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2019.03.31
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カテゴリ: 化学授業ネタ
​001時間目は、主に科学と化学の違いであった。

今回は「化学」とはなんぞや、というところをもう少し突き詰めていこう。

化学の「化」はもともと 「λY」みたいな、
「人」が立ってるのとひっくり返ってるのを合わせた文字
すなわち、「生から死」みたいに様子が「変化する」ことを示している。
なのでやはり、変化を学ぶのが「化学」だ。


それはそれで、英語で「chemistry」。ここが面白いところだが、
「chemi」は特にエジプト語の「黒い土」などを示しているとのこと。

これもわかる。ただ、同じような言葉がありまして、
「alchemy=錬金術」だ。「al」は「the」と同じような意味、
後半の「chemy」もいろいろな説があるが、見ての通り「chemistry」の
「ケミ」とほぼ同じ。直訳で 「ザ・黒い土」が錬金術 だ。

というわけで、化学よりも先に錬金術が生まれている。
化学を勉強するということは、錬金術を勉強しているようなものなのだ。

昔の人は、金が作れると思っていたので、いろいろな物質を分解したり反応させたり
様々な方法を実験していた。その結果は、あくまでも周囲にばれると
「金儲けの手段が盗まれるかも」ということもあるわけで、かなり門外不出な状況になっていた。

しかし、実際にその間に「蒸留」の技術や、様々な元素が発見されるなど、

あのニュートンも、趣味?で錬金術を研究していたくらいだ。

しかし、近代になると、 「実証性」「再現性」「客観性」という、いわゆる「科学的」な見方 が求められ、秘密主義すぎたり、だれでも同じような実験ができなかったりする「非科学的」な部分はどんどん取り除かれ、所謂「オカルト」になってしまったのだ。

というわけで、我々が勉強する「化学」は「錬金術」の流れを汲んでいるから、 現代の錬金術師を目指している といってもいい。ただし、あくまでも「科学的な錬金術」というわけだ。





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最終更新日  2019.03.31 13:49:28
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