秋の味覚といえば、やっぱ秋刀魚でしょうということで、一匹100円の特売品を買ってきました。他の食材ならば、どう料理しようかと多少は頭を悩ませるところなのですが、秋刀魚はその必要はありません。どう考えても塩焼き、これしかないでしょう。
買ってきた秋刀魚は、とりあえず塩を振って15分ほど味を馴染ませます。網を火にかけ、万全の体勢を期す為に油を少し塗り、十分熱くなった頃を見計らって秋刀魚を乗せます。秋刀魚は長いので、網から少しはみ出てしまいますから、ひっくり返しつつ、ずらしつつ、それでいて形崩れを防ぐためになるべく動かす回数を減らしつつ、と色々考えながら焼いていきます。鉄板に滴り落ちた脂から相当な煙が出るので、換気扇は必須。中まで完全に火が通り、皮が多少焦げたくらいが焼き上がりのベスト・タイミングです。
せっかくの秋刀魚だからと、あわせて買っておいた辛味大根をすりおろし、醤油をほんの少しかければ準備万端。秋の味覚は数あれど、必ずトップ候補になる秋刀魚は何度食べても美味いです。ちなみに、定番としてスダチを絞るというのがありますが、私はやりません。どうも、柑橘系の香りが強過ぎて、秋刀魚の香りを邪魔しているように思えるので。ベタベタに脂ぎっているのですが、それをご飯と一緒にいただくのが、秋刀魚の本領だと思うんです。