PR
Calendar
Category
Keyword Search
今年の NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
では、
戦国時代という時代背景もあってか
武将たちの “弓の稽古”
のシーンがよく出てくる
今回も、官兵衛が仕えていた小寺の殿さま(片岡鶴太郎)が
弓の鍛錬をするシーンがあった

やはり弓は漆塗りを想定しているようだ
気になるのは何と言っても “射術”
ついついチェックしてしまう(笑)

見ていると、弓を引くの(会)は、顔のあたりまで
現代の我々の弓道では、
耳の後ろまでもっとめいっぱい引くスタイル
こんなんで遠くまで飛ぶのだろうか???

しかし、的には的中!(この距離だから当然か....笑)
“弓返り”もしていない
今の弓道をやっている者からすると、
何か初心者みたいな引き方だ~(笑)
と思ってしまう(^_^;)
う~ん、やっぱり、 今の弓道とはだいぶ違う ようだ・・・・
どうも“違和感”がある
時代考証はちゃんとやっているのよね?
と疑問に思いつつ、ネットでも色々調べてみた
すると、
どうやら、今の弓道のスタイル(引き方)が確立したのは
江戸時代 に入ってからのことで、
当然、戦国時代の弓術は今のものとは違うらしい
鎌倉時代の書物によると、
弦を引く 右手(妻手)は、
右肩と首の中央くらいまで 引き絞り(現代では、耳の後ろあたりまで引く)、
引き絞った 矢の高さは、
顎(あご)のあたり (現代では、“口割り”といって口の高さ)
だったらしい!
へぇ~!!
あれ?
ってことは、
以前、戦国時代の時代劇(テレビ朝日)で見た
濃姫(織田信長の正室)の弓の稽古のシーン・・・・
あれって、案外正しい時代考証に基づいて演じられていたのか!?

≪ドラマスペシャル「濃姫2」(テレビ朝日):濃姫役の観月ありさ≫
見ていてスゴく“違和感”あったけど、
これがその当時の引き方だったのかぁ~
へぇ~
同じく、濃姫の弓の稽古のシーン(NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」)

≪濃姫役の内田有紀≫
こちらの方は、矢の高さはやや高めで、
より現代の引き方に近いように見える
それでも、引きは首のあたりまでだ
もちろん、手の内のつくり(左手/弓の握り方)も今のものとは違い、
当然、弓返りなどはしない
現代の弓術は、
弓が戦場で用いられる機会がなくなり
武士のたしなみのひとつとなってからのもの
しかし、 戦国時代~安土桃山時代の弓術は、
実戦向きでなくては役に立たない
いちいち“弓返り”などしていては、
すぐに次の矢を番えることができず
効率が悪い(笑)
そう思って見ると、なかなかどうして、
やはり時代劇のこういうシーンは面白い(^O^)
地区の月例会に初陣 2014.12.07
【弓道】“利き目”の違いって大きい・・・・ 2014.06.30 コメント(7)
【弓道】弓からきた言葉“かけがえのない” 2014.03.20 コメント(2)