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私にしては珍しく、ドラマにハマっておりました。我が家のテレビはぶっ壊れておりますが、今はスマホの配信サービスがあるので、それでいいかなと。
「海に眠るダイヤモンド」
これ、いいですね。いい年して、軍艦島のこと、知らなかったものですから、目を見張るようにして釘付け状態。神木くん、やっぱり上手い!
「宙をわたる教室」
これもめちゃめちゃいいじゃないですか。原作を読みたくなり、頂き物の図書券を握りしめて書店に行きました!ベストセラーシリーズのところに面だしされておりました。やはり、テレビでやるとねえ。と思ったら、これ、昨年の高校生の課題図書なんですね。正確には読書感想文コンクールの課題図書です。ドラマもいいけど、原作はさらに細かく描かれていて、まだ途中ですけど、胸に迫るものがあります。一章のディスクレシアの青年の部なんか、涙が出そう。ディスクレシアなんて知らなかった青年は、こどものときから、計算や暗記はできるのに、文字を見ると気持ち悪くなって、どうしても読み書きできず、努力が足りないだのなんだのと言われて、だんだん学校へ行けなくなります。でも、車の免許を取りたいから、定時制高校でもう一度頑張ってみることにしたのです。ディスクレシアだとわかったときの彼の言葉が切ない。「俺はやっぱり不良品だったのか。でも、俺は馬鹿だからできなかったんじゃねえんだ。何だよ、みんなで馬鹿にしやがって」悔し泣きする彼を見て、わかるよわかるよともらい泣き。私だって、脳に何かあるから空間認識能力無さすぎて極度の方向音痴で苦労してきたんだもの。でも、地図を見てもわからないけど、言葉で説明してもらうとわかるんです。数的処理や論理力もないから苦労して…あれ、私はやっぱりできないこと多すぎるよなあ。不器用だし。
ま、私のことはいいか。
「未来の私にぶっかまされる」
これはちょっとコメディタッチで面白いですね。
私が30年前に行ったら、私に対してどんなアドバイスするんだろ。その結婚、ダメよってやっぱり言うかな。仕事は続けてもいいけど、最後まで苦労の連続だぞ、もっと趣味を大事にして、もつともっと読書しておきなさいって言うかな。いや、高校時代くらいまで戻れたら、部活もやっていいけど、図書委員くらい引き受けて本からそんなに離れないでと言うかな。私、部活で疲れきって家でも授業中も寝てばかりいましたからね。頑張るのはいいけど、向いてないことにそこまで精力使わなくていいんだよとアドバイスしたい。そして、高校の先生に「お前、英語好きなんだろ。英文科に行けよ」と言われたのに「嫌です。私は資格を取って福祉の仕事をするんです」なんて逆らわない方が良かったのかなあ。
図書委員は誘われたけど断って、ボランティア活動してたっけ。だって福祉の道に進むんだもん!と意気がっておりました。
でも、ドラマと同じく、結局運命なんて変わらないんです。
私は英語をやっても外資系になんか就職できなかったと思うし
向かない運動?それ、今もやってるんですが💦また向いてないことに努力してるのかなあ。
でも、運動しているから元気なわけだし。
結婚も向いていなかったというか、私は本当に騙されやすい。でもあの結婚をしていなければ娘に会えなかった…と思うと、やっぱりこれで良かったのかなあ。私は娘が大好きですから。
それに、図書委員はやらなかったけど、今はたくさんの本に囲まれた生活をしている。やはり、こっちの道に来たのかな。
人生なんか若いときに思い描いていたものと違って当たり前なのでしょう。
そうそう、100メートル泳いでも疲れなくなってきました。疲れないってことは消費カロリーもそれなりのようで、体重は全然減りませんっ。
今週健康診断があるのに、どうしよう。
ぼくの色、見つけた!そして私の夢は? October 23, 2024 コメント(2)
湊かなえさんの「母性」を読んで October 9, 2024