それにしても日頃の行いでしょうか、
深夜から降り続いた雨は、
正午前には土砂降りも上がり雲間から日も差してきました。
福岡鮨の会は、手持ちワイン泡赤の2本。
ひとり1本ですからランチにはちょうど良い量です。
・・・って多いでしょうと言わないで。
福岡にありながら江戸前スタイルとのことでしたので
春先取りのサクラ色ワイン、
華やかなロゼ・シャンパーニュにしました。
赤ワインはなんとルーミエを持参されました。
それも貴重な’97モノ。
若い大将が握る鮨は、
骨格のある力強いワインがよく合います。
ゴッセ セレブリス ロゼ
Gosset Celebris Rose Extra Brut 2007
産地:シャンパーニュ
品種:シャルドネ59%、ピノ・ノワール33.5%
アンボネ特級とブージー特級の赤ワイン7.5%
ドサージュ:ドサージュ7g/L
シャルドネ、ピノ・ノワールに、アンボネ特級とブージー特級の
赤ワインを7.5%、しかもドサージュ7g/Lのエクストラ・ブリュット。
しかもマロラティック発酵をしない長期熟成タイプ。
最も小さく最も偉大なシャンパンメゾンと呼ばれるゴッセが、
その思想を極限まで実現したセレブリスにおける
さらに上を行く最高級プレステージ・シャンパンです。
(ショップHP抜粋)
二度目のセレブリス・ロゼ
このクラスはあまり冷さないで飲むのがよいです。
和食全般に万能な、贅沢な一本です。
ジョルジュ・ルーミエ シャンボール・ミュジニー
Georges Roumier Chambolle Musigny 1997
産地:ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ
品種:ピノ・ノワール
シャンボール・ミュジニーは、面積わずか0.1ha、
年間約2樽(600本程)です。
化学薬品、化学肥料、除草剤は使用せず、グリーンハーヴェストによる収量制限、
無清澄、無濾過で果実本来の力を引き出す造りをしています。
新樽比率は村名25%、一級40%、特級50%と少ない使用率。
村名シャンボールは村名区画と一級区画のブレンドです。
(ショップHP参照)
グラスとワイン持参の鮨の会、
出来れば事前のお預けが出来れば有り難いかと、
’97だけに少し残念な思いが残りました。
暴れていましたが凝縮感と、
放つ香りは弱いながらピノ・ノワールの華やかさに溢れました。
恐るべし村名ワインです。
ゴッセ セレブリス ロゼ ミレジム 2007 エクストラ ブリュット
ジョルジュ・ルーミエ シャンボール・ミュジニーChambolle Musigny 2009
(参考:ミレジム2009年)