先日法事で帰省した際に、実家の冷蔵庫の隅で未開封のオリーブ瓶詰めを2瓶見つけました。賞味期限は2004年の3月で、約1年前に切れています。母親に食べなかった理由を訊いてみると、蓋が固すぎて開かず、諦めたとのこと。そう言われてよく見ると、蓋のあちこちに傷があり、そこから錆が浮いてきています。おそらく、工具まで持ち出して開けようとしたものの、失敗して傷だけが残り、そこから錆びてしまったのでしょう。
しかし瓶詰め、酢漬け、おまけに蓋はまだ膨らんでいないので、多分まだ食えるだろうと見当をつけ、東京に持って帰ってきました。開けようとしたんですが、なるほど固い。全くビクともしません。ひっくり返して蓋だけつかるように薄く水を張った鍋で煮ること5分。蓋の金属部分がうまいこと膨張して、やっとのこと開きました。開けてみて固い理由が納得。傷がきっかけとなった錆が、蓋と瓶の接触面にまで回っており、これは開かないはずです。
しかしながら私の見立て通り、中身は全く無事。錆も液に触れるところまでは来ていませんでした。私にとって、賞味期限というのは食品の食えるor食えないを判断する材料の一つに過ぎません。保存する環境は千差万別なのだから、賞味期限を過ぎたから機械的に捨てる、というのは私にはナンセンス。ほとんどの製造者はトラブルに巻き込まれたくないので、かなり短めに賞味期限を設定しているはず。その食品の様子をよく観察し、自分で試食してみて、食えたら食えます。仮に失敗しても、どうせお腹を壊す程度だし、たまにはそれもお腹の掃除になっていいですって。それに、そういう経験は必ず身になります。というわけで、1年前に賞味期限の切れたオリーブを食べ初めて1週間。お腹は何の変化もありません。私の胃腸が強いだけかもしれませんが…。
数日間、ネットに繋げない場所に行きます。次の更新は火曜日の午後か、水曜日の午前中となります。