宮浦アトリエのもの作り日記

2004.09.20
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 学生の頃、かなり高齢(当時80歳くらい)の先生のデッサンの

授業を受けた。いつも元気に満ちた声で、君たちの若い情熱を絵に

向けるのは素晴らしいと、感嘆するように言われてた。本当にその

ころにしか出来ないことがあったと、後でわかる。

 また最近の日記で、物真似やオリジナリティーということにまで

進んでコメントしてくださっているので、その度に思い出すのがそ

の先生の言葉。

 難しくて本当に苦痛だったデッサンの授業。来る日も来る日も、

うまく描けず、直されてばかり。(専門外の人からみれば、上手い



ない人がいる。その時に先生は言われる。「どんなにいい絵でも

デッサンが出来ていなかったら、なんにもならない。」当時は理解

できなかったけど、デッサン力のない絵に出会うと、説得力のなさ

が見える。

「アーティストである前に、アルチザンであれ。」

若さゆえの自己主張というか、オリジナリティーを追求したい時期

に、この言葉はきつかった。アルチザンは、職人とでも言うか、と

ことん技術を拾得し続けるような、徒弟制のころのもの?未だに到

達できないので、自信のない語り口になるが。

 作品を通して、それなりに成長はしてる気がするけど、速度は?



て時間をかけてそれなりには、成長できることを当てにしようか?


 今はたいていのことは、マニュアルができて簡単にできるように

なっているが、表面だけ真似ても底の浅い絵になってしまう。

   (つづく)





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最終更新日  2004.09.21 18:22:00
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