毎日クソ暑い日が続きますが、暑い暑いと文句を垂れていても状況は一向に改善しないので、せめてこの暑さを少しでも有効活用すべく今年のレーズン作りを開始しました。うちでは小さなビニールハウス内でブドウを栽培しており、生食だけでは到底食べ切れず大量のロスが出てしまうので、それを少しでも有効活用しようと多分7~8年位前に始めました。毎年出来を見ては少しずつ作業工程のアップデートを繰り返し、今では市販品レベル?にまではなっていると思います。
使うのはうちにいつからあるのか分からない竹製のエビラ(90cm×60cm程度の四角い竹ザル)3枚。エビラはまだあるのですが、これ以上作っても翌年までに食べ切れずに不良在庫化するので、これがうちにとっての適正量です。ここに採ってきたブドウを房から外して広げ、良い感じになるまで天日で乾かすだけです。工程は簡単ですが、それなりにコツがあります。まず最大のコツはブドウを房から外す際に手でちぎらずにハサミで軸を少し残して切り取る事。手でちぎった方が時間生産効率は遥かに上ですが、コレをやると軸がついていた場所に穴があき、乾燥中に汁が流れ出てベトベトになります。後片付けが大変ですし、蟻が来てしまうので絶対駄目。
ブドウの大きさも重要です。小さい玉は乾燥すると無になってしまうので、意味がありません。こういうのは選別中に弾いて別途生食用に回します。そして最大のポイントが引き上げ時。乾燥が足りないと保存中に黴が生えますが、乾燥し過ぎると固くて風味も落ちてしまいます。ザル単位で引き上げるのではなく、一個一個色と手触りで乾燥度合いを確かめて引き上げるのがコツ。大変ですけど、ココで手を抜くと全然駄目なので頑張ります。暑いのは勘弁ですが、暑い日が続いて乾燥が早まると味も良くなるので、難しい所。とはいえ、今の暑さが続いてほしいとは微塵も思いませんけど。