三十路女のヤマトナデシコな日々

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Valencia Orange トマソンRさん
2012.01.11
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カテゴリ: 茶道(茶の湯)
毎週木曜11:25~のNHKのBS 「へうげもの」名品名席 では、

なんでも鑑定団でおなじみの中島誠之助先生が、
毎回、 茶道具の珠玉の名品 を紹介してくれます


とっても勉強になります

茶道をしている人は必見です!
夜遅くの放送なので、ぜひ録画を!


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狂言袴茶碗「ひき木」 (きょうげんばかまちゃわん・ひきぎ)
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へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」


筒型のこの茶碗は、16世紀に朝鮮半島で作られた青磁
よく 高麗茶碗 と呼ばれるもののひとつ

銘は 「ひき木」

“ひき木”って、石臼などを回すあの取っ手(挽木)のことだよね???

(調べたら、筒の深いものを洒落て、そう呼ぶのだとか)



この茶碗の特徴は、なんといっても中央の丸文

へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

“狂言袴” (きょうげんばかま)の名前は、
読んで字のごとく、茶碗の丸文が狂言師がはく袴の模様に似ているから

へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」



「むくげ」 の花

へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

むくげの花は、昔から朝鮮の人々が大好きな花で
現在も 韓国の国花 となっている花



さて、この一見素朴な茶碗を味わい深いものにしているものの一つに
“貫入”

へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

“貫入”とは、陶器を焼いた時の釉薬と生地(本体)の収縮度の違いから、
焼き上げたものが冷める過程で、釉薬の入る ヒビ のこと


へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

丸い文様の中心から貫入が放射状に広がるさまは
実に景色がいい



中島先生が言うには、

この青磁の沈ん独特の色合いの器に白く描かれた文様こそが
最大の魅力 である!と


へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

本体に模様を彫って、そこに白い土を埋めこんで焼きます


へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

ところがよく見ると、

その模様はくっきりはっきり描かれているのではなく
微妙に ぼかし てある


へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

茶碗の上下に配してある白い二重線も
線の太さは一定ではなく、真っ直ぐでもない


この “不完全さ” こそが、
日本の茶人たちが好んだ “侘びた”風情 であり、

朝鮮の陶工たちは、見事な技と 巧みな計算 をもって
その 日本人の好み をこの茶碗に表わしたのだと!

あっぱれ


へうげもの「狂言袴茶碗ひき木」

朝鮮では、日常の雑器にすぎないこの素朴な茶碗も、
そう思って見ると、何とも味わい深い名器に見えてきますねぇ(笑)



番組の詳細はこちら↓

■NHK BS「へうげもの」名品名席
http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/


見逃した番組はオンデマンド(有料)でも配信中↓

■NHKオンデマンド(見逃し番組)
http://www.nhk-ondemand.jp/






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Last updated  2014.03.19 14:24:15コメント(0) | コメントを書く


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