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2006.11.12
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 ファイナルへ。



 ジョアン・ジルベルト ~ 最後の奇跡 ~ THE BOSSA NOVA



 JOAO GILBERTO Japan tour 2006



 IN 東京国際フォーラム A

 2006・11・9 



 ***





 私もジョアン公演は3年目になりますので、もうびっくりもしません ^^



 会場には、下記のような主旨の張り紙告知が。



 「 公演中の感謝感激の気持ちによる瞑想状態や、

 開演前の精神を高めるための開演時間の遅れについて、

 そのような状態も含めコンサートの一部とお考えいただきたく、

 奇妙なお願いで恐縮ではございますが、ご理解のうえ ~ 」



 みなさんご承知、というかんじで、

 喫茶コーナーなども、開演予定時間から開始時間までゆったりくつろごう、

 という雰囲気で和気藹々。

 街中のカフェは、ゆったり感とせわしな感が雑然と入り混じっていて、

 それが都会のカフェの魅力だったりもするけれど、



 みな “ ジョアンに捕われの身 ” なわけで (笑)

 スポットのように与えられた時間は都会の中のオアシス ?

 これも意図せずして、ジョアンを味わうための前菜 ?!

 「 飲みすぎて寝ちゃうよ。 」 との声も聞こえる中、

 45分過ぎて 「 今、ホテルを出発いたしました。」 のアナウンス ^^





 ***



 ぴあ先行席って、これって本当に先行席 ?  っていうくらい豆粒。

 別公演でもだし、こんなんじゃもう、ぴあ先行は使えないわ。

 時々オペラグラスも使ったけれど、

 ジョアンの音には、そんなことさえわずらわしい。

 こちらも全神経を研ぎ澄ませて聴きいりたい。



 最初の何曲かは、あれれっ ? 。。。 っていうかんじ 。。

 声が本調子ではない、というか ~

 公演が続いてお疲れかしら ?

 って、最終日に取ってしまったことの後悔がふと過ぎる。



 でも、そんな不安をかき消すように、

 どんどんキレが良くなって、声も艶が出てノッテきて、

 ジョアン・ワールドに引き込まれ。

 ギター1本だけのささやくようなかそけき声で、

 5千人の聴衆をただ1点に集中させるジョアン。

 完璧に独立したパートとしてのギターと歌が、

 一人の人間から紡ぎだされる不思議。

 これはジョアン唯一無二のものね 。。。



 たまたま先日の日記でご紹介した 「 マダム ~ 」 では、

 終わりの拍手が済むと、最後のフレーズをまた弾き直してみたり、

 何度か笑いを誘うようなリラックス感もあったり。



 「 Tim Tim ~ 」 と 「 ワン・ノート・サンバ 」 の間の

 「 Retrato en Branco ~ 」 あたりからは、

 ジンジンしてきてしまいました。

 「 サウダーヂ 」 にはその名のとおり、想いあふれて 。。。

 2回のアンコール。  全32曲。

 最後は 「 イパネマ 」。



 幾たびか、会場の熱い拍手を内包してゆくかのように、

 自らの身体をコクーンと化してゆくジョアン。

 なんて愛おしい 。。。

 ピュアな魂が静かな光を放つ。



 DVD収録日ということもあってか、ジョアン・フリーズはなく、

 帰宅は午前様を覚悟していたけれど、10時半には終了。



 終演後、セットリストがロビーに。

 携帯写真は撮ったのですけれど、

 中原仁さんのページにUPされていましたので、 そちら を。

 私のとお===い席からは、涙を拭っているかに見えた仕草は、

 眼鏡のずり落ちだったのですねぇ (笑)



 ***



 パンフによると、ジョアンは初来日の何十年も前から、

 「 僕は日本から来たんだから。 」 と話していたのだそう。

 今ブームの前世思想で言うと、

 ジョアンの前世は日本人だったのかしら ? (笑)

 ジョアンが愛しているといわれる、俳句、禅。

 そう言われてみると、なにか共通項を感じます。  

 どなたか、俳句とボサノバのリズムの関連性について、

 研究してみませんか ~ ? ^^

 この何年か、日本でしか公演を行っていないほど、日本がお気に入り、

 ということの奥には、

 単に、日本のオーディエンスがお気に召した、ということではない、

 なにかがあるのかもしれません。



 ***



 昨日も余韻を楽しむ間もなくバタバタと過ぎゆき、

 夜、新聞を開くとジョアンの写真が。

 公演のレポかしら ? と思いきや、

 なんとお題は  「 イパネマ に 娘 」  !!!

 9日付、ブラジル有力紙の報道なのだそうな。

 ジョアン爺、75歳。

 これがほんとにほんとの “ 最後の奇跡 ”  ?!

 不思議な不思議なジョアン・ジルベルトおじさま ... !



 ***



 今回の公演に向けて、ベスト盤が出たもよう。

 聴いていないのですけれど、

 ゲッツ&ジルベルトや三月の水、声とギターなどからの選曲のもよう。

 中原仁さん選曲。



ジョアン・ジルベルト・フォー・トーキョー







 「 3月の水」 は、私にとって、やっぱりジョアンのベスト。



三月の水






今回の公演のライブDVD



 3月に発売予定。 一般発売予定のない、限定盤とのこと。

 高いなぁ 。。 でもこれはどうしたって買わずにはいられません。






ジョアン・ジルベルト 過去のライブ日記


















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Last updated  2006.11.12 17:54:24
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