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Core i3を搭載したモバイルノートX1シリーズの初代モデル。ThinkPad史上最も薄いボディを実現(当時)した、ThinkPad X1(1286-CTO)。※初めて手に入れたThinkPad X1モデル。バッテリがお亡くなり状態だった。 久しぶりに動作させたところ、タッチパッドやクリックボタンの動作がおかしい。詳しく見てみたところ、パームレストが膨らんでいることに気が付いた。※タッチパッドやクリックボタンの動作がおかしいのは、これが原因か? これはもしかして、うわさに聞いたバッテリの膨張か? バッテリが充電できない状態であることは分かっていたが、まさか膨張してしまうなんて…。(10ヶ月ほど放置状態だった) 早速、バッテリの摘出に取り掛かる。 X1はバッテリ内臓モデルなので、バッテリ摘出にはX1の分解が必要になる。分解・摘出は、「X1保守マニュアル」を参照しながら行った。 https://download.lenovo.com/jp/mobiles_pdf/0a60867_05_j.pdf バッテリ摘出のためには、キーボードやキーボードベゼル(パームレスト)をすべて取り外す必要があり、けっこう面倒だった。※キーボード、キーボードベゼル(パームレスト)を取り外したX1。※取り出したバッテリパック。かなり膨張していることが分かる。膨張したバッテリの処理方法 https://jp.ifixit.com/Wiki/What_to_do_with_a_swollen_battery---------------------------------------------------------- 膨張したリチウムイオンバッテリーは引火したり爆発の危険性があります。ご自身に伴うリスクを承知した上で、特に注意しながらデバイスより膨張したバッテリーを取り出す作業を進めてください。安全に作業を進める自信がない方は電源を切り、デバイスから離れてください。すぐにプロの修理会社に連絡をしてください。 膨張したバッテリーを取り外すのは危険が伴いますが、デバイス内に膨れたバッテリーを残すこともリスクです。 デバイスや身体にかかる潜在的な危険性を軽減するため、デバイスは膨張したバッテリを搭載したまま稼働させないでください。(中略) リチウムイオンバッテリー は、化学反応を利用して電力を生み出しています。電池が古くなると、この化学反応が完全に行われなくなり、ガスが発生(アウトガスといいます)してバッテリーが膨張することがあります。またバッテリーの内部レイヤーが損傷や欠陥によって適切に分離されていない場合、アウトガスの発生や膨張、さらには発火が起こる可能性もあります。アウトガスの原因としては、製造時の欠陥、過充電、過温などが挙げられ、これらは電池内部で不要な化学反応を引き起こす可能性があります。----------------------------------------------------------■タブレットのバッテリー膨張はなぜ起こる?原因と食い止める方法 https://dosparaplus.com/library/details/000534.html---------------------------------------------------------- タブレットのバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されています。リチウムイオン電池では、正極材と負極材、電解質にゲル状ポリマーなどが使用されています。経年劣化により、電池内で化学反応が起こりガスを発生させると、バッテリーの膨張が起こるのです。 バッテリーは消耗品のため、寿命があります。充電をするたびに劣化は進んでいます。ただその「バッテリーの寿命」は日ごろの取り扱い方で大きく変化します。寿命を決定する要因には、以下の3つがあります。 ・バッテリーの「充電」と「放電」の繰り返し ・充電完了後、バッテリーに電源を供給したままで放置する「満充電放置」 ・バッテリーに電源を供給したままで放置されるときの環境温度----------------------------------------------------------■ノートPCのバッテリーはなぜ膨らむのか https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00095/00025/---------------------------------------------------------- ノートPCやスマートフォンなどのモバイルデバイスは、バッテリーを内蔵しています。最近は、体積当たりの出力電力が大きいリチウムイオン電池、あるいはリチウムポリマー電池がよく使われます。いずれも動作原理は同一です。内部にある電解質にポリマーが使われている場合、「リチウムポリマー電池」と呼びますが、それを含め、リチウムイオン電池と総称する場合もあります。ここでは両者を区別せず「リチウムイオン電池」と呼びます。 リチウムイオン電池は高性能ですが、劣化すると膨らんでしまいます。これは内部で「ガス(気体)」が発生しているからです。そもそもなぜ劣化するのか リチウムイオン電池は、化学反応を使って充電と放電を実行します。この化学反応は可逆性であるため、充電と放電が可能になっています。ところが、わずかながら非可逆の化学反応も起こり、それによって電池内部の金属が変化します。この現象は電池を使う限り発生し、その結果電気が伝わりにくくなっていきます。こうした反応を一般に「劣化」といいます。 劣化は、通常の利用でも起こりますが、程度はごくわずかです。リチウムイオン電池は、充電と放電のサイクルを500~1500回程度実行可能です。ばらつきはありますが、上記のサイクルを数百回繰り返すと、バッテリー容量が15~20%減る程度だと覚えておくとよいでしょう。正しく使えば、1年以上は購入時の8割以上の容量を維持できます。----------------------------------------------------------■ノートPCのバッテリーが膨張してしまう原因と対処方法を紹介 https://www.adte.jp/rec/hdd/post-3406/---------------------------------------------------------- ノートPCを使用している際、バッテリーが膨らむ事で下記のような症状が生じる事があります。 ・クリックができない ・タッチパッド・トラックバッド・キーボード部分が膨らむ ・ノートパソコンが歪んでいる・変形している ・ケースを閉めることができない・外装に隙間ができた ・パソコンが熱くなる ・パソコン本体が故障する ・誤動作・誤作動が起きる ノートPCやオプションのバッテリーパック、タブレット、スマートフォンにはリチウムイオンポリマーバッテリーやリチウムイオン電池が採用されていることが多いものです。■リチウムイオンポリマーバッテリーの特徴 リチウムイオンポリマーバッテリーは電解質にゲル状のポリマーが使用されています。そのため、バッテリー内のセルが劣化してしまうと電解質が酸化してガスを発生させます。ガスが発生することでバッテリーパックが膨らんでしまい、ノートPCが歪む・タブレットが変形してしまう事があります。バッテリーが膨らむ時にはセルが寿命に近づいてしまっている合図でもあるものです。リチウムイオンポリマーバッテリーからガスが漏れる事は無く、使用している際に安全上で心配する必要はありません。リチウムポリマー電池もリチウムイオン電池も動作原理は一緒で高性能であるものの、劣化してしまうと中でガスが発生し膨らんでしまうことがあるため注意が必要になる部品でもあります。----------------------------------------------------------※さらにカバーを外してみたバッテリパック。こんなにも膨らんでいた。※バッテリパックを取り外した後のX1。パームレストの歪みが解消されている。※バッテリパック取り外し後の動作テスト、タッチパッドやクリックがスムーズに。 タッチパッドやクリックボタンの動作がおかしい原因はやはり、バッテリパックの膨張によるパームレストの歪みだったようで、膨張したバッテリパックを取り外したX1の動作はスムーズになった。 さて、この膨らんだバッテリパックの処分方法だが、「リサイクル協力店」に持ち込むのがいいらしい。
Mar 29, 2023
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モデルチェンジを重ね、現代にも受け継がれるモバイルノートX1シリーズの初期モデル「lenovo X1(1286-CTO)を手に入れた。 ※lenovo X1 1286-CTO Core i3-2310M 2.1GHz 4GB ノート ジャンク(jank_garage1996より) ■レノボ・ジャパン「ThinkPad X1」~ThinkPad史上最薄のモバイルノート https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/456464.html ■ThinkPad X1開発者インタビュー 開発陣に聞く ThinkPad X1が「ThinkPad」である理由 https://ascii.jp/elem/000/000/632/632528/ ■最薄でもパワフルな新モバイル ThinkPad X1が登場! https://ascii.jp/elem/000/000/606/606494/ ------------------------------------------------------ ThinkPad X1はディスプレーを閉じた状態の厚さが16.5~21.3mmと、ThinkPadと名付けられた製品の中でも最も薄いボディーを備えている。重さは約1.69kg。ボディーのパームレスト側と下部ベゼル側、ディスプレー天板にマグネシウム合金製のシャーシを採用。さらにディスプレー面にはスマートフォンやタブレット端末で採用事例の多い「ゴリラガラス」を採用することで、薄型化と剛性の両立を実現した。 第2の特徴は性能の高さ。CPUには通常電圧版のCore i5-2520M(2.50GHz)またはCore i3-2310M(2.10GHz)を搭載し、128GB SSD内蔵モデル(129128J)をラインナップするなど、メインマシンとしてどんな用途にも対応できる高性能を備える。ディスプレーには、13.3型ワイド/1366×768ドットのLEDバックライトディスプレーを採用し、作業しやすいサイズの画面を確保。さらに350nit(350cd/m2)の高輝度バックライトにより、ThinkPadの中でもトップクラスの明るさと鮮やかさを実現する。 薄型ながらインターフェースが充実している点も大きな特徴である。USB端子類はUSB 3.0を1ポート、USB 2.0/eSATAコンボも1ポート、さらにUSB 2.0を1ポートと、3ポートを内蔵する。映像出力もフルサイズのHDMI出力端子とmini DisplayPort出力の2つを備えるなど、薄型ノートで簡略化されがちなインターフェースをきちんと備えている。無線通信機能としては、WiMAXにも対応するインテル製無線LANモジュールを標準搭載する。 なお、内蔵ストレージは一般的な2.5インチサイズ/厚さ7mmのものを使用するため、その気になればユーザーによる交換も容易に可能となっている。 ------------------------------------------------------ 試しにhddを取り付けて、win10をインストールしてみたが、問題なく起動する。デジタル認証も問題ない。 まあ、欲を言えば、HD解像度なので、もっと高解像度なものが欲しいことと、タッチパネルにしてほしかったぐらいだろうか。(これは次世代のX1で実現されている…。) こうなると、やっぱりキー抜けが気になるが、なかなかお手軽価格では出に入りそうもないので、手持ちのジャンクキーボードに使えるものがないのか確かめることにした。 ひとつ、使えそうなものを発見したが、微妙に形状が異なるようだ。パンタグラフ毎交換してしまおうと考えたが、重ねてみると、パンタグラフの大きさも異なることから、流用できないことが判明。 キートップ復旧はしばらくお預けということに…。Lenovo ThinkPad X X1 Laptop X1 Hybrid 日本語キーボード バックライト付き
Aug 20, 2021
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