ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2009.04.25
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カテゴリ: 書評



本書の内容は、筆者が2007.3から2008.2にかけての1年間に貧困問題で活動した、TV番組や著書の話、デモの話、貧困問題にかかわる人物との交流の話といったことである。主張は徹底していて、貧困は本人の自己責任ではなく社会や企業が100%悪い、貧困問題に対してデモで声を上げて騒ぎまくることが少しでも良い方向へ進む、といったメッセージである。

まあ、共感する人もいくばくかはいるとは思う。ただ、こういった頭の悪そうな人の頭の悪そうな発言を真に受けて、読んだ人の頭の中に頭の悪そうな意見として残ってしまうことが、とても残念な気がする。湯浅誠の「 反貧困 」や、堤未果の「 ルポ 貧困大国アメリカ 」は、確かに名作であるし、主張も調査やデータに裏付けされた説得力のある本である。これらに比べるまでもないが、もう少しまともなことが言えないのだろうか。面白ければいいのだろうか、いったい何をしたいのだろうか、なにが目的でなにが目標なのだろうか、本当によくわかんない本である。

「貧困問題ってよくわかんないけど今の貧乏はいやだ、どうすればいいのかわかんないけどなんとかしてくれ」ってな人にはお薦めでしょうかね。(評価:星二つ ★★☆☆☆)



雨宮処凛の闘争ダイアリー






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Last updated  2009.04.25 16:26:52 コメントを書く
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