うちはFMラジオがかなりの確率で点けっ放しになっているのですが、グルメレポート系のコーナーが結構あります。そういうものを聴いていて、すごく不思議に思うのが、美味しさの表現方法。お菓子のレポートの際は、かなりの確率で“甘く無くて美味しい”というコメントが出てきますが、果物のレポートの場合は、“甘く無くて美味しい”というコメントが非常に多い。お菓子が“甘くて美味しい”と言われることは比較的珍しく、果物が“甘く無くて美味しい”と言われるのを聞いたことは、個人的にはいまだかつてありません。これは、何故?
まぁ、レポーターだって商売ですから、例え美味しくないものを食べた場合にも“不味い”とは言えません。だから自然と定型文が口にのぼるかも、とは思います。でも、言葉のプロなんだから、もうちょっと色々ボキャブラリーがあってもいいんじゃないでしょうか。とはいえ、変に耳慣れていない言葉を使うと、無理がでて苦しいというのはあるでしょうから、苦しいのかもしれません。それに、本来日本語は、味覚に対する語彙がとても少ない言葉らしいですから。でも、“甘くて美味しい(美味しくない)”、“柔らかくて美味しい”は、この辺で打ち止めにして欲しいなぁ、とは思います。自分の作った料理に対してこのコメントが出たら、ちょっと嫌ですねぇ。