ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2009.03.28
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カテゴリ: 書評



 スシ(寿司)は、既に日本発として全世界にグローバル展開を行っている食のメニューである。実際、ここ数年の海外出張時の記憶からしても、ロスやサンフランシスコやシアトルのような大都市以外でも、ごく普通に寿司を食べることができるレストランがここかしこにあったように思える。この本は、一人のスシに魅せられたアメリカ人ジャーナリストが、スシネタとしての「マグロ」がどこで採られ、どのような形でどのように運ばれ、いつだれがどうやって取引をし、どのように寿司屋に運ばれるのかを、まるでその場で居合わせたかのような取材力で生き生きと著述された本である。これぞ、ジャーナリストの目と耳で書かれた大変奥が深く綿密なノンフィクションであると言うにふさわしい。

 また、生モノでありグローバル商品でもあるマグロのサプライチェーンマネジメントがいかなるものであるかの一端を知ることもできる。加えて、にぎり寿司の歴史やマグロ養殖の経緯など(日本の)資料・文献調査も完璧である。訳がうまいのか、翻訳であることを全く感じさず、日本人が書いたものとしか考えられない程である。

 とてもいい本です。寿司を食べる時には、この本を思い出すでしょう。話題がマグロ一辺倒ですが、お薦めです (評価:星四つ ★★★★☆)



スシエコノミー



関連書籍
フリードマン「レクサスとオリーブの木」





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Last updated  2009.03.28 23:01:44 コメントを書く
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