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あの大相撲初場所の土俵のひびはどうして?昨日の初場所の会場の雰囲気が終盤はガラッと変わりました。やはり朝青龍の登場は良きにつけ悪しきにつけ、関心を引き付けるようです。昨年は大相撲にとって大変な一年でした。品位がないとされる横綱、八百長問題、薬物問題、暴力的な指導問題、最上位に存在しない日本人力士、・・・これでは国技としての大相撲は崩れ去るのではないかと危惧されるほどでした。大相撲ファンでなくても、悲しい、悔しい、やり場のない思いに終始しました。昨日の初日は満員御礼の入りだったようです。あの朝青龍の久々の登場です。場合によっては引退があり得るのかもという今場所。初日に注目が集まるのは当然といえば当然。物凄い気迫でした。凡そ私ども日本人の態度からすると異様で、ある意味「相撲で勝ったのではなく、恐ろしいほどの気迫で勝った」というのが感想でした。横綱であれば、いくら休みあけといってもドンと構えて、自信を持って、戦う前から威嚇攻撃をすることなく勝って欲しいものです。どう見ても横綱相撲とは思えませんでした。しかも土俵に出た相手に二発もダメ押しまでしてしまう態度には、困ったものです。相撲を学ぶ子供でもこんなことはしないでしょう。皆さんは気づかれましたか?国技館の土俵に縦横に走るヒビ割れ。テレビの画面にはっきり、くっきり映っているのですから側で見ている人には邪魔なほど鮮明なはずです。若しヒビだとしたら直しておいて欲しかったものです。大相撲界が様々に揺れている今、そのヒビが象徴的に見えて仕方がないのです。或いは土俵の修復は時期が決められているやも知れませんね。小さい頃から、感心を持ってみていた大相撲。もう、そろそろ本来の国技として国民みんなの最も関心の深いスポーツとしての位置をまた再び取り返して欲しいものです。
2009.01.12
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