らかである。イーネオヤの技法で編まれたタバコケース入れと印鑑入れ。これもシルク糸を使用した古いものである。チャルシャフ(シーツ)と呼ばれるタイプのシルクの大判のスカーフの端につけたり、タオルの端につけるために編まれた細長タイプのイーネダンテル。もちろん素材は細い細いシルク糸。お花の部分ももちろんイーネオヤである。繊細で雰囲気があり、ミフリ社長のお気に入りのひとつ。7月上旬から中旬にかけて都内で展示会を計画しております。期間が長いので、途中、イーネオヤの体験会などのミニイベントを考えていますが、参加をご希望される方、またミフリ社長に何かご要望のある方はぜひぜひメールにてご連絡ください。企画の参考にさせていただきたいと思います。また卸しのためのご相談、商品をまとめてご覧になりたい、骨董の特別なお取引なども、帰国の際に対応させていただきますので事前にご連絡いただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。にほんブログ村
2011年05月21日
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エーゲ海沿いのベルガマ地方で出る刺繍の長丈シャツである。(この写真は上下さかさまにご覧になると、わかりやすいかと思います。刺繍がある部分は後ろ裾と袖口です。)結婚する娘たちが自分のため、もしくは旦那になる人のためにパジャマとして作ると聞いた。厚めのコットン生地をドレス風に縫い、襟ぐりは閉じたまま、裾と後部、そして袖口に刺繍を施す。襟ぐりは実際に使うときに開けてかがる。このかがるときに、イズミールなどの他の地方の同様の伝統的なシャツはイーネオヤを施したらしいが、ベルガマは単純に縫うだけ。そしてベルガマの最大の特徴と言えば、使っている刺繍糸である。刺繍と言えばトルコの古いものはシルク糸が主流であるが、ベルガマの刺繍は細く紡いだウール糸を草木染めしたもの。ウール糸のチクチク感が新婚夫婦には刺激になっていい・・・なんて話も聞いた。刺繍部分のみ、別パーツになっていることもある。パジャマであるので、他の部分は摩耗して破れたり、汚れたりするので、刺繍部分だけ、新しい布に付け替えるのである。母親が使ったものを、娘に伝えることもある。シャツの布と、刺繍部分の布の年代が異なるものがあるのは、そんな理由からである。画像のギョムレッキは20世紀初頭のもの。糸はもちろん草木染めで、刺繍糸が細く、作業が細かい。素晴らしいものである。にほんブログ村
2011年05月18日
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週末、アンタルヤのフェスティカン・ヤイラス(高原)に行ってきた。本当はギョズレメでも食べにチャクルラルへ行くつもりだったのだけど、あまりにもの人の多さに、ここは夏の軽井沢かと、いったん駐車場にクルマを停めたものの、すぐに逃げ出した。田舎者なもんで、どうも人ごみは苦手である。で、市内に戻るのもなんなので、そのまま前進したら、名前だけは聞いていた「フェスティカン・ヤイラス」に辿りついてしまった。いやあ、すごいところです。涼しく、静か。聴覚が変になったかと思うほど。人の気配がないどころか、植物以外は生き物の気配がないのである。道は思ったほど悪くないし、急勾配は続くけど、スキー場のあるサクルケントに行くよりはずっとラクだった。クルマに気温計がついているのだけど、フェスティカン・ヤイラスは12℃。アンタルヤの市内は26.5℃だったから、概算でも2000mぐらいの高さがあるのかなと想像する。目の前の山はまだ雪が残っていたし、フェスティカン・ヤイラスにこの時期、住んでいる人たちを二人ほど見かけたけどしっかりセーターを着ていた。それに比べて、麓の町から来たミフリ社長は半袖である。涼しいというより、寒かった。フェスティカン・ヤイラスに来る途中にドイランに寄った。離れてから、クルマを停めた場所がどんなところか知った。アンタルヤの町の下は、どこもこんな感じに空洞があるらしい。だから地震が起きたら、高台にいても穴が開いて下に落ち込む可能性も十分あるらしい。だけどこの空洞のおかげで流れ出る水がきれいなんだそうだ。アンタルヤの水道局に勤めているスタッフのお兄ちゃんが、「アンタルヤの水は消毒薬を混ぜる必要がないというテスト結果が出ているほど良質だ」と言っていた。ドイランには水道局が設置した湧水の泉があり、大量のペットボトルを持って水を汲みにくる人が絶えない。ここにも村民がギョズレメ屋を開けていたので、ギョズレメは食べなかったけどミフリ社長の好きなバズラマにバターをたっぷり塗ってもらって食した。ドイランで見かけた植物。下の花の中心から茎が延びていて、上にも花が咲いている。何ていう花なんでしょう。退職したら、ヤイラ(高原)生活ですね、やっぱり。でも静か過ぎて、怖いぐらいであった。信州の高原にもよく出かけたけど、さらに上行く静けさである。途中の峠でお決まりのジャンプ。背景はアンタルヤ市内と地中海。崖の上のしかも岩の上だったので、ジャンプはちょっとだけ。だって怖かったんだもん・・・・。(本当は年だから足腰に自信がなかったもので・・・・)にほんブログ村
2011年05月09日
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最近、お問い合わせが多いのでこの場で一度にお返事させていただきます。ホームページなどでは特にご紹介していませんが、トルコの手芸材料のオーダーは小ロットでもしていただけます。特にオヤ糸についてですが、altinbasak、cizmeli、その他のメーカーで、トルコで手に入るものでしたらナイロン糸、ポリエステル糸、20g、25g、100g、なんでも可能です。メーカー名、色番、重さ、素材などをわかっている内容を指定、または画像などを添付してくださればOKです。ポリエステル糸はトルコ国内生産中心なので定期的に入ってきますが、altinbasakのナイロン糸は国外の工場で生産されているため、入荷については不安定ですので、時期によっては入ってこない色などもあります。・・・といってもコンスタントに100色以上はありますので、代替え可の場合は特に問題ありませんのでご安心ください。トルコで販売されているボビンのシルク糸ですが、こちらは通称「イペッキ(シルク)」と呼ばれているものであって実際はブルサのメーカーで出しているスンニ―イペッキ(人工シルク)になります。シルキータッチで本物のシルクより扱いやすいです。シルク同様、縒りなおしてから使います。ボビンのシルク糸はトルコでは現在生産されていませんので、シルク糸としてのオーダーされる場合はカセのみで、ボビンとしては画像にあるスンニ―イペッキのオーダーになります。ご存じの方も多いかと思いますが、スンニ―イペッキはアンカラ・ナウルハンの「シルク・イーネオヤアクセサリー」の製作にも使用されています。同地域の本物のシルク糸はこちら。年に一度、少量ですが試験的に糸を作っています。たまにこれらの糸を使ったイーネオヤの縁飾りが作られたりしています。オーダー方法など不安な方はまずは一度お問い合わせください。にほんブログ村
2011年05月08日
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久しぶりにアンタルヤのコレクター及び骨董商協会のミュザイデに参加した。ミュザイデとはトルコ語でオークションのことである。アンタルヤのミュザイデはあまり凄いものはないのであるが、通常の骨董商間の取引価格を考えると。とにかく安いので、結構人が集まる。今回もとくにこれっって思えるものはなかったのであるが、ひとつだけ目をつけたものがあった。ワン地方の女性用の金属ベルトである。19世紀後半のもので、真鍮の土台に、彫りのあるシルバーのプレートがつけられている。裏にはオスマン文字で「ワン」の刻印。金具の部分も細い細工できれいである。実は私はこれと同じものを2本持っていた。1本は売ってしまったのであるが、それ以後、何本か見つけたのであるが、もう買えるような値段でなく、泣く泣く諦めていた。ミュザイデでは、値段がつりあがっていくものには入札しない主義であるが、結果、最後は2人で競って値段が上がっていったが、なんとか手に入れることができた。ふうっ~。他に陶器の取っ手。これは私がコレクションしているもののひとつであるが、古い箪笥などの引き出しや扉の取っ手である。最近、模倣品やイラン製の新しいものが出回っているが、それらは問題外。他にもいくつかすごく安かったので入手したものがあるが、お見せするようなものではないので省略する。次はイスタンブルの某団体で開催される大きなミュザイデで、入手したもの。私は個人的には趣味ではないのだけど、モノとしては素晴らしいので目をつけていた。手織りのコットン布の上に、シルク糸に金糸を巻きつけて、手で刺繍しているもので、全面刺繍の上、トゥーラとオスマン文字が入っていて、イスラム文化、美術に興味がある人にとっては宝ものだと思う。しかも状態が最高によい。金属部分で酸化している箇所がほとんどない。破損箇所はゼロと言ってもよい。サイズは約80×80cmで、周囲4辺に金糸でオヤが施されている。以前、これと同様のパラケセを持っていたが、こちらの方がずっと大きく、刺繍テクニックは上である。少なくとも19世紀後半のもの。バルケシールで出るタイプで、バルケシールにはバルカンからの移民が多い。テクニック的にはその影響を受けているものだと思う。にほんブログ村
2011年04月30日
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