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2005年07月17日
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カテゴリ: セカンド冒険紀
【出現――APPEAR】

ギルドからの依頼クエスト「青怪鳥探索」に参加したROAD。ジャングル地帯でギルド部隊の副隊長・ソルドと出会い、探索を開始する。その直後、密林のジャングルに巨大な雌火竜・リオレイアが出現した。二人の力を合わせ、もう一歩で倒せるという瞬間、どこからか声が聞こえ、その後、リオレイア討伐を完了させた。そこにいたのはギルド部隊の隊長と新たなるギルドナイツ。4人のハンターが合流した。

「私が隊長のオルゴンだ。よろしく。」ROADを軽く上回るその巨体はどこか飛竜並の強さを感じさせられる。ギルドナイト剣士用の防具を装備し、背には鋭いランスを装備している。それはもちろんROADの見たことのない武器だった。「こちらはガンナーのレノンだ。さっきの援護射撃で十分分かったと想うが、ガンの腕前は一流だ。」オルゴンの横に小柄のガンナー装備のハンターが立っている。オルゴンと並ぶと同じ人とは想えない大きさの差だ。武器は《神ヶ島》と呼ばれる稀少なボウガン。これはROADも最近知った。なんでも稀に採掘で手に入る《太古の塊》と呼ばれる物を復元した物だという。それには4種の武器が存在するというが、持っている者を今だ見たことはなかった。ROADはこの目で太古のボウガンを初めて見たのだ。これを復元する技術は最近できたらしく、その能力は今だ解明できていないそうだが。しかし、さすがはギルド部隊とあって持っている武器がどれも珍しすぎて、ROADは興奮するしかなかった。「ROAD君、さっきの戦いぶり、なかなか見事だったよ。」想いもしない発言が隊長から伝えられROADは驚いた。「剣裁き、素早い身のこなし、アイテムの使用、良かったよ。きっと君は沢山の困難を乗り越えてきたのだろう?その背中の斬破刀もそれを語っているかのようだ。」急な隊長の意外な一面に少しROADはほっとした。ギルドナイツの隊長とあってどれほど恐い人かと、ずっと心配していた一つの心のもやがすっと消えた。「あの・・その武器は何て言うのですか?」とROADは隊長の背に掛かったランスを指しながら聞いた。「・・ん?これはだな、龍騎槍ゲイボルガ。鋭さはどの武器にも劣らず、攻撃力も高い業物だ。ただこれを造るには多種の鉱石が必要でな。容易には手にできん一品だ。ガハハハハ」オルゴンは大きく口を開けて笑い散らした。ROADは唖然としていたが、ソルドとレノンの二人は全く見向きをしない。きっともう呆れているか、相手にしてられないといったところだろう。それでも隊長の実力は本物に違いない。ROADはそう想った。「ROADよ、お前はもっと強い武器を手にしようとは考えてないのか?」とオルゴンが聞いた。急に聞かれたものだから、一瞬言葉が出なくなった。もちろんROADにその気はあった。が、何を造るかに悩まされ、結局何も造らぬままでいたのだ。「ふむ・・お前はやはり大剣が良いのか?」とさらにオルゴンの質問が耳に入り、ROADは答えを探した。しかしその答えは自分でもよく分からずに、「まだ分かりません。でも・・このままじゃやっぱ先には進めないだろうな、ってのはよく分かってるんですが。」ROADは斬破刀を手に取り、その美しい刃先をじっと見つめた。「そうか・・きっとそのうち欲しい武器ってのが出来るはずだ。それまでは今まで通りやると良い。」オルゴンがそっとROADの肩に手を掛け、優しくも強い眼差しでROADを見た。そんな平和な雑談が止むと、いつの間にか辺りはしんと静かになり、鳥のさえずりや虫のざわめきすら聞こえなくなっていることに気づいた。4人の考えはきっと一致したことだろう。敵の出現を装うようなこの雰囲気。辺りの空気、自然、それら全てが今4人のハンター達を包み込んでいる。
――それからまもなくジャングル地帯の奥地、エリア7までやってきた。そしてそれを赤い小型の肉食モンスター・イーオスたちが出迎えた。「よし、少し体を動かすとするか。」それを聞き4人は武器を構える。オルゴンは龍騎槍ゲイボルガを構えると身を低くし、目の前に立つイーオスに向かって猛スピードで突進した。その早さ、そしてその力はもはやイーオスを一瞬で引き裂き、そしてその赤い塊は断末魔の叫びを上げその場にひれ伏せた。《凄い》ただROADはそう思った。向こうでは華麗な剣裁きを見せるソルド。双剣・ギルドナイトセーバーの美しい舞がイーオスたちを一瞬のうちに絶命させている。そして段差の上からレノンが通常弾でイーオスたちを蹴散らしていた。もはや少数の小型モンスターたち相手にROADの出る幕はなかった。イーオスたちを全滅させるろそれからその場で少しの休息をとった。が、一行に真の敵が現れる気配はない。《やはり青い怪鳥などいないのだろうか・・》どこかでそう4人は思っていたかもしれない。しかし、いつもは大型昆虫・ランゴスタやカンタロスと言った厄介なやつらが出没するのだが、それがいないとあって少々胸騒ぎもしていた。「とりあえず、やつの出現しそうな場所は全て見ましたが・・。いないようですね・・」とレノンが言った。ROADもさきほどから気にしていたが、《何かがいる》そう心のどこかで感じ取っていた。しかし気の休息も必要だ。そうROADは思い、少しばかり肩の力を抜くと少し湿った大地に腰を下ろし、ふっと空を見上げた。雲がゆっくりと流れ、風がそよぐ。だがその後、辺りは一変した。「あれ・・」急に青い空は薄暗い雲に覆われ、何故か涼しげな風がやんだ。《ザザザザァ》すると突如、黒い影が姿を現した、ROADの上空に。急な物音に3人も揃って反応する。それは嘘ではない現実、今、目の前に降り立つのは間違いなく今回目的の「青い・・イャンクック・・」4人の声は揃ってその名を発した。《クワワワヮキュイィィ》その青い飛竜、いや――怪鳥は、普通のイャンクックよりも一回りも二回りも大きな体をそらせ、翼を広げて4人のハンターに眼孔を向けた。「なっなんなんだ・・。」ROADは目の前に出現した未確認のモンスターにただ驚き、そしてただのイャンクックとは何か違った力を感じた。「さて、敵さんのおでましだ。これより青いイャンクックを討伐する!これは隊長命令だ!」オルゴンが叫ぶ。ROADももちろんと剣を構える。レノンの銃口はすでに的を捕らえた。ソルドは鬼人化、オルゴンは突進の体勢に入る。未知の力を秘めたモンスターとの戦いが始まった。「クワワワァ」『続く』

◎青いイャンクック出現。はたしてその能力は。そしてギルド部隊&ROADはそれをいかに仕留めるのか。






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最終更新日  2005年08月11日 20時52分02秒
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