今回の帰省で、図らずも地方って本当に苦しいんだなということを実感しました。うちに水道がきたんです。この辺は本当にド田舎なので、下水道はおろか上水道も通ってなかったんですが、ついに上水道(のみ)開通。でもね、本当はそんなの誰も要らないんですよ。うちの辺りは地下水に恵まれていて、年間を通して井戸水が枯れた事がありません。近隣に工場なども皆無なので、汚染とも無縁。なのに何で上水道を通すかっていうと、仕事が必要だからなんですね。いわゆるあぜ道がバンバン拡張工事されて、軽トラが入れるような農道になっています。これも、うちの親なんかに言わせるとあんまり必要じゃないんです。仕事が必要だから。
地方はものすごい不景気で、大型の土木工事なんてありません。東京だったら、先日開通した山手通り拡張工事の様に、やろうと思えばいくらでも仕事あるんですけど、田舎はねぇ…。それでもそういう仕事で生計を立てている人がいる以上、ゼロには出来ないんですね。でもその反面、何か変、とも思います。その財源は(私は払ってないけど)地方税です。それを使って、こうやって明らかに無駄な工事をして、干上がった土木関係者を潤す…。何となく納得いきません。もう、地方が自立していくのは一部例外を除いて無理なんじゃないかと思います。じゃあどうするか。極論すれば、地方を切り捨てるか、地方にばら撒くか、のどっちか。世知辛いですねぇ。あんまりこの日記らしくないことを書いてしまいましたが、あと十年後いや五年後、地方がどうなっているのか、相当怖い気がしましたよ、今回の帰省では。