父親がブリの小さいヤツ(ワカシ?)を貰ってきました。小さいとはいっても全長40cmオーバーなので結構食べ甲斐があります。最近では魚をおろせないどころか包丁がない家すらあるなんて聞きますが、うちは祖父→父と普通に家で魚をおろす姿を見て育ったので、気がつけば平均的な魚はおろせるようになっていました。本当は長物(うなぎ)とかヒラメみたいな平らな魚もおろせるようになりたいんですが、いかんせん機会がなくて経験が積めません、残念。それはともかく、祖父・父の姿を見て魚をおろすようになった私ですが、反面教師にしている部分もあります。彼ら、すっごい豪快にアラを捨ててたんです。刺身のためのサクをとったらあとは全部ゴミ、みたいな感じ。それを子供心にもったいねーなーと思って見ていました。私は魚をおろす時に、捨てる部分が多いと負けだと思っています。
というわけで今回のワカシ。とりあえずサクを切り出しますが、頭はカマとエラを外し、真っ二つに割ります。下顎部分はあんまり食べる所がないので、キッチンバサミで切り取って廃棄。エラも捨てます。カマは左右2つに分割し、ヒレを切り取ってキープ。ヒレは捨てます。腸は胃~消化管と卵巣or精巣をキープして残りは廃棄。キープした胃~消化管はキッチンバサミで切り開いて中身をよく洗い流してキープ。中骨は尾鰭を切り取ってから5cm巾にカット。腹骨は背骨についていた部分に血が固まっているので、ココだけキッチンバサミで切り取り、残りを使います。この辺のアラは全部アラ煮に転用。醤油・味醂・酒に生姜で濃く煮付けてから一晩置き、下茹でアク抜きした大根と煮込めば超美味い。
サクからは刺身を切り出すんですが、剥がした皮は塩振って軽くトースターで焼きます。むしろココがブリの中で一番美味いので、捨てるのはアホです。サクの中でも頭や尻尾に近く、形が悪かったり筋が多かったりする部分は小さめに切り出し、胡麻葱醤油に15分漬け込んでから茶漬けにすると最強。ココを捨てるのもアホです。というか、私の中のランキングだと刺身が一番どうでもいいかも…。いや、美味いんですが、他の方がずっと美味いので。