ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2009.06.03
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カテゴリ: 書評
 門倉貴史(かどくら・たかし)「大失業時代」<祥伝社新書150>(祥伝社、2009.4)を図書館で借りて読んだ。

 本書の内容は、2008年秋のリーマンショック以降、急速に悪化した雇用環境について、正社員・非正社員ともに失業の恐れがある現代を、「大失業時代」と名付けてその背景や経緯を述べた本である。ただ、残念ながら、取り上げるデータは新聞切抜き情報が大半で、その分析も浅く奥行きもない。論述は、単に、筆者が単純に思ったり・感じたことをならべただけで、平凡かつ月並みである。

 「ワーキングプアは自己責任か」や「貧困大国ニッポン」・「官製不況」などの著作がある筆者の肩書がエコノミストで作家であるならば、もう少し切れ味するどい分析や独自の情報ソースからの提案があってもいいのではないか。そういった点が非常に残念な気がする、あるいはその程度が筆者の実力かと思わせる本である。(評価:星二つ ★★☆☆☆)



大失業時代






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Last updated  2009.06.03 21:21:54
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