サクランボですが、毎朝色づいた実を収穫してタッパーに入れ、冷蔵庫に溜め込むこと1週間。収穫できる果実が少なくなり、冷蔵庫に保存した実もいい加減処理しないと悪くなるので、次の段階に進みました。サクランボのジャムで何が面倒臭いかって、それは種をとる作業です。ヘタだけ切り落とせばいいイチゴや芯を取り除いて銀杏に切るだけでいいリンゴと比べ、1個ずつ種と軸を取り除かないとといけないサクランボはアホみたいに手間がかかります(収穫時に軸を外して収穫する方が手間暇かかりませんが、軸の付け根が傷みやすく、保存可能期間がとても短くなるデメリットがあるので、軸はギリギリまで外しません)。
サクランボの入ったタッパー、果肉・軸・種を入れる三つのボウルを並べ、ただひたすらに黙々と分別していきます。最終的に果肉1kgがとれた状態で所要時間2時間弱。ボウルの並べ方を試行錯誤し、腕の動かす距離を最短にしてもこの結果。もうこれ以上やりたくないのですが、仕方がないので毎年やってます。果肉に50%の上白糖と2%のクエン酸(色止め)を加えて冷蔵庫で半日~1日放置し、砂糖が全体に馴染んだところで5%のペクチンを加えてジャムに煮ます。煮る時間はごく短いですが、保存の為に熱湯消毒した瓶に脱気密封するのが面倒くさい。でも、やらずに黴させてそれまでの努力を台無しにする方が嫌なので、仕方なくやります。
残った軸は廃棄ですけど、種は表面にそこそこ果肉が付いているのでまだ使います(使わなければ最初からまとめて一つのボウルに入れてしまえば良い)。1Lのペットボトルに入れる事を考えて、700mlの水に350gの砂糖を加えて火にかけ、溶け切ったのを確認してから種を投入。10分ほど煮てサクランボのシロップにします。粗熱が取れたら種を取り除いて廃棄。味的にはここで完成ですが、薄茶色でサクランボシロップっぽくないので、食紅を加えて色を調整します。単なるイメージですが、サクランボシロップというとほんのり紅色というイメージがあるので。出来たら冷蔵庫で保存しておき、4~5倍に水or炭酸で薄めて飲むと美味。我ながらマメな性格だよな…と思わざるをえません。