絵画のわき道

絵画のわき道

Oct 27, 2011
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テーマ: 日本の美術(182)
カテゴリ: カテゴリ未分類
タイトルの「海神別荘」は、泉鏡花作の戯曲です。

話はおおまかこのようなもの

海の底に住む龍神に、強欲な父親が娘を生贄にして、海の幸を請います。
海神の従者である老爺が、手下をつかって津波を起こさせ、海の幸をそれに乗せて届けます。
津波で村は壊滅しますが、父親は珊瑚や魚介を手に入れて、裕福になります。

いっぽう贄にされた娘を待ちわびる海神は、黒潮を遣いに出し、娘を迎えにいかせます。
娘は迎えの竜の背中で腰元と話をしながら、海神の別荘に到着。二人は出会います。

海神の力によって、真珠や珊瑚で着飾った娘は、どうか一目だけでも、無事で美しい姿でいることを、父親に知らせに帰らせて欲しいと海神に懇願します。
海神は娘を村へ返しますが、既に人ならぬものと化した娘は、白い大蛇になります。


しかし、海神の気高さと愛に触れ、思い直してふたり末永く暮らします。

といったストーリー。
これが別荘内の会話と水鏡に映る美女の様子のみで上演されます。

この作品と出合ったのは、坂東玉三郎主演の「夜叉ヶ池」(泉鏡花原作)という映画を観、
ほぼ同時期に「高野聖」(やはり泉鏡花)を読んで、興味を持った、高校生時代でした。

この1月、坂東玉三郎先生が下関で朗読会を開催され、「海神別荘」も読まれました。
そして描いたのがこの作品
海神が老爺に命じて津波を起こす場面です
海神別荘.jpg
(海神別荘:F40油彩・メキシコ美術賞展入選)

この絵にサインして、発送した後、3月11日が起こりました。

そして思ったこと・・・このまま海神を起こして置かず、話しを完結せねば、ということ



娘の懇願のシーンです
海神別荘_2.jpg
(海神別荘:F40油彩・パリ国際サロン出品)

この絵は僕の第3の師匠とも言える、馬郡俊文先生の鎮魂に間に合いました。

ストーリーの完結がこの作品
海神別荘_3.jpg
(海神別荘:F40油彩)

第1回 新エコール・ド・パリ東京本部創立記念展に出品します。

癒され心から眠れる日が、一日も早く被災地のみなさんに訪れることを、心から祈っています。





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Last updated  Oct 27, 2011 07:55:50 PM
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坂東太郎G @ Re:バンクシー展(02/27) Guten tag. Wie geht’s Ihnen? 旧・西Ger…
背番号のないエースG @ Re:バンクシー展(02/27) 6年振りBlog更新、大変うれしいで~す。 …
スージー1122 @ もちろんOKですよ。 僕の高校時代の友人も、こいつは僕といっ…

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