女27歳起業日記

女27歳起業日記

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

みるおり

みるおり

コメント新着

こわいG@ Re:ゴキブリ!ゴキブリ!ゴキブリ!(09/29) きょう初めてうちにもでました。 同じよう…
王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
2007年09月29日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
9月に入ってから、家にゴキブリがよく出るようになった。

*ちなみに今回の日記はゴキブリと私の凄惨な戦いをつづったくだらない日記なうえ、長文なので暇な人以外は読まないほうがいいと思う・・。


1月に中古とはいえ築6年しかたっていないマンションなのになんで?
街中にあるからか?
疑問は深まるばかり。
「ああ、ゴキブリ屋敷を購入してしまったのか・・・。」
と脱力する日が続く。
大好きな家具を揃え、間接照明だけにし、部屋の改装もし、こげ茶と白で統一して大好きな空間にしたというのに。
今までは旦那と二人

とお互いいい合う程幸せだったのに・・・・。
当たり前だが私はゴキブリが大嫌いだ。
どれ位嫌いかと言うと、大きくって黒々したゴキブリに遭遇するとパニックを起こして泣きじゃくる位嫌いだ。
旦那は過去に私が大ゴキブリを見た時に、真剣に気が狂ったと思ったそうだ。
それ位嫌いだ。

そんなある日の事、旦那より先に家に到着し、玄関をあけると、ヤツがいた。
まるで帰りを待っていたかのようにいる。
殺虫剤は家の中だ。
玄関で遭遇するとは想定外だ。
ゴキブリは玄関の真ん中にいる。
せめて私に驚いて隅っこによってくれればダッシュで殺虫剤を取りにいけるかもしれない。


完璧なめられている。

私は諦めてドアを締め、近所のマンキツで旦那を待つ。
再度家に帰ったとき、ヤツがいても怖いが、いなくなっていてはもっと怖い。
どこに隠れてしまったのか、ヤツが再度現れるまでびくびくと過ごさなければならない。
1時間半後、旦那と二人で家に帰る。


完全になめられている。

私はドアを締め、旦那とゴキブリを二人っきりにし待つ。
旦那はあっさり自分の靴でペシャンコにしてしまった。
旦那がゴキブリを退治するとき、旦那の背中が大きく見える。
結婚して本当に良かったと思う瞬間だ。
私1人では泣き寝入りになってしまう。

だが、だが!今回の事で私はゴキブリ退治をする事に決めた。
仕事でも何でもそうだが、私はまず本を買うところから始めるクセがある。
早速「ゴキブリ退治マニュアル」を購入。
数ある書籍の中でも、3万匹に及ぶゴキブリを飼育し研究してきたドクター青木の本にした。
彼の本の最初の方は、ゴキブリの生態について詳しく書いてある。
読み進めるうちに、ゴキブリの驚くべき繁殖力、そして恐怖の密集生活等々を読み、私は断念せざるを得ないのかと真剣に考えた。
そしてドクター青木のゴキブリに対する愛にも似た感情に心打たれた。
ゴキブリのメスは常に卵を持っているそうだ。
1度のHでオスは袋状にしたものに精子を入れる。
メスはその袋を死ぬまで大事に持ち、卵を産むとその袋から精子を出して卵を新たに作り出す。
つまりメスは100%妊娠中のものしかいない。
自分が死ぬときにも当然卵は持っているから、家のどこか片隅でこっそり死なれた日には、死体の中に残っている卵からワラワラと子供達が生まれてくるのだ。
メスは大体1シーズンで3回~6回卵を産むらしい。
って事はメスが一匹家にいて卵を生んでたら、来年には50匹~300匹子供が生まれる事になる。
死にたくなった・・・・。
しかも、バルサンで殺しても卵は残ってしまう。
ますます、上手にゴキブリを絶滅させなければいけないのかが分かった。

では、肝心の殺し方だ。
本によると、まずゴキブリは密集して5ミリ程度の隙間に住む事を好むらしい。
その住みかを見つけなければ絶滅させれないのだ。
で、どうやって見つけるかといえば、取り合えず50個ほどゴキブリホイホイを購入し、台所で50個設置し1週間(夜だけ)様子を見る。
すると驚くほど引っかかるらしい。
設置場所は棚の中、流しの中、床、ありとあらゆる場所。隅っこだけでなく自分が歩ける場所を残し全てに設置する。
そうする事で、どの辺りからゴキブリが来るのかが分かると言うのだ。
台所が終われば次は玄関、洗面所、寝室、洋服部屋、リビングと1週間ずつ全ての部屋を調査すると言う。

読んだ瞬間に「ダメだ、こりゃ」と思った。
見るのも恐ろしいゴキブリをわざわざおびき寄せ、捕まっているとは言え、見なくては先に進めないなんて、そんな難関をしょっぱなから言われるなんて。
本でも「ここで諦めちゃダメだ!ここをやらずに成功はない」とビリー隊長のように励ましてくるが、無理なものは無理だ。
本を閉じ、家で落ち込みながら旦那に報告。
すると
「オレがやるから!」
と男気を見せてくれた。

ああ、この人ってばなんて頼りになる男なんだろう!本当に結婚して良かった!

改めて愛を確信。
早速ゴキブリホイホイを50個購入した。
並べて見ると壮絶な光景で、それだけで食欲がなくなってしまい、恐ろしさに台所にも入れず出前な毎日。
夜な夜なゴキブリの夢を見ては夜中に目を覚まし、肌はあれ、ニキビが顔中にできた。

ところがそんなに設置しているのに、1匹も捕まらない。
なんで?
家中に置いているのに?

ひょっとして、外から進入してくるのか?
そう思い、今まで風通しの為、玄関を開けていた私はドアを締める事にした。
「これでもう大丈夫」
そう思っていたある日。
あの日は蒸し暑く、家の窓を全部網戸にし、ファンをまわしていた。
旦那は仕事で私は休み。
一日中ベッドから降りる事なく、本を読み続けていた。
そして、旦那が20時頃電話をしてくる。
「大丈夫?もうすぐ帰るから。」
私はのんびり起き上がり
「今日は出てないから大丈夫」
そう言いながらリビングの壁をチェックしようとした瞬間。網戸のすぐ近くに

ヤツがいた!

しかもキングサイズだ。
もうカブトムシにしか見えない。
パニックになった私は電話口で
「どうしよう!どうしよう!でかいよ!黒いよ!キングサイズだよ!何時に帰るの?何時?ねえ何時なのさ!早く帰ってきてよ!どっか行っちゃうよ!」
そう言って遠めから見ていた瞬間

ヤツが飛んだ!

「ギャー!」

そう叫び家から逃げ出す。
パジャマ姿で。
旦那も電話口で何か言っているが、意味が分からない。
はだしで廊下に飛び出し、家に入る事ができない。
そして15分後、旦那様到着。
旦那もそのデカさに一瞬ひるんだ。
そして殺虫剤で一撃。

ああ、本当にこの人と結婚して良かった。

そして、旦那との会議の末、どうも網戸にしている日にヤツが出る事が経験上分かってきた。
たしかに本にもヤツらは5ミリの隙間があれば、自由に出入りできるとかいてある。
網戸の枠とサッシの間が空いている。
外から進入してきたのか!
そう思い、家中に置かれていた50個のゴキブリホイホイの内、20個をベランダに設置した。
すると、ゴキブリホイホイとはよく言ったものでホイホイ入ってくる。
毎日最低でも1匹は入っている。
しかもベランダ設置場所によって入っているホイホイと入ってないホイホイが分かれた。
どうやら東隣の家との境目にあるホイホイにどんどん捕まっていく。
しかもキングサイズばかりだ。
一般に私がキングサイズと言っているのはクロゴキブリ、小さいのがチャバネゴキブリだ。
本で読んだので種類の違いは分かる。
チャバネはエアコンの室外機近辺で捕まり、クロはどう考えても東隣から来ている。
本によると観葉植物はゴキブリにとって最高に良い住まいだそうだ。
そんな訳ですくすく育ち、私の身長も越す位愛着持って育てていた観葉植物を捨てた。
捨てる前に、捨てなくても良い方法が本に記載されていたので試したのだが、出てきたのは大量のダンゴ虫だった。
ダンゴ虫は平気といっても尋常じゃない量が観葉植物からワラワラでてきたので、愛着は吹っ飛び、あっさり捨てた。
で、東隣のベランダを見ると、まるでジャングルのように植物がおいてある。

絶対東隣だ!

腹が立つ!

そして私は、隣との境界壁の下にびっちりとゴキブリホイホイを設置。
もちろん少し隣の家にはみ出した状態で。
そうすれば、ゴキブリホイホイからはみ出たゴキブリのお尻を見て気付くだろう。
ゴキブリの進行方向は明らかに東隣から我家に向っているのだから。
それでも気付かなければ、手すりから壁の四方八方にゴキブリホイホイをしかけてやる。
毎日一匹以上増え続けるゴキブリのお尻を見ていれば、いかにお前の家から進入してきているかが分かるだろう。
本当にハラが立つ。
おかげで我家はもう網戸にはできなくなり、エアコン代が凄くかかる。
だけど、流石に
「お宅の家にゴキブリが発生してるせいでベランダから我家に来るんです」とは面と向って言えない。
とりあえず、知り合いの内装屋さんに相談し、隙間なく網戸を設置できるか相談しよう。
場合によってはサッシやガラスも全部変えないといけないかもしれない。
結構な金額かかるのかもしれない。
だが、ゴキブリの侵入を阻止できるのなら、幾らでも払う。

しかもクロゴキブリは冬眠する半野外の種類で、夏場の暑い時期は野外で過ごし、秋口から家に侵入し卵を家の中に産み付けるそうだ。
今が勝負所だ。
いかに家に侵入させないか。
そしてうかつにも網戸にしていた期間、入り込んだゴキブリがまだいるかもしれない。
かつ、いなくても卵だけ産み付けて行ったのかも知れない。
卵の孵化は60日かかるそうだ。
という事は一回バルサンを炊いてから、翌月、翌々月までバルサンすれば孵化した子供達も一網打尽にできる。
それまでの間、決して窓は空けない。
そう家訓が決定した。
バルサンは8月・9月・10月・11月まで毎月炊くのだ。
イチイチ全部の食器を洗い直す手間と、ゴキブリの発生を天秤にかければ、どんな手間でもいとわない。
そして毎年春と秋に引き出しのものを全部出しての大掃除。
クローゼットも全部、床を掃除機かけする。
不要なものは1年使わなければバッサリ捨てる。
今までは「服によっては使うかも」と思ってとっといた靴やカバン。
だが今は、そう思ってとっといてゴキブリの巣ができていたら・・と考えるだけで何の感情もなく捨てれる。
ゴキブリのおかげ(?)で我家には無駄なものが何もなくなり、かつ奥の奥まで綺麗になった。
毎晩食事のあとには、キッチンのガス代から何からピカピカに磨くようになった。
あとは、網戸だけだ。
そしてバルサンを大量購入。
10月に入ったら早速やるつもりだ。
我家から全てのゴキブリを追い出す日も近いかもしれない。

だが、先日ベランダに仕掛けたホイホイに捕獲されていたクロが、3日後に卵だけ分離させていた。自分が死んでも卵だけは・・・という親心の強さに心打たれた。
と同時に、ゴキブリの繁殖力を目の当たりにし、飽くなき闘いが待っていると実感した瞬間だった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年09月29日 11時38分12秒
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: