年が明けてからこっち、あちこちからたて続けに海藻系の食材を貰っています。まず青海苔。お好み焼きにかける、紙吹雪のような格好をしたものではなく、きちんと海藻の形をしているヤツ。これは、直火でサッと炙って、ご飯にのせ、醤油をほんの少したらすと、最高の香りと味わいになります。青さ海苔は、青海苔よりももう少しワカメっぽい形をしています。こっちは味噌汁用。夏場だったら、キュウリと一緒に三杯酢で食べると最高なんですけど、旬のキュウリが出てくるまでは、確実に無くなってしまうでしょう。今の季節なら、戻して大根おろしをのせ、柚子を絞って醤油をかけたのなんかが美味いです。この二つは、四国の親戚が送ってきてくれました。ありがたいことです。
友人が東北土産に買ってきてくれたのは、フノリとすき昆布。フノリは、煮詰めて糊にするものとばかり思っていましたが、食用なんですね。赤味がかった、ヒジキにちょっと似た感じの海草です。味噌汁に入れると美味いそうです。まだ食べていませんが、非常に楽しみ。すき昆布は、細く切った昆布を和紙を漉く要領で、紙状に仕上げたもの。千切って煮物に入れると美味いと聞いたので、実家から送ってきた干し大根と一緒に煮てみたら、絶品。あっという間に、うちの常備菜の座を勝ち取りました。別の友人が北海道から買ってきてくれたのは、誰でも知ってる利尻昆布。ただ、昆布はうちに元々かなりのストックがあるので、こちらはしばらくの間お蔵入りになりそうです。
私の尊敬する、料理研究家魚柄氏が書いていましたが、海藻類は土産物に最適です。軽い・傷まない・各地でバリエーションが豊富・比較的安価と、いいことづくめ。唯一の難点は、かさばることでしょうか。新鮮な野菜・肉・魚介類は、お土産にする場合には鮮度に気を遣いますし、送料も結構かかりますが、海藻類なら心配ナシ。貰ってから、常温でかなりの時間保存できるのも嬉しい。あちこちで、“土産を買ってきてくれるなら、ローカルな海藻系にしてくれろ”と吹聴してきた成果が、やっと現われてきたようで、実に慶賀なことです。