*モナミ* SMAP・映画・本

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2010.06.13
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カテゴリ: 映画


午前十時の映画祭 で、 『大脱走』 を見てきました。

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第2次大戦下、脱出不可能と言われる新設のドイツ軍第3捕虜収容所には、
今までに何回も脱走を図った連合国の将兵たちが集められていた。

収容所長のドイツ空軍大佐フォン・ルガー(ハンネス・メセマー)に対して、
捕虜の最高位官であるイギリス空軍大佐ラムゼイ(ジェームズ・ドナルド)は
「脱走を謀り、敵軍を撹乱するのは捕虜軍人としての義務である」と宣言。

アメリカ空軍のヒルツ( スティーブ・マックィーン )やオーストラリア人の、
セジウィック( ジェームズ・コバーン )ら脱走の達人たちは各々に企んでいた。

"ビッグX"こと英国空軍少佐バートレット( リチャード・アッテンボロー )が、
ゲシュタポから移管されて来たことにより、250人もの大脱走計画が始動。

トンネル掘りにはポーランド人のベリンスキー( チャールズ・ブロンソン )、
調達担当には米空軍のヘンドレイ( ジェームズ・ガーナー )、
各種証明書の偽造は英空軍のプリイス( ドナルド・プリーゼンス )など、
その道のプロや得意な分野での役割分担により着々と進められていった。

掘り進んでいた2本のトンネルのうち1本が監視兵により発見されてしまい、
残る1本を全力で何とか貫通させたのだが、森の中に届いていなかった。

しかし、先導したヒルツの機転と空襲による消灯によって76名が脱走。
予め着込んだ衣服に身を包んで脱走した将兵たちは、鉄道で移動する者、
ヒッチハイクする者、徒歩や盗んだ自転車やバイクに乗る者など、
各々の方法で、ドイツ国外への脱出と自国への帰国を試みる。



これ、実話だったんだ。


新しくて清潔で、居心地のいい収容所で丁重に扱われているのに、
それでも逃げ出したいのはなぜ?

イギリス空軍大佐ラムゼイが、脱走を奨励するような感じだったし、
ドイツの収容所長フォン・ルガーもそれに納得してた風なのはなぜ?

と思ったら、捕虜となった軍人の務めの一つとして、収容所を脱走して、
その捜索にドイツ軍兵力を割かせ、味方前線部隊の負荷を削減すること、
というのがあるらしい。

だから、「軍人の本分を忘れろと?」とラムゼイがフォン・ルガーに、
迫ってたんだ。
そしてそれにフォン・ルガーは何も言えなかったんだ。
同じ軍人として。

に対して、ドイツ軍看守のヴェルナーの、小さいこと。
調達屋ヘンドリーに色々便宜してもらったくせに、そこでバラすかよ!
そこで黙って見逃すのがお前の役どころだろ!と思ってしまった。
いや、看守の務めとしては、見つけて当然なんだけどさ。


捕虜たちを細かく組織化して、脱出のための計画を仔細に進める。
それぞれの得意分野に振り分け、綿密に準備を進める。
少しも抜かりがあってはならない。
命がけの脱出なのだから。

でも捕虜たちに、追い詰められた感じはなく。
当然収容所にあるもので、色々と工面しなきゃならないのだけれど、
その誤魔化し方も、そんな方法で巧くいくの!?と思っちゃうような、
創意的かつコミカルで、感心したり笑ったり。

厳しい監視の目を盗んでの計画なのだから、あぁもうバレちゃう…!
とハラハラすることばかり。


でもあのトンネルの閉塞感は、見てるだけで息が詰まりそうだった。
いつ塞がれて埋もれてしまってもおかしくないような狭いトンネル内で、
一人で黙々と掘り続ける。

「トンネル王」と言われているダニーが、実はひどい閉所恐怖症で、
ここから出たいがために穴を掘ってるんだ、という気持ちが分かる。
台車に乗ってそのトンネルを通るだけでも、色々考えちゃって怖い。


少しずつ穴を掘り、土を掻き出し、少しずつ捨てる。
気の長くなるような脱走計画。
だけども、250人全員を脱走させるために、焦ってはいけない。

一匹狼だったヒルツも、ワザと脱走してワザと捕まることによって、
その計画に一役買うことに。


そしてついに、脱走実行日。
思わぬアクシデントが…。

なんとか脱走できた捕虜たちの、それからの逃走もハラハラしっぱなし。
巧く切り抜けたと思いきや、簡単な会話に引っかかってしまったり。
そして集められ、トラックに乗せられ、収容所に戻るかと思ったら…。


トンネルから逃げ出せたのが76人。
戻ってきたのが12人。
射殺されたのが、50人。
差し引き14人。
その14人も、無事に逃げ切れたのか…。


なんといっても音楽がいい。
誰でも知ってる「大脱走マーチ」、こんなに明るく陽気な音楽なのに…。

「大脱走」The Great Escape - youtube


将校たちの制服が、これまたカッコいい。
姿勢もいいのねー彼ら。


実話だけに、都合のいいこともなんて起こらず、すべて運次第。
ラストに思わず、悔しくて残念で悲しくて涙の出た、映画でした。


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最終更新日  2010.06.13 17:57:12


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