アメリカのミニカーブランド、M2 Machines の製品です。
マーキュリーというブランドに馴染みのない方もいらっしゃるかと思うのでこちらの説明から簡単にすると、マーキュリーはフォードの中級車〜準高級車ブランドで、フォードよりはプレミアム、リンカーンよりは割安なブランドという位置付けでした。2025年現在、ブランドは消滅しています。
そんなマーキュリーですが、おそらく最も有名なモデルがこのクーガーです。
クーガーは一言で言うと高級なマスタング。中身は基本的にマスタングと同じでしたが、より高い値段で販売されたプレミアム版でした。
デザインも丸みを帯びたマスタングとは一線を画し、トラディッショナルな角張ったアメリカンマッスルという感じのデザインを持っていました。

マスタングとの大きな違いとしてV8エンジンのみがラインアップされていたことが挙げられます。マスタングは6気筒エンジンが提供されていたのに対しクーガーは全てのエンジンがV8だったのです。
今回取り上げているクーガー390はその名の通り、390c.i. (6.4L) V8を搭載したモデルです。6.4Lエンジンですが、バッジには"6.5 Litre" の文字が。しかもイギリス式のスペルで。
390c.i.V8を搭載したクーガーにはどうやらS Code と呼ばれる4バレルキャブレターを装着した320馬力のモデルと、X Codeと呼ばれる2バレルキャブレター搭載の280馬力のモデルが存在したようで、このモデルがそのどちらかは残念ながら分かりません。
M2 Machines はトミカサイズのこのモデルでクーガーの魅力を見事に再現しています。
ボディカラーはメタリックグリーンにホワイトのルーフ。レトロでかなりスタイリッシュな見た目です。

そして個人的に気に入っているのがフロントのライト部分。ほとんどのクーガーのミニカーはヘッドライトが閉じた状態を再現していますが、これは開いた状態を再現している貴重なモデルです。
M2 Machines の多くのモデルと同様、ドアとボンネットが開閉します。
内装もしっかり作り込まれています。
製品の品質にばらつきが見られるM2 Machines ですが、今回のクーガーに関しては極めて出来が良いモデルといえます。
個人的にとても満足な一台です。