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下関商業高校の美術部では、毎年宮島に合宿に行きます。目的は世界遺産に宿泊して、夜の神殿や大鳥居を見ることと、昭和レトロなな街並みの写真を撮ることです。今回は改修したばかりの大鳥居を、干潮の海を渡って触りにいけました。レトロな街並みでの僕のオススメは、最後の写真の佐々木文具店。文具店というより、とても興味深いグッズの宝庫です。宮島にお立ち寄りの際にはぜひお立ち寄りください。
Jul 25, 2023
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海響館とはいからっと横丁の間の緑地で6月末に開催された海峡アートフェス2023に、下関商業高校美術部が参加しました。廃材のアクリル板を利用して、橋と船と波を表現した作品を、18人の部員全員で協働して制作し、展示しました。その後、アクリル板に絵を描き背景と合わせて写真に収めるフォトコンテストにも出品し、なんと部員から最優秀賞の受賞者がでました。先日、その表彰式に行ってきました。下関青年会議所の田尾理事長から、賞状と記念品をいただきました。
Jul 20, 2023
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京都の南座に久しぶりに行ってきました。緞帳ももちろんですが、天井の装飾も文化財です。最前列で初めて歌舞伎を観させていただきました。
May 16, 2023
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バンクシーって誰?に行ってきました。アンダーグラウンドで自分の意思を表現し続けてきたバンクシーの魂に触れました。突然、ベツレヘムの壁に5mの花束を投げる青年を描く行動力、その情熱。我々日本は平和ボケと言われていますが、バンクシーが思う理想とくらべて、まったく物事を考えていないなと感じます。物価が高くなったとかいいつつ、テレビドラマや隣国のアイドルにばかり目が行くくらい、満ち足りているのかと思います。日本には、きちんと自分の主張を持って、それを表現できる若者を育てるような、教育の根本理論が必要です。
Feb 27, 2023
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ついに開幕しました。 自分の生涯に誇れる展覧会になりました。 慶良間レクイエム全11作だけでなく、明るい海の中がたくさんあります。 沖縄に行った気持ちになっていただけると思います。 今日、観に来た彫刻家で友人の伊東丈年くんから、ステキな提案をいただきました。 次は真珠湾レクイエムを描くべきだと。 伊東くん曰く、世界は海でつながっているので、世界中の海を描いて、その土地の光と闇を映し出し、僕の求めるもの、人類と地球の調和、平和と自然保護を訴える、千年残るレガシーにすべきだと。 なんと嬉しい言葉でしょうね。 ぜひ、真珠湾レクイエムに挑みたいです。
Jan 5, 2017
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明日はいよいよ搬入です。 かなりいい展示になると自信を持って言えます。 この規模の個展はめったにできるものではない。 市立美術館での3回目の個展が開催できることを幸せに思います。 そして、これまで経験したことのない緊張感を味わっています。この緊張感を味わえるのもまた、画家をしていて本当に幸せだと思います。 ところで、ご存知の方も多いと思いますが、僕の作品は実物を見ないと深さがわかりません。 ぜひ、この機会に見にいらしてください。 明後日5日から15日までです。
Jan 3, 2017
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In Paradisum:楽園へあなたを楽園へと導きますように。いのちたちが乱舞して祝福され、幸せにしますように。我々ホモサピエンスを含めた、慶良間の海に生きるすべての生き物が、この素晴らしいバランスの中で幸せであることが、我々を本当の幸せに導くのではないでしょうか。石西礁湖の白化現象。北海道を襲う台風。異常気象。これらは我々が招いた大きな変化ではないでしょうか。地球を想うとき、我々は人種や国境を越えて、助け合わなくてはなりません。そこでは、人類という言葉は、ホモサピエンスではない、別の大きな意味を持ちます。世界中で起きている紛争や戦闘状態やテロ事件さえ、小さな各個のホモサピエンスの視点から見ているように思えます。ヒトではなく人類として、大きな意思のもとに、大きな判断と手段が講じられて、自然、地球、海、マザーアースと共栄できる日がいいつか訪れますように。慶良間の海に託してそう祈る気持ちでいっぱいです。かくいう僕もまた、私利私欲を捨てきれない、ホモサピエンスのひとりですから。
Jan 3, 2017
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Sanctus:聖なるかな(F130 カンバスに油彩とデトランプ)聖なるかな。この海はあなたの栄光に満ちています。美しき、素晴らしき、慶良間の海よ、永遠に。マンタのその優雅さは、何度見ても感動します。この世にこんなに美しい生き物がいることに心から感謝し、出会えたことに心から感謝します。マンタがやってくるのは、海が豊かだからです。その海の豊かさを支えているのは、ちいさなちいさな珊瑚たちです。本当に微妙なバランスの中で成り立つ自然の不思議さに、人知を超越したディヴァインの存在を感じます。そこに僕が感じるのは、畏敬であり畏怖です。そしてこの美しい母なる海を、けして壊してはならないという我々人類に課せられた使命です。
Jan 2, 2017
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Benedictus:祝福されますように(F100 カンバスに油彩とデトランプ)ここに来る者はみな祝福されますように。澄んだ水と真白き砂が、必ずあなたを癒しますように。慶良間の砂は珊瑚がこまかく砕けてできた真っ白な砂です。嘉比島にある海底の砂漠では、潮が流れるたびに砂塵が舞います。透明な、どこまでも見えそうな海水の中を、真っ白な砂が、パウダーのように流れてきます。心と身体のすべてを洗い流して、祝福され、心のそこから癒される瞬間です。
Jan 1, 2017
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Libera Me:救いたまえ(F130 カンバスに油彩)永遠の安息を与え、絶えざる光でお照らしください。聖なる島の海の中を、あふれる光でお照らしください。沖縄には奥武(おう)島という島がたくさんあります。奥武は弔いの場所です。祖先を敬う沖縄の人たちにとっては、とても神聖で身近な場所です。慶良間にも奥武島があります。僕の通う阿嘉島から、下曽根という隠れ根の方角にあります。この島もやはり聖地です。晴れた日の午前には、海の中が光であふれ、大きなウミウチワの森が照らされて、それはそれは美しい。ほんの少ししか大きな島から離れていないのに、この島の周りには、ナポレオンフィッシュやメジロザメや大きな海蛇がいます。いつだったかこの島の近くで、オキゴンドウとハンドウイルカの混泳する群れに出逢ったこともありました。ジンベエザメが出たこともあるそうです。慶良間の人たちの祖先に守られた聖なる島の聖なる海です。
Dec 31, 2016
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Lux eterna:永遠の光もて(F100 カンバスに油彩) その無限なる永遠の光でお照らしください。 この海に新しく生まれくるいのちを祝福してください。 慶良間の安室島の西側に、世界でも最大規模のユビエダサンゴの大群落があります。 水深の浅い、光あふれる場所で、水のよく通るところに群生する珊瑚です。 この珊瑚は多くの生き物の卵や幼魚を育てる揺り篭です。 珊瑚の間には、大きなシライトイソギンチャクがたくさん住み、そこにはクマノミやミツホシクロスズメダイなど、共生している姿が見られます。 ここもやはり、白化とオニヒトデで壊滅してしまいました。 珊瑚の死はそこに住むすべての生命の死を意味します。 魚もイソギンチャクも、すべてがいなくなりました。 ですから珊瑚の再生はいのちそのものの再生なのだと思います。 現在では美しい珊瑚の森が再生されています。とても素敵で大切な海です。 浅くて光あふれるこの海域が、永遠に生命にあふれていることを、心から願います。
Dec 29, 2016
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Agnus Dei:平和の賛歌(F100 カンバスに油彩) 我らに平和をお与えください。この海に生きるすべてのいのちとともにあることの幸せを。慶良間列島の北浜ビーチから座間味島までの間の阿嘉海峡、嘉比島、安室島、安慶名敷島などの、「しまうち」と呼ぶ海域には、砂地に珊瑚礁の卵のような「根」といわれる岩礁が点在します。その根では多くの生命が、珊瑚を隠れ場所にして生活しています。この根の多様性は世界中の海洋学者が特別な環境であると認めている、とても貴重な場所です。安室島の東側には、根のほとんどが火炎珊瑚という、刺されるととても痛い珊瑚で覆われた海域があります。その中では小さな魚も、こころから平和です。彼らの姿を見て、僕たちも心に平和を宿します。
Dec 28, 2016
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Lacrimosa:涙の日(S100 カンバスに油彩)この海に安息をお与えください。我らのいとなみがこの海を二度と傷つけませんように。1998年には世界規模の海水温の上昇で、慶良間の珊瑚礁は一面の白骨となりました。2001年から2006年にかけて、慶良間の海はオニヒトデの異常発生では、さらに無残な状況になりました。2011年5月のスーパータイフーンでは、水深10mよりも深い場所の珊瑚が根こそぎもっていかれ、水中はまさに墓場のようでした。これらはまぎれもなく、我々人間のいとなみが引き起こした、地球規模の大きな気象変動が原因です。慶良間の海の珊瑚礁が美しくあることは、我々人間が母なる地球と共存できているかの目印になります。幸いにも京都議定書、パリ協定が結ばれ、慶良間の珊瑚礁域はラムサール条約に登録され、国立公園となり保護されていますが、2016年も多くの珊瑚が白化するのを目の当たりにしました。美しい珊瑚を守ることは、私たちの住むこの地球を守ることです。個々人の活動ももちろんですが、国家や地域を越えた、大きな心の共有が必要です。
Dec 27, 2016
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Recordare:思い出したまえ(F130 カンバスに油彩とデトランプ) これほどの苦しみが無駄になりませんように。敵味方なくすべての戦火で失われた魂が救われますように。慶良間の外地島の南に、慶良間上陸作戦で沈没した、LST-477という上陸輸送艦があります。水深40mの海底にそっと眠るその船は、ちょうど真ん中から真っ二つに引き裂かれ、伏せたように沈んでいます。米軍の記録によると、右舷に特攻を受けて操縦不能になったこの船は、船長の判断で数人のクルーを残して総員退艦したあと、なんとか操船して現在沈んでいる水路まで30分ほど移動して、日本軍に武器を奪われないように自沈したそうです。失われる命に、国籍や人種が関係しますか?僕はそうは思わない。この船にも多くの悲しい魂を感じます。いつだったか、この船に潜った時に、巨大なタマカイを見ました。それはこの船とともに沈んだいのちの象徴だったのかもしれません。僕にとってこの船は、すべての人に平和が訪れますようにと祈る場所です。
Dec 25, 2016
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Dies irae:怒りの日(S100 カンバスに油彩) その恐ろしさはどれほどでしょうか。海の中にも全てが灰燼に帰した跡が遺されています。 慶良間レクイエムを11作の連作で描くきっかけとなったのはこの作品です。 慶良間の阿嘉島は、沖縄戦で米軍が最初に上陸したところです。想像を絶する激しい戦闘だったと聞きますが、島の人たちはまったくこのことを語りません。 それほど心の傷が深いということでしょうか。 女優の知花くららさんも、阿嘉島の隣の慶留間島出身でいらっしゃって、いつだかオバァから聞いた話をテレビでしていらしたのを観ましたが、いわゆる集団自決があったのも、このあたりです。 阿嘉島のサクバル奇岩群の先端の海底に、旧日本陸軍の機関砲が沈んでいます。 今では珊瑚がたくさんついて、いびつな様子ですので、離れてみないと機関砲であるとは気がつかないかもしれないですね。 旧日本陸軍は阿嘉島を撤退する際、米軍に奪われてはならないと、多くの弾薬を海に捨てたそうです。 今でも、嵐のあとには、阿嘉島の北浜ビーチの沖のダイビングポイントに、機関銃の銃弾が出て来ます。 こんな美しい島で、そんな酷いことがあったなんて、いったいどうして想像できるでしょう。 戦争は世界中どんな場所でも、どんな美しい自然をも、すべての生命を破壊します。 世界中が平和になりますように。 慶良間に二度と悲しい戦争が訪れませんように。 今日がクリスマスイブなのも意味があることのように思えます。
Dec 24, 2016
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慶良間レクイエム全11作を、毎日一作ずつご紹介いたします。慶良間レクイエムは全11作を全てお引き取りいただき、管理していただき、架け替えでもけっこうですので時々展示してくださる、あらゆる国、地方公共団体、美術館、企業に無償でお譲りいたします。 Kyrie:憐れみの賛歌(F130 カンバスに油彩とデトランプ) あわれみたまえ。このちいさな かよわい いのちたちを。いま、目の前にある幸福に気付けますように。 みやざきすうじ 慶良間レクイエム Miyazaki Suji REQIEM FOR KERAMA ISLANDS 慶良間(けらま)諸島をご存知ですか? 沖縄県那覇市から、わずか40kmの東シナ海にある、大小30ほどの島々です。 慶良間諸島はその自然の豊かさから2014年3月に国立公園になりました。 海も空も信じられないほど鮮やかな青、珊瑚が細かくくだけてできた真っ白い砂浜。 色とりどりの珊瑚礁を泳ぐ、色とりどりの魚たち。 鮮やかなオレンジ色をしたアダンの実の下をごそごそ歩くムラサキオカヤドカリ。 山からはアカショウビン、浜ではイソヒヨドリがのどかにさえずります。 路地には野良猫があくびをして、人もみな穏やかで。 なにげないすべてのことが、とても大切で美しくて素敵に思える場処、慶良間。 慶良間の海は透明度の高さから「ケラマブルー」と言われています。 そこでは200種を超える珊瑚と数千種の魚たちが、いのちのハーモニーを奏でています。 しかし、慶良間の海は、幾度となく恐怖や悲哀につつまれました。 戦争、白化現象、スーパータイフーン、 残酷な人間のいとなみを、悲しすぎる生命の終末を見ました。 人々が目を背けるこれらもまた、慶良間の大切な歴史です。 そんな慶良間で、いのちは生まれ継がれて、今もなお美しい姿をとどめています。 慶良間の海が永遠であることを祈って、この作品を描きました。 2016年 12月
Dec 23, 2016
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今日から慶良間レクイエム全11作を、毎日一作ずつご紹介いたします。慶良間レクイエムは全11作を全てお引き取りいただき、管理していただき、架け替えでもけっこうですので時々展示してくださる、あらゆる国、地方公共団体、美術館、企業に無償でお譲りいたします。 Introitus:入祭唱(F130 カンバスに油彩とデトランプ) 永遠の安息を彼らに与え、絶えざる光でお照らしください。 慶良間の海が永遠に美しくありますように。 みやざきすうじ 慶良間レクイエム Miyazaki Suji REQIEM FOR KERAMA ISLANDS 慶良間(けらま)諸島をご存知ですか? 沖縄県那覇市から、わずか40kmの東シナ海にある、大小30ほどの島々です。 慶良間諸島はその自然の豊かさから2014年3月に国立公園になりました。 海も空も信じられないほど鮮やかな青、珊瑚が細かくくだけてできた真っ白い砂浜。 色とりどりの珊瑚礁を泳ぐ、色とりどりの魚たち。 鮮やかなオレンジ色をしたアダンの実の下をごそごそ歩くムラサキオカヤドカリ。 山からはアカショウビン、浜ではイソヒヨドリがのどかにさえずります。 路地には野良猫があくびをして、人もみな穏やかで。 なにげないすべてのことが、とても大切で美しくて素敵に思える場処、慶良間。 慶良間の海は透明度の高さから「ケラマブルー」と言われています。 そこでは200種を超える珊瑚と数千種の魚たちが、いのちのハーモニーを奏でています。 しかし、慶良間の海は、幾度となく恐怖や悲哀につつまれました。 戦争、白化現象、スーパータイフーン、 残酷な人間のいとなみを、悲しすぎる生命の終末を見ました。 人々が目を背けるこれらもまた、慶良間の大切な歴史です。 そんな慶良間で、いのちは生まれ継がれて、今もなお美しい姿をとどめています。 慶良間の海が永遠であることを祈って、この作品を描きました。 2016年 12月
Dec 22, 2016
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二枚ともタイトルはチェレスタです。 チェレスタ 楽器の名前です。 チャイコフスキーのくるみ割り人形のこんぺいとうの踊りとか、ハリーポッターの最初にかかる曲とか、 キラキラした綺麗な音で奏でられる鍵盤楽器です。 この二枚に描いた小さな魚は、スカシテンジクダイといいます。 この魚のダイナミズムが描きたくて、10年くらいかしら研究してきました。 やっと描けるようになりました。 先月、母が他界し、いろいろな手続きでたいへんでした。ようやく今さらながら、母が亡くなったことを想っています。 お寺さんのお話しで、我々は生かされているのだと。その意味でこの魚たちの1尾となんら変わりはないですね。 みな、ちいさなちいさな存在です。たいしたことはない。何もできないちいさな存在です。 慶良間にはこんな感じの、根 という珊瑚の塊が砂地にぼつぽつとあります。 そこでは全ての生き物が、ちいさな世界でバランスをとって生活しています。 バランスが崩れるとたちまち珊瑚まで含めて死滅してしまいます。岩の跡形もなくなってしまいます。 ちいさなちいさな存在でも、大切な一員なんですね。 チェレスタはかの有名なラヴェルのボレロにも使われています。ちいさな軽やかな音ですが、とても特徴的な音です。
Nov 6, 2016
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アタッカ〜休まずに次の章に〜 油彩とデトランプ F20 一昨日サインしました。 留まらず絶えず変化し続けるのが画家の本来の姿かと思います。 自分に足りないものを見つけて落ち込み、補うことで喜び、成長を嬉しく感じ、また至らなさを感じて悲しむ、そしてまた、、、、 絵描きって楽苦しいです。 このたのくるしいって言葉は弟子の江口くんが言った言葉。素晴らしい言葉ですね。 さあ、次の章に向かいましょうかね!
Sep 22, 2016
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ひょんなことから、作品を出品するしないの規定のことで、山本文彦先生と本当に久しぶりにお話しをしました。 お元気そうで、とても嬉しかったです。 僕の師匠の秋山泉先生と並んでお世話になったと思います。 僕の技法は全て、山本文彦先生と秋山泉先生の作品を横目で見て盗んだものが基本です。 昔の先生がたは、技法を説いてくださらないのがあたりまえ、見て盗めというのがあたりまえでしたからね。 15年くらい前ですが、一生忘れもしない文彦先生とのやりとりは上野の精養軒でした。 先生、油は何を使ってらっしゃいますか? と、訊いた僕に、 みやざきくん、僕の油は××だけ! と、お応えいただきました。 僕が青い色を出そうとして、油の黄変に悩んでいるのを見透かしていらっしゃるようなひと言でした。 本当は文彦先生はそんなことはなく、油を混合されているのは今では分かりますが、まだまだ知識の乏しいぼくに、黄変しない混合油をひとことで教えてくださったのだと、今でも感謝しています。 その後、僕の弟子たちにはその××を使わせるようにしています。 秋山先生といい、山本文彦先生といい、本当に素晴らしい師匠に出会いました。これを弟子たちに引き継がねばと思います。 秋山先生とのいろいろは、本当に涙が出るくらいナマですよ。また、秋山師匠の教えも公開しますね。
Sep 17, 2016
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この作品にサインして、慶良間レクイエム全11作が完成しました。 僕にとっては10年来の心のこもった偉業の達成です。本当に嬉しい瞬間でした。 そのためにというか、自分で選んだ道ですが、多くの人との関係を断ち切り、ストイックにしてきたところも多く、友人たちからは見放された気もしますし、とても大事な女性を失ったかもしれません。 サインして、嬉しくて、いいワインを飲んで、弟子たちや友達にメールしました。そして昨夜、寂しくて泣きました。寝れませんでした。達成感より孤独が強かった。大好きなあなたの背中に抱きついて安心して寝たかった。 なんでひとりきりなんやろう? なんで俺にはこんな素敵な思いを分かち合う伴侶がいないんやろうか? 全ては絵を描くためになにもかも棄ててきた生活のせいです。だから仕方ない。 いつか、ピカソにとってのジャクリーヌのように、僕の芸術を理解してくれて、僕を心から愛してくれて、僕と素敵な時間を分かち合える女性といっしょに暮らせたらいいですね。
Sep 12, 2016
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讃歌 F40 カンバスに油彩とデトランプ カンバスが小さかったです。 大きな絵は大きなカンバスがいいですね。 本当は大地の讃歌とタイトルをつけたかったですが、そんな雄大なタイトルにするなら、150くらいのカンバスにしないと。 この作品がその習作になるのかもしれませんね。
Jun 16, 2016
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亡き王女のためのパヴァーヌ S50 油とデトランプ 描き進めているうちに、アイデアが明確になることはよくあります。 今回はその行程が辛かった。 15年くらい前まで、慶良間の阿嘉島の北浜(ニシバマ)というところに、アザハタが3尾住んでる根があって、アザハタの根とみんな呼んでました。 僕らイントラやガイドは、アザちゃんと呼んでました。 不思議なことに必ず3尾。1尾が亡くなると必ずどこかから若いのが加わり3尾になります。 僕は若い新しいのが王女で、残り2尾がナイトのように見えてました。 島のみんなで守って、大切にしてきたんですが、ある朝、3尾ともいなくなってました。 座間味村と渡嘉敷村に、そんなことをする漁師はいませんので、ポイントを知っている何者かが、闇に紛れて釣り上げたと思われます、、 その後、アザハタの根がどうなったとおもいますか? アザハタがいる間は、水深20mにもかかわらず、珊瑚が毎年成長して、魚がいつもたくさんいて、楽しく踊っているようでしたが、 アザハタが1尾もいなくなると、とたんに砂を被って根が消えてしまいました。 珊瑚もそこに住む魚たちも、アザハタたちに助けられていたんですね。 自然はほんの小さなバランスでできています。 心ない誰かが、アザちゃんを釣り上げたために、今はこの景色が見れません。 悲しいですが、僕の記憶には、さらに大きくなって、魚たちもさらにたくさんなアザハタの根が見えます。
Jun 5, 2016
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みやざき すうじ作 夜想曲2番 カンバスに油彩とデトランプ F50 ナイトダイビングってあまり好きではないです。飲めないから。 でも、珊瑚の間に魚たちが眠ってるのを見ると、とても微笑ましくて穏やかで和やかな気持ちになります。 この作品には、たくさん幼魚を描きました。 拡大して探してみてくださいね。 ところで、僕がブログにアップした僕の描いた油絵は、どうぞご自由にあちこちお使いください。 待ち受けでもなんでも。個人的な使用でしたら、どんなことでもお使いくださいね。
Feb 7, 2016
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みやざきすうじ ブーケ F40 油彩 この作品にサインしたら、必ずつながる、必ずまた結ばれると思いながら、心を込めて描きました。 あなたの想いが届きますように。 僕の気持ちが届きますように。 ※僕がブログにアップした僕の描いた油絵は、どうぞご自由にあちこちお使いください。 待ち受けでもなんでも。個人的な使用でしたら、どんなことでもお使いくださいね。
Jan 26, 2016
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キリエ SM 油彩 個展の最後の作品ができました。 新年5日から、北九州で展示します。 ※僕がブログにアップした僕の描いた油絵は、どうぞご自由にあちこちお使いください。 待ち受けでもなんでも。個人的な使用でしたら、どんなことでもお使いくださいね。
Dec 22, 2015
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月の光 油彩とデトランプ混合技法 f40 沈める寺 油彩 f30 ドビュッシーのピアノ曲からインスパイアされて、慶良間の海になぞらえて描いた2作品が、審査を通過しました。 来年の初夏にコルシカで開催される展覧会に、出品できます。 残念なことに、僕の作品は写真になりません。 国内で実物をお見せする機会があればいいんですが。 2作品とも、とてもいい出来です。 ドビュッシーは印象派の作曲家です。僕もまた、印象派の絵画の技法を、古典的な技法と混合していますので、ドビュッシーの音楽性にはとても惹かれます。 早く、コルシカのみなさんに見ていただきたいです。地元の下関でもそのうち披露したいですね。 ※僕がブログにアップした僕の描いた油絵は、どうぞご自由にあちこちお使いください。 待ち受けでもなんでも。個人的な使用でしたら、どんなことでもお使いくださいね。
Dec 20, 2015
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タイトル未定です。 F3 デトランプに油彩 国立公園になった慶良間の海を描き続けてはや20年になります。 この20年の間に、慶良間の海は温暖化による白化現象やオニヒトデの異常発生、猛烈な台風での壊滅的な珊瑚礁の破壊を経て、幾度も危機を乗り越えてきました。 珊瑚礁は20年前ほど美しくはないですが、海の凄まじい透明度は変わりません。 僕が描きたいのは透明度の高いこの慶良間の海水なんです。 透明であり、形のないものを描く。 これはなかなか至難のわざです。 僕だけにしかできない技法があります。 これがまた、写真に写らない技法なんですよ。 このブログは毎日200人くらいの訪問者がありますが、みなさんに本物をお見せできるといいのにと、いつも思います。 1月に北九州で個展が決まりましたので、またこのページでご案内しますね。
Sep 27, 2015
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週末まで上野で開催された、レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像 を観てきました。 この展覧会はアンブロジアーナ図書館絵画館の所蔵するいわゆるアトランティコ手稿、ダ・ヴィンチのノートですね、これがメインの展覧会です。 当たり前なんですが、レオナルドの油は大きな大聖堂や協会にありますから、簡単には運べないです。 美術館にあるのはナショナルトレジャーですから、めったに出てきません。 今回も友人の音楽家を描いた一枚だけでした。 しかし、このアトランティコ手稿、 なんと素晴らしいことか! 時を超えて、レオナルドから 「芸術は科学である」 と、教えを請うた気がしました。 偶然性に新世界を見出してきた、20世紀美術ですが、レオナルドの予測範囲を超えていないという事実。 素晴らしい展覧会でした。 ところで、横にいたカップルが、 「イエスのお母さんって誰だっけ?」 「頭の輪っかは何?」 と言っているのが耳に入ったので、老婆心ながら教えて差し上げました。 レオナルドが金冠を描かなかった岩窟の聖母の原形の正確な模写の話も。 二人の若者は知識欲を満たすように、聴いてくださいました。 芸術教育というか、表現教育を捨ててしまった日本ですが、彼らを見ると、まだまだ挽回できる気がします。
Jul 1, 2013
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僕の作品は、グレージングといって、薄く溶いた油絵の具を何十層にも重ねて色を出します。だから写真では絶対に表現できないです。逆に言うと写真では表現できない奥行きや透明感や雰囲気が描かれています。この作品は2月ごろから描き始めて、途中で置いていました。「海中の気持ちよさ」を表現しようとしたのですが、もっと具体的な何かが欠けているような気がして、手が止まっていました。このGW,阿嘉にダイビングのお手伝いに出かけて、夏の海水がやってくるのを見ました。これだ!と思った。僕が描きたかったのは、どこまでも透明で魂の奥まで浸透して、浄化していくような、そんな海の青です。で、描いて今日サインしました。描いている途中、仕上げに入るとパニック発作が・・・。涙は出るしよだれはたらたら垂れるし、心臓が痛くて・・・でも薬を飲んで我慢しながら描き続けました。まるでミニマムな絵画を志そうとしている新しい僕に、なんでも説明したがって絵を売りたくってそんな姿勢で迷っていた僕が抗っているような。そんな辛い症状でした。サインしてもまだ治まらないで、薬を足しました。もっとミニマムに描きたい。だれにもわからないような、青一色の画面でも、きっと僕の思いが伝えられるはず。自信がない。でもやりたい。新しいスタートにようやく立ったかもしれないです。
May 10, 2013
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美術室に掛けてある赤江瀑先生の書が、先生の絶筆であることがわかりました。この世と別れる最後に、赤江先生が残された言葉は「心 形 静か」でした。この書が偶然僕のところにやってきたのも運命なんでしょうね。赤江先生は、僕にとって第2の父のような。心の師のような。そんな存在でした。先生を想うと涙が出てきます。この書は、藝大美術館監修の狩野芳崖の悲母観音像のとなりにあります。その横には亡き父のデスマスク。なんとも素晴らしい美術室ですね。
Apr 27, 2013
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昨日、福岡市で開催された、京都造形芸術大学の体験学習の合評会の様子です。講師は木村克郎先生。すいどーばたや創形で教鞭を執られてきた、超有名な画家です。画家としてもですが、先生の教育者としての素晴らしさに、あらためて感銘を受けました。本当にほんの2時間で、高校生たちのものの観方が、みるみる変化するんです。先生のご指導は概ね以下のようなもの。デッサンは描く技術ではなく観る技術だそこにあるのはただの紙で、鉛筆でモノを再現することはウソにほかならないウソをリアルにするためには理論を知らなければならないだから脳の発達して理解できるようになった今から初めて大丈夫なんだ先生は「形態」をいっしょうけんめいスポークで捉えようとしている生徒たちに「いいよ。そうやって測るように教わったんだね。でも測量士じゃないよ~」これは笑いました。こまかい光をおっかける生徒に「おお~、細かく見てるね~。でもでこぼこに見えて球になってないよ~」これも面白かった。先生の油彩の作品は自然を愛する素晴らしい作品です。しかし先生ご自身が芸術であり、先生がご指導されるすべての生徒や学生が、先生のクリエイションだなと思いました。
Apr 22, 2013
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「キラキラ輝くシューズの展示をしているギャラリーに出向き、ドイツの新聞のインタビューと写真撮影を受け、その後ホテルへ戻り『2000クラブ』の仲間に迎えに来てもらった。これは20人の男たちの集まりで、ドン ペリニヨンボトルを2000本購入し、西暦2000年までに密閉された部屋に入れて、その後開けて飲むというもの。つまり誰がその時にいて、誰がいなくなっているかを見るというものである・・・」 アンディ・ウォーホルの日記からの転載だそうです。アンディ・ウォーホルはMIB3ではMIBのエージェントという設定でしたが、僕は宇宙人だと思います。(それはさておき)アンディはポップアートの創始者で、ポップ=軽いという日本でのイメージとちがって、アンダーグラウンドアートの牽引車でした。アンディは先ず既存の概念に徹底的に反抗します。著作権、肖像権、政治、美術館の権威・・・そして勝訴します。だから、アンディの芸術は、反抗することに基礎を置いているといえます。それはまさに、一歩違えば「バッド・ジョーク」になってしまう。「キラキラ輝くシューズの展示をしているギャラリーに出向き、ドイツの新聞のインタビューと写真撮影を受け、その後ホテルへ戻り『2000クラブ』の仲間に迎えに来てもらった。これは20人の男たちの集まりで、ドン ペリニヨンボトルを2000本購入し、西暦2000年までに密閉された部屋に入れて、その後開けて飲むというもの。つまり誰がその時にいて、誰がいなくなっているかを見るというものである・・・」 自身が2000年に生きていないことを予見していたかのような、この「2000クラブ」なるコンセプト・アートというかハプニング・アートというか・・・これはアンディの「死」とか「生」に対する反抗だったと思いますね。宇宙人のアンディが死ぬわけがないので、エルビスやマイキーといっしょにどこかで暮らしているでしょう。こんなドンペリどうですか?僕は高くて手を出しあぐねていますが、こちらが最安値ショップです。売り切れ必至でしょうね。いちおう買い物籠に入れましたが・・・。 ドン・ペリニヨン ブリュット アンディ・ウォーホル カラーラベル ※色は選べません。 [...価格:15,800円(税込、送料別)こちらのショップではカラーが選べます。全5色そろえたいけどな。【ワイン ドンペリニヨン】ドンペリニヨン・カラーラベルアンディ・ウォーホール カラーラベル...価格:18,900円(税込、送料別)
Oct 28, 2012
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作家の赤江瀑先生がお亡くなりになられていたことが、先日わかりました。先生らしい、葬儀をせずに極秘に荼毘にふされるという、お別れのしかたでした。僕は豊浦高校の後輩として、とても可愛がっていただいていたので、知らなかった自分が悔しくてなりません。もっとお話ししたかったし、もっと教えていただきたかった。個展にお見えになられて、よくご指導くださいました。下関市芸術文化振興奨励賞にも何度も僕を推挙していただいて、残念ながら、僕の努力と精進が足りないがため、受賞することができず、先生に恥をかかせた形になりました。僕は赤江先生の作品も大好きでしたが、なにより若者を愛し、若者の中に溶け込もうとなさる、先生の飾らないお心が大好きで、そのくせにどこに住んでいるのかさえ、編集者も知らない謎の存在の先生が大好きでした。先生のご自宅からは、お舟手といわれる、櫛崎城に船をよせた静かな入り江に直接下りられます。その階段で何枚もスケッチしました。そこからは、満珠干珠の二島が見えます。油絵にもしました。僕の実家の襖には、僕が墨で描いたその景色があります。下商の美術室には、先生の書が2作あります。ひとつは僕が先生に直接書いていただいたもの。僕へ向けた言葉です。「珠の緒よ」と書かれています。もうひとつはチャリティで購入したもの。「心 形 静か」と書かれています。先生の形見になります。先生のご冥福を心からお祈りします。
Jun 20, 2012
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最近、とっても疑問に思うことがあります。僕が高校教師になったころ、高校の美術の先生は、ほとんどが画家か彫刻家か工芸家で、飲むと教育談義と芸術談義になるのがあたりまえでした。最近は制作しない先生のほうが多いんです。20年前に東京の有名芸術大学を出たとしても、そんなの数百人のひとりじゃあないですか。制作しないなら、成長どころか退化するでしょう。それに対して、高校卒業後、美大にも行かず、ただただ制作している弟子がいます。ストウ君っていうんですが、今日作品を持ってきてくれました。デッサン力は美大にいった諸君とは、比較できないでしょうが、哲学的で狙いのあるいい作品でした。僕の弟子たちは高校3年間、定期考査や検定に追いまくられながら、死ぬほどの絵を描きます。3年生になって卒業するころには、おそらく「制作しない高校教師」程度の能力は、身についているでしょう。僕の弟子だけじゃなく、制作する先生に心から鍛えられている諸君はそうでしょう。一流の彫刻家だった、山口高校を最後に退職された、濱野先生。先生はよくご自宅のアトリエに生徒を招いて遅くまで制作させてました。先生は一流だから、芸術の能力はあらゆる方向に向いておられる。だから、絵画の指導もデザインの指導も一流でした。山口中央高校を最後にご退職なさった、柴崎先生。先生も毎年銀座で個展を開催される、一流の画家でした。他の先生が気付かないような、生徒のよさを発見しては、高文連の大会会場で褒めてくださっていました。僕の師匠、豊浦→長府の新谷先生も、やはりいろいろな団体を渡り歩いた画家でした。僕は美術の指導者は、制作するのがあたりまえだと思っていました。若い美術教師はどんどん制作してください。弟子たちはどんどん制作して己が師を越えてください。日本の現代芸術が行き詰っているのは、藝大の藤枝先生やなんかが、10年以上前から指摘しているところです。こうした教師の状態も、影響を与えているかもしれないですね。
Jun 14, 2012
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タイトルの展覧会が開催されます。東京のサントリー美術館です。岡田三郎助がコレクションしていたものが中心だそうです。詳しくはこちらから岡田三郎助もそうですが、琉球文化はヤマトの絵画に大きく影響しています。岡本太郎の原色もそうだと思います。こちらの本は、文化人類学者としての岡本太郎が、沖縄の文化について解説したものです。琉球文化をこころから理解するためには、必読の一冊です。【送料無料】沖縄文化論価格:720円(税込、送料別)私事ですが、僕の長女は、色彩感覚が優れています。生まれてからずっと沖縄に毎年連れて行ったことと、幼児期から安い画材を与えなかったことが、その理由でしょう。僕の作品はよく「空気遠近法を無視している」といわれますが、沖縄の自然をみたら、「遠くほど彩度が落ちる」ことがないんですもん。ゴーギャンがタヒチで原色に目覚めたように、沖縄に触れることは、画家の目をかならず変化させるでしょう。まずは東京のみなさん、紅型に触れてくださいね。
Jun 13, 2012
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以下のリンクにYahoo!に開設した個展WEB会場があります。ぜひご覧下さい。海神別荘~みやざきすうじ油彩展WEB会場 トップページ
Apr 28, 2012
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個展を開催します。今回は、僕のお客様でもある坂東玉三郎先生の舞台、「海神別荘」からインスパイアされた、「海神別荘三部作」を、初めて同時展示する、お披露目の展覧会です。同時に新作の小品を描きましたので、展示即売いたします。今週末までに、作品をアップした、展覧会サイトを作成してご紹介しますので、ご期待ください。ご予約も承ります。
Apr 25, 2012
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福岡市美術館にレオナルドダビンチを観に行ってきました。 岩窟の聖母 モナリザ いちばん尊敬する画家であるレオナルドに、教えを受けている気分でした。 絵画論という著書があります。和訳が出版されたときに即日購入して、バイブルのようにしてきましたが、その中からも、僕を導いてきた言葉がいくつか掲示されていました。 羨ましいのは通称サライ。僕は 少年ジャコモと天才レオナルド という絵本を読んで以来、サライと呼ばずジャコモと呼んでますが、彼はレオナルドに直接教えを受けていたことが、作品からありありと伝わりました。 僕は自身が時を超えてレオナルドに教えを受けている気分でしたが、まだまだ足りません。 絵画論をもう一度読み返すことにしましょう。
Feb 25, 2012
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この写真は、僕がある方のご注文で、慶良間の海底砂漠の流れている時を描いた作品です。「みやざき!お前に見せたい風景があるんやが、いっしょに阿嘉に行こう」そういって連れて行かれたのが、普段はおだやかで平和な光景をみせてくれる、海底砂漠。ただし、上げ潮ががんがんに流れている時です。潮上から砂漠の斜面伝いに這いつくばって砂山を登り、登りきったところで、流れに顔を出すと、激流がレギュレータをひきちぎらんがばかりに顔にあたり、ホースはうなってぶんぶんと音をたて、水がこんなにも質量をもっているのだと、教えてくれました。そして正面から顔面が痛いほどにぶつかってくる砂粒。目の前でうねるようにうごめく砂紋。生きている。そう思いました。ボートにあがるとすぐに、その方は、大声でがははと笑われて、「どぉや!砂塵舞う!」とおっしゃいました。そのまま作品のタイトルにしました。いまはその方の経営する会社の応接室に架けてあります。先日おじゃましたので10年ぶりくらいで対面しましたが、いい作品です。ものすごく素直にそのときの感動が描いてある。自画自賛というより、自戒の気持ちです。
Feb 2, 2012
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上京ついでにフェルメールを観てきました。フェルメールと言えばフェルメールブルーと言われる青です。この青には特別な意味があります。フェルメールが用いた顔料はウルトラマリンブルーといわれる、ラピスラズリを砕いたもの。地中海「マリン」を超えて「ウルトラ」エジプトやトルコから運び込まれる顔料です。とても高価で貴重なこの顔料は、使用される箇所が制限されていました。聖母マリアのマントにのみ、使用するのが通例だったそうです。それも、フレスコやテンペラでは使用できるこのウルトラマリンは、油絵用の乾性油に溶くと、色味を失って透明に見えてしまうという、はかない色でした。油で溶いても色味を失わない技法が確立したのも、フェルメールの時代です。ということで、実はフェルメールが多くの女性にこの青を使用したことは、女性への賛歌であると同時に、プロテスタント国のオランダにおいての、カトリックへの反抗的な手法であるとも取れるんですよね。この作品で女性は手紙を読んでいます。おそらくは遠く離れた国にいる夫からでしょう。背景に大きく貼られた地図がそれを示しています。女性は僕には妊娠しているように見えます。手紙の内容がとても気になります。いい絵です。3月まで渋谷の東急文化村で会えます。ちなみに現在ではこのウルトラマリンブルーは生産されていません。似た色の顔料で代用されています。
Jan 31, 2012
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昨日から、新エコール・ド・パリの東京本部展が代官山のCARATO71で始まりました。 このサロンは、3年ほど前、故マゴリ・トシフミ先生と故ポール・アムビーユ先生と、現ル・サロン名誉会長のジャン・マリ・ザッキ先生が、パリ国際サロンの会場で話をされ、フジタの時代の再来のように、パリで日本人を中心に多国籍の展示をしたいとの思いをひとつにされて、ようやく実現した展覧会です。 マゴリ先生は生前、「みやざきすうじの絵にはアムビーユのグリザイユが必要だから、フランスに習いにいきなさい」とおっしゃってましたが、教師の仕事が長期の休みが取れるわけもなく、悩んでいるところで、アムビーユ先生がお亡くなりになり、僕は大切な機を逸した形になりました。 そして、もう一人の師たるマゴリ・トシフミも昨年お亡くなりになりました。 昨日のレセプションで、ザッキ先生は力強いスピーチで、お二人がここにいないことを悼みつつも、今後新エコール・ド・パリが、アメリカやスペインの画家を取り込んで、成長していく未来図をお示しになりました。 とてもありがたいことです。 勇気がわき、制作意欲があふれました。 そして、版画の上に自らパステルで彩色された作品を、会員をつかまえては、「あげるよ」と(もちろんフレンチでですけど)渡され、お声をかけられました。 僕には「みやざきの作品はルネ・マグリットを思い出す。心に残っている作品のひとつだ」とおっしゃいました。 マゴリ先生の奥様、まりこ夫人も、「マゴリはあなたの才能を高く買っていたのよ。がんばってね」とお声をおかけくださいました。 いよいよがんばらねば。
Jan 28, 2012
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タイトルの「海神別荘」は、泉鏡花作の戯曲です。話はおおまかこのようなもの海の底に住む龍神に、強欲な父親が娘を生贄にして、海の幸を請います。海神の従者である老爺が、手下をつかって津波を起こさせ、海の幸をそれに乗せて届けます。津波で村は壊滅しますが、父親は珊瑚や魚介を手に入れて、裕福になります。いっぽう贄にされた娘を待ちわびる海神は、黒潮を遣いに出し、娘を迎えにいかせます。娘は迎えの竜の背中で腰元と話をしながら、海神の別荘に到着。二人は出会います。海神の力によって、真珠や珊瑚で着飾った娘は、どうか一目だけでも、無事で美しい姿でいることを、父親に知らせに帰らせて欲しいと海神に懇願します。海神は娘を村へ返しますが、既に人ならぬものと化した娘は、白い大蛇になります。別荘に戻ってきた娘は、嘆き悲しみ、いっそ殺してくれといいます。しかし、海神の気高さと愛に触れ、思い直してふたり末永く暮らします。といったストーリー。これが別荘内の会話と水鏡に映る美女の様子のみで上演されます。この作品と出合ったのは、坂東玉三郎主演の「夜叉ヶ池」(泉鏡花原作)という映画を観、ほぼ同時期に「高野聖」(やはり泉鏡花)を読んで、興味を持った、高校生時代でした。この1月、坂東玉三郎先生が下関で朗読会を開催され、「海神別荘」も読まれました。そして描いたのがこの作品海神が老爺に命じて津波を起こす場面です(海神別荘:F40油彩・メキシコ美術賞展入選)この絵にサインして、発送した後、3月11日が起こりました。そして思ったこと・・・このまま海神を起こして置かず、話しを完結せねば、ということそして博多座で玉三郎×中村獅童で、高野聖と海神別荘が上演されました。娘の懇願のシーンです(海神別荘:F40油彩・パリ国際サロン出品)この絵は僕の第3の師匠とも言える、馬郡俊文先生の鎮魂に間に合いました。ストーリーの完結がこの作品(海神別荘:F40油彩)来春、1月27日~29日、代官山のCARATO71で開催される、第1回 新エコール・ド・パリ東京本部創立記念展に出品します。癒され心から眠れる日が、一日も早く被災地のみなさんに訪れることを、心から祈っています。
Oct 27, 2011
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指月城址外堀から海を臨む(水彩・F4)先日、弟子をひきつれ、スケッチ合宿に、萩に行ってきました。毎年合宿は、広島県でしているのですが、今年は生徒たちの希望で、安く上がる県内にしました。この絵を描いていて、昔、お世話になった、二紀会の山本文彦先生が、山口大学で教鞭を執られていたころのことを回想されて、「山口の空気って南仏の空気なんですよ」と仰ったのを思い出しました。だからそこで描いている僕たちは、ジャンヌと新婚旅行中のモディリアーニの気分を味わいながら描いているんだなと思います。さしずめ、山口市や津和野(島根県ですが)はトゥールーズで、萩や下関はニースですかね?スケッチしていて思うのは、柔らかい光です。梅雨明け直後の刺すような日差しの中、紫外線に苦しみながら描きましたが、それでも柔らかで心地よい光を感じて、堪能しました。この素敵な制作環境は、ほんとうにありがたいです。この地に生んでくれた母と、罪と知りながら母と不倫の上駆け落ちしてくれた父に、感謝ですね。ところで、僕は南仏ワインが大好きです。特に、ラングドック・ルシオン地方のワインは、ヴァンドペイでもボルドーAOCやブルゴーニュに負けない赤ワインが産出されています。中でも、エロー県のクレ・リカールというドメーヌが生産するワインが、楽天のショップにここしばらく、入荷していて、むちゃくちゃ気に入ってます。ヴァンドペイとメルローなどの単品種があって、それぞれに、素晴らしい味わいです。僕のレビューをこちらでご覧ください。フランスとイタリアのワインと、南仏やイタリアの食材とレシピや、大好きなイタリアデニムのレビューはこちらでご覧ください。
Jul 13, 2011
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