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居間であるカーテンを止めているのは次男の修学旅行の土産,7年前である。彼が小学校でつくったテープカッター今は大学生。建築設計の勉強中
2008.01.31
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不定期に仲間と行っている駅前読書会に参加した。「駅前」といっているが今回は京都「駅裏」である。久しぶりである。今回の報告テーマは「仏教と女性」参考図書は勝浦令子(のりこ)『古代・中世の女性と仏教』(山川出版社)である。報告担当者からは,フェミニズムからの仏教批判・日本古代史における女性と仏教・現代における女性と仏教という内容で,参考図書を超えた幅広い報告を聞くことができた。収穫は,私の知らないことをたくさん知ることができたこと,報告後の話し合いの中で,歴史を考える上での豊かな想像力と鋭い感性の大切さを確認できたことである。さらにもう一つの収穫は,会の終了後に参加者と遅い夕食を共にしたとき,参加者の一人の著書が出版されたということで,持ってきていた本をその場で割安で購入できたことである。おもしろそうな本である。
2008.01.28
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意味のないことの,価値のないことのすばらしさこんなことばが目にとまった。佐野史郎氏が「週刊読書人」に書いていたエッセーの中のことばである。「意味なくただ存在する」ということが途轍もなく困難な時代である。理由もなく,ただ存在するだけでいい。そんな人になれればいい。
2008.01.26
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几帳面に家計簿をつけていた母が「もうつけるのやめるわ」と言った。それから数ヶ月後,母は急死した。
2008.01.24
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大阪の空を飛行船で遊覧というニュースをテレビで見た。機体は飛行船の元祖ツェッペリンNT号飛行機と違って,ゆっくりと上空から下界を眺められる私も一度!と思ったが…まほろばクルーズ ~吉野千本桜・飛鳥~ 180,000円ベイエリアクルーズ~大阪・神戸~ 135,000円~140,000円なにわクルーズ90,000円~100,000円2~3時間でこの値段あきらめた
2008.01.22
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また新たなことに挑戦し始めた。新たなことは2つある。一つは,体を鍛えること(というか現状を維持すること)週1~2回,とある施設でマシンを使って筋力トレーニング昨日の晩で4回目,翌日・翌々日の筋肉痛が快感である。もう一つ・・・これは今のところ秘密である
2008.01.21
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センター試験1日目が終わった。入試会場で緊張気味の生徒たちを見送った。試験問題について・・・「地理B」…昨年よりも良問が増えた。また,受験生にとって取り組みやすい問題も増えた。昨年より平均点は上がるだろう。ただし,昨年が平均点の低い(難しい問題の)年だったので,それ以前のような高い平均点にはならないだろう。「世界史B」…昨年よりも難しくなった。きちんと勉強してきた受験生にとってはやさしかったかもしれないが,戦後史が増えたことや出題地域が多岐にわたっていることから,学習時間不足だった受験生や中途半端な学習に終わってしまった受験生には厳しい試験になったかもしれない。この2科目については,受験生をあまり裏切らない(怒らせない)無難な問題だった。ただし,まだまだ良問を作成できる余地はいっぱいある(特に世界史)。50万人もの受験生がいることを考えて,問題作成者の方々は来年度ももっともっと良問の追求をして下さい。
2008.01.20
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民族世界地図序章「民族浄化の時代」をどう考えるか浅井信夫氏は民族浄化を四つに分類している。1「武力型の民族浄化」...パレスチナ,コソボなど2「開発型の民族浄化」...インドネシア(ジャワ系イスラム教徒の他の島々への強制移住),フィジー(英領インド時代のインド人強制移住)など3「統治便宜型の民族浄化」...旧ソ連のバルト三国へのスラブ系ロシア人移住,中国の新彊ウイグル自治区への漢族移住,4「移民型の民族浄化」...テキサス州におけるヒスパニック流入などなお2・3は重複している場合が多い。世界では民族紛争が絶えない。この本は,世界各地の民族紛争地域の状況を,歴史を踏まえて丁寧にわかりやすく解説してくれる。高校で「世界史」と「地理」を担当している私でさえ,新たに教えられるところが多くあった。取り上げられているのは...アフガニスタン・アラブ世界・中央アジア・イラン・インド・カシミール・トルコ・アジアのムスリム社会・インドネシア・チェチェン・ユーゴ紛争・新彊ウイグル自治区・米ユダヤ系市民・EUと反ユダヤ主義・東西ドイツ・メキシコ・フィリピン・ロシア・オーストラリア・台湾・テキサス州・リベリア・バスク・朝鮮・ペルー・米国の黒人・バルト三国・在中国朝鮮族・アジア系米国人著者は「結局,民族も幻想に過ぎないのだが」という。幻想だからこそ紛争が起こるのである。いや,紛争が起こるところに「民族」という幻想が生まれるのかも知れない。9・11以降,民族・人種をめぐる状況は明らかに変化した。この変化は,決してよい方向への変化とはいえないだろう。今の世界を再検証する上で,是非読みたい一冊である。
2008.01.18
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データはウソをつくデータで説得されるとつい信じてしまう人が多いのではないだろうか。しかし,説得しようとするものは,説得するためのデータを集めて「つくる」。 データは「客観的」に見える。しかし,データはだれかによって取捨選択されている。データに「客観性」はありえないとまず考える必要がある。当たり前として提示され報道されているさまざまな事象(データ)がある。だれが,どのような意図を持ってそのデータを選んでいるのかということをまず考える必要がある。だまされてはいけない。この本は「科学的な社会調査の方法」をわかりやすく解説した本である。データにだまされない方法わかりやすくを教えてくれる。(いしいひさいち氏の漫画が何ヵ所かに挿入されている。これがまたおもしろい!)データにだまされてはいけない。
2008.01.17
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人間観が根底から揺すぶられます。 なぜ,あんなに危険な賭けをするのだろうか?負け続けても博打から抜けられない人は?なぜ,嫌われるのことがわかっているのにあんな暴言を吐くのか?なぜ,暴力はいけないとわかっているのに暴力的になるのか・・・理屈で考えても理解できない行動をとる人がいる。また,後悔するような行動を繰り返してしまう自分がいる。 人が社会の中でさまざまな行動をするとき,脳がどのように働いているのか?脳科学の研究者がわかりやすく教えてくれる。「社会的能力を司る脳の領域がある!?」「信用できるかどうかを判断する脳」「社会の中でうまく行動できない」「他者に危害を与える脳の障害」「人の怒りがわからなくなった人」「他者の心を想像する力」など,興味深いタイトルが続きます。社会化した脳
2008.01.16
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琵琶湖の対岸を15分ほど走る和風パスタの店である(「雫屋」…いい店です)社会人一年生の長男が帰宅したので夕食を食べに出た私とは別な世界で生き始めている彼の話は私の肥やしにもなる明日から3週間は休めないらしい寒い一人の部屋に終電で帰る日が続くだろうスイッチONから2秒で暖まる首振り型カーボン式電気ストーブを買ってやった7980円の品が6800円,さらに現品限りということで…6000円+サービス品レトルトカレー4袋で交渉成立稼ぎ始めている息子親に買ってもらうのが照れ臭そうでもあった
2008.01.15
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何かきれいなものを見たくなった。 私は,昔,この近くに住んでいた。思春期であった。なぜか,昔よりもきれいにみえた。
2008.01.13
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「汽車は流星の疾(はや)さに,二百里の春を貫いて,行くわれを七条のプラットフオームの上に振り落とす」…(中略)…夏目漱石が朝日新聞社に入社した時,大阪朝日だけに執筆した「京に着ける夕」という文章の書き出しである。「汽車は流星の疾(はや)さに」以下の表現は映像では不可能だろう。(『週刊読書人』2007年11月23日号コラムより)映像表現の世界に取り囲まれている今日,文字による表現の世界から多くの人が遠ざかりつつあると思う。しかし,文字でないと表現できない世界がある。「ものを例える表現は,言葉だけに可能なこと」と前掲のコラムは書いているが確かにその通りである。映像で「流星」と「汽車」を見せてもらっても,この漱石の文が表現している世界を映し出すことはできない。文字によってだけ可能となる表現の世界をもう一度見直そうと思った。カメラのファインダから見る世界が変わるかも知れない。いや,私の目が見る世界が変わるかも知れない。
2008.01.07
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2008年,今年の正月は静かに始まった。静かに,そして地に足をつけて一歩ずつ歩くそんな年にしたいと思う。
2008.01.03
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