ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2009.06.07
XML
カテゴリ: 書評



かつて地球の表面は完全に氷で覆われていたという地質学的事実が、明らかになってきたらしい。これを、「スノーボールアース仮説」(全球凍結仮説)と呼び、本書はその内容と、これがもたらす生物進化への影響等を分かりやすく紹介している。

全球凍結は、25億5000万年前~22億年前の原生代前期氷河時代(ヒューロニアン氷河時代)と、7億3000万年前~6億3500万年前の原生代後期氷河時代(スターチアン氷河時代とマリノアン氷河時代)の3回あったそうだ。

6500万年前に、恐竜が絶滅した原因が最近になって「巨大隕石衝突」である学説が受け入れられたと同様に、あながちあり得ないことではないとではない。ただ、生物進化の歴史を考えると、原生代前期の全球凍結のイベントをシアノバクテリアは生き抜き、原生代後期の全球凍結を真核細胞生物を生き抜いたことになる。どうやって生きのびたのかは明らかではないが、生きのびた直後には、生物は多様化し繁栄したことも事実である。

地球の環境維持システムやCO2温室効果問題に深い知識を与え、更には生物進化論・地質学などを興味深く説明してくれ、色々楽しくかつ面白く読めました。(評価:星四つ ★★★★☆)



凍った地球






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.06.07 10:40:25 コメントを書く
[書評] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: