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2021.02.06
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カテゴリ: 感想・批評
​さて 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」 の話をしようか。

ネトフリで最近配信開始されたようなので、せっかくだから見てみた。
wikiによると去年の今頃に配信予定だったらしいが、コロナのせいだろうか延長していた様だ。

まぁそんなことはどうでもいいか。

あえて今更だがネタバレをせずにこの作品のヒドさを語ってみようと思ったが、とてもじゃないがそんな事は出来そうもない。
なんせその部分を語らずにはこの作品を語れない。
逆に言えばそこだけでこの作品の批評は済んでしまうのだ。

早速そのネタバレだが、“作中に登場するドラクエ5に似た世界は全てVRゲームの中での出来事である”

当時ネットのあちらこちらに書き込まれていたので、映画を見ていない人でも知っているかもしれない。

そして前述した通り、作中でその種明かしをする部分がこの作品の肝であり全てである。
つまりココが見所であり、最大の問題であるといえる。
この種明かしは当然映画のラストで行われるわけだが、それが何を表しているかというと、
それまでの約90分で行われたキャラクターたちの喜怒哀楽全ては、この主人公がプレイしているゲームの中の出来事であるということ。

どんでん返しではなくちゃぶ台返しをしたという事なのだ。

違和感は映画冒頭から確かにあった。
何故か実際のゲーム画面を取り込んで物語が語られるところから始まり、少年期時代がほぼダイジェストで展開される。
ダイジェストの構成事態にも違和感があるものであったので、何かおかしいな?と視聴者は気づくだろうという感じはした。
そして本編自体は奴隷時代からスタートする。
ちなみにこの各時代の内容にはかなり手が加えられており、原作の通りとはなっていない。


いきなりクライマックスに話を飛ばそう。

なんやかんやあってミルドラースをどうのこうのという所までいくのだが、肝心のミルドラースは出てこない。
その代わりに出てきた映画オリジナルキャラクター。
そいつが前述した“この映画”の種明かしを始めるわけだ。
そこでこれも有名かもしれない「大人になれ」というセリフが出てくる。

100分 しかない。
映画としてはいささか短い時間である。
ましてやドラクエというゲームを表現するにも無理がある時間である。
何本かに分けるというならいざしらず、この1本だけで完結するように作られている。
この作品の監督は、最初はこの作品の映像化を断っていたそうな。
所が、あるアイデアが “思い浮かんでしまった” ので、引き受けたということらしいが、それがコレかと(笑)
土台無理なことを実現するためにこんなことをやってしまったのだ。

そう、全てはこの“100分の映画を作る”というためだけに仕組まれたことなのだ。

とはいえ、それが120分だったからといって、良いものが出来上がる保証は確かにないが、それにしてもである。
ドラクエの映像化という事で楽しみにしている人が沢山いた中に冷や水どころか泥水をぶっかけたわけだ。
当時の大半の観客は頭に?が思い浮かんだのは想像に難くない。
そりゃぁあんな感想がネットに溢れるわと納得したのである。

本作はCGは日本製のフルCGアニメーションとしてはとても美麗であり、他に引けを取らない出来である。
ただまぁ、それで?なのである。
この感想をどう例えようかと思ったが、きれいな九谷焼のお皿に食品サンプルを載せて出された様な気分といっておこうか。

しかし、スクウェアにしろエニックスにしろ、映画で失敗せずにはおれんのかねwww
取り敢えず言える事はドラクエユーザーであろうがなかろうが、この映画を見なくていいという事である。





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最終更新日  2021.02.06 07:55:08コメント(0) | コメントを書く
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