三十路女のヤマトナデシコな日々

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Valencia Orange トマソンRさん
2014.02.09
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テーマ: 弓道(460)
カテゴリ: 弓道

今年の NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」 では、

戦国時代という時代背景もあってか
武将たちの “弓の稽古” のシーンがよく出てくる

今回も、官兵衛が仕えていた小寺の殿さま(片岡鶴太郎)が

弓の鍛錬をするシーンがあった

弓@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

やはり弓は漆塗りを想定しているようだ

気になるのは何と言っても “射術”

ついついチェックしてしまう(笑)

弓@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

見ていると、弓を引くの(会)は、顔のあたりまで

現代の我々の弓道では、

耳の後ろまでもっとめいっぱい引くスタイル

こんなんで遠くまで飛ぶのだろうか???

弓@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

しかし、的には的中!(この距離だから当然か....笑)

“弓返り”もしていない

今の弓道をやっている者からすると、

何か初心者みたいな引き方だ~(笑)

と思ってしまう(^_^;) 

う~ん、やっぱり、 今の弓道とはだいぶ違う ようだ・・・・

どうも“違和感”がある

時代考証はちゃんとやっているのよね?

と疑問に思いつつ、ネットでも色々調べてみた

すると、

どうやら、今の弓道のスタイル(引き方)が確立したのは

江戸時代 に入ってからのことで、

当然、戦国時代の弓術は今のものとは違うらしい

鎌倉時代の書物によると、

弦を引く 右手(妻手)は、

右肩と首の中央くらいまで 引き絞り(現代では、耳の後ろあたりまで引く)、

引き絞った 矢の高さは、

顎(あご)のあたり (現代では、“口割り”といって口の高さ)

だったらしい!

へぇ~!!

あれ?

ってことは、

以前、戦国時代の時代劇(テレビ朝日)で見た

濃姫(織田信長の正室)の弓の稽古のシーン・・・・

あれって、案外正しい時代考証に基づいて演じられていたのか!?

テレビ朝日スペシャルドラマ「濃姫2」

≪ドラマスペシャル「濃姫2」(テレビ朝日):濃姫役の観月ありさ≫

見ていてスゴく“違和感”あったけど、

これがその当時の引き方だったのかぁ~

へぇ~

同じく、濃姫の弓の稽古のシーン(NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」)

弓@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

≪濃姫役の内田有紀≫

こちらの方は、矢の高さはやや高めで、

より現代の引き方に近いように見える

それでも、引きは首のあたりまでだ

もちろん、手の内のつくり(左手/弓の握り方)も今のものとは違い、

当然、弓返りなどはしない

現代の弓術は、

弓が戦場で用いられる機会がなくなり

武士のたしなみのひとつとなってからのもの

しかし、 戦国時代~安土桃山時代の弓術は、

実戦向きでなくては役に立たない

いちいち“弓返り”などしていては、

すぐに次の矢を番えることができず

効率が悪い(笑)

そう思って見ると、なかなかどうして、

やはり時代劇のこういうシーンは面白い(^O^)






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Last updated  2014.02.10 16:23:19
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