もえうぉっち

もえうぉっち

2009.02.16
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カテゴリ: 活字主体の本
衣服とはなにか

中国の古典文学における異性装






これを「服妖」「人妖」と呼び、国家の凶兆であると判じた。
激動の中国で、さてこの凶兆はどれだけ頻繁であったことか。


現代では考えられないが
つい最近まで男女の服装は明確に区別されていて
それぞれが異性の服装を着ることは由々しき事態であった。

わたしの見識が浅いせいもあるけれど
そういえば日本の古典文学では男装の麗人は散見できるものの
その反対は見ない。

ところが。

中国は違うのであります。
さすがに歴史と人口が圧倒的な国。

たとえば「書経」にも<服妖>について論じられているし
「三国志」「聊斎志異」にもそのエピソードが語られている。

そして語る。

「ほら、いわんこっちゃない。女装なんてするから国が滅びた」


ようするにコジツケなんですが
ま、まったくいわれのないコトでもないでしょうね。

女装や男装がバレて市中ひきまわしの刑とかもあったらしいです。
オオゲサな気もしますが。

あと、さすがに人口の多い国。
ふたなり 」のエピソードも比較的多い。

女性が男性になった場合は特に喜ばれたらしいです。
男性が女性になった場合は、比較的喜劇に近い受け止められ方みたい。

どっちにしろその「奇跡」は柔軟に受け入れられていたワケですね。
すげぇな、中国。

マジメな本ですが、くだけた表現で読みやすいです。

テーマはあくまでも「異性装」






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最終更新日  2009.02.16 23:38:40
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