共に生きる 

共に生きる 

PR

×

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

miso@ Re:ブログ読んでいます(01/14) あおいさん、初めまして。温かなメッセー…
あおい@ ブログ読んでいます 初めまして。2023年12月、第一子を39週で…
miso1213 @ Re[1]:もうすぐ5年(11/01) けいたん113さん、コメントありがとうござ…
けいたん113 @ Re:もうすぐ5年(11/01) WEBサイト、すばらしいと思います。ブログ…
miso1213 @ Re:こんにちは(07/16) ちー(りょうママ)さん メッセージをあり…

フリーページ

2014年05月08日
XML
 札幌も桜が咲き、大分、春らしい日が増えてきました。

 昨日の朝、NHKの番組(あさイチ)を何となく見ていたら、「母の死に向き合う」というテーマで、「死別後の悲嘆」についての特集が放送されていました。母の日が近い、このときに、あえて「母との死別」をテーマに、朝からこういった放送をしていることに、ちょっと驚き、「NHKもやるなあ」と感心してしまいました。

 大切な人との死別後に生じる、大きな悲しみ、怒り、自責、不安、孤独感、絶望感等、様々なこころの反応は、専門的な用語では、「悲嘆(グリーフ)」と呼ばれています。悲嘆のプロセスはとても苦しいものであるけれども、人それぞれ、自分のペース、自分のやり方で悲しみと向き合ううちに、通常は、時間と共に、少しずつ悲しみが和らぎ、悲しみと共に生きる(=「悲しみを抱えながらも、大切な人がいないという現実を受け入れ、新しい生活に適応する」)ことができるようになると考えられています。

 「悲嘆」とは、大切な人を失った時に生じる、正常なこころの反応なので、現在のところ、特に医療で治療する対象とはなっていないのですが、正常な反応以上に、激しい悲しみが長い期間続く場合には、「複雑性悲嘆」と呼ばれ、回復のためには、適切な支援が必要だと考えられるようになってきています。

 番組の中でも、複雑性悲嘆に対する治療として、「CGT;複雑性悲嘆のための心理療法 Complicated Grief Treatment)というものが簡単に紹介されていたのですが、「死別体験者にとって必要な支援だよなあ」と思う内容でした。CGTは海外でその有効性が報告されているものですが、日本ではまだ研究段階で、一般の医療機関で受けられる治療ではありません。が、有効性を確認するための治験の対象者をウェブサイト上で募集しているので、興味のある方は覗いてみては如何でしょうか?

 長引く悲嘆に悩んでいる方へ 複雑性悲嘆のための心理療法(CGT)研究ウェブサイト  http://www.j-cgt.jp/index.html



 また、上記のCGTは、東京都内の施設に通える人でないと受けられないのですが、遠方に住んでいる人のために、筆記療法という支援法の研究・治験も行われています。

 複雑性悲嘆のための筆記療法(ITCGプログラム)研究ウェブサイト  http://www.j-itcg.jp





 自分が38週での死産を体験して思うのは、死別の中でも、特にハードな状況にある人(突然の死、事故や事件による死、自死、子どもの死などでしょうか・・・)には、積極的な支援が必要だろうということです。流産・死産の悲しみについても、社会的な認知度はまだまだ低い状況だと思いますが、必要な支援が受けられるようなシステムをどのように作っていくのか、できることはたくさんあるのではないかと、日々、考えています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年05月08日 14時53分41秒
コメント(2) | コメントを書く
[悲嘆のプロセスについて] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:長引く悲嘆に悩んでいる方へ〜複雑性悲嘆のための心理療法(CGT)の紹介(05/08)  
いちご さん
先日はありがとうございました(^-^)

体験者の方のコメントにもありましたが、悲しみから目を背けてしまうよりも、何か助けになる本を読んだり近い体験者のブログなどを読んだりすると少しでも助けになるかもしれないし、それに加えて「書く・人に話す」など「能動的に」グリーフケアと向き合うことができたら、より悲しみを捉え受け止めることに繋がるのではないかなと、私も思っています。
社会や医療が、もっとそのサポートをできるようになっていくと良いですね。 (2014年06月01日 21時44分24秒)

いちごさんへ  
こちらこそ、先日はありがとうございました。

筆記療法のサイトを見て、もう少し前にこのような取り組みがあるのを知っていたら、私はエントリーを希望しただろうなあと思ったんですよね。

いちごさんも私も、当初はよくわからないままに、でも必要に迫られて、ブログで自分の気持ちを書いたり等してきたと思うのですが、少し時間が経って、振り返ってみると、自分なりのやり方で、「能動的に」悲しみと向き合ってきたんだなあ、と思います。

悲しみとの向き合い方がよくわからずに、悲しみに無理矢理蓋をしてしまって、悲嘆のプロセスが長引いてしまうこともままあると思うので、悲しみがこじれる前にサポートできるような体制が充実してくると良いなあと願っています。
(2014年06月05日 09時21分12秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: