庭の石蕗(つわぶき)がまたもやわさわさと繁殖してきたので、三ヶ月ぶりに間引いて伽羅蕗に加工。前回は煮詰め過ぎて小枝みたいな食感になってしまったので、今回はその傾向と対策を忘れずに。石蕗と普通の蕗、形は似ていますが似て非なるものです。石蕗は全体的にツヤツヤしていて、蕗よりもずっと筋っぽくて固い感じ。ですが、この固さが佃煮にした際に良い歯応えになるんです。こういうパッと見では食べられそうにないものを美味しく食べるのってロマンです。
前回の失敗から学んだコツとしては、なるべく若くて柔らかい芽は使わない事。一般的な山菜の食べ方とは逆ですが、こういうのを使うと灰汁抜き・煮込みの段階で溶けます。あと、佃煮と思ってあまりしつこく煮込まない事。うちの環境だと30分辺りで急激に枯れ枝化が進んで食味が落ちます。この辺のタイミングを見極めるのがコツかも。採ってきた石蕗は葉を落としてよく洗い、3~4cmにカットして15分茹でます。茹で汁を捨てて水に晒して一晩放置。よく水を切ってから、石蕗1kgに対して醤油300cc・砂糖100g・酒200ccで25分間煮詰めれば完成。火加減は焦げ付かない範囲で最強火。ネットでレシピを検索すると、昆布や鰹節を入れがちですが、個人的にはあんまり五月蝿い味は嫌いなので、材料は少なめで押さえます。最後にジャムの要領で蓋付き瓶にに熱蒸気密封して完成。今まで最高に美味しいと思った市販レベルには譲りますが、80点位はつけられるんじゃないでしょうか、今回のやつは。