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2005年10月15日
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カテゴリ: セカンド冒険紀
【火山地帯の覇者】

HR27に到達したROAD。そして新たな試練はG級クラスの鎧竜グラビモスの討伐。その目撃情報から到底熟練の強豪たちにしか受注はできないとのことで、ROADは最強の強豪3人と共にいざ、激戦へ。

ついにROADたちの前に巨大な鎧竜が姿を現した。白い鉄壁の甲殻、いや堅殻と呼ぶべきまさに鎧のような体が今、4人のハンターに迫ってくる。その鎧の所々から灼熱のマグマが流れ落ち、なんとも豪快な凄まじい光景が起こっている。「・・でかいな・・」最初の一言は皆同じであった。その鎧竜はそれほどの大きさである。《グオォオオ》低い唸り声が轟く。「行くぞぉ」戦闘が始まった。――今回ROADと共に行動する3人のハンターは皆有名な強豪揃いであった。水属性を秘めた片手剣・オデッセイブレイドを持つシド。その武器はどれも稀にしか入手できないレア素材で作られるもので、それを持っているだけで十分熟練者と呼ばれるのである。もう一人の男は体格のガッシリした厳つい様子である、名はハザックという。“撃鎚のハザック”と有名であり、手に持つ巨大な漆黒のハンマー・ウォーバッシュはかなりの鉱石を必要とする最大の攻撃力を誇る武器で評価が高い。そして今回紅一点の女ハンター・クレイモアは麻痺能力を備えた黒い槍・ダークを手に持つ。また“俊足の女戦士”と呼ばれ、その名の通りその華麗な動きは他のハンターたちを魅了するものであった。そしてROADも3人に負けずと蒼い大剣・ペイルカイザーを握りしめ、鎧竜グラビモスの元へ真っ先に駆け走った。「オラァァ」ペイルカイザーの刃先が鎧竜の腹部を捕らえる。しかし上級レベルのグラビモスであればそれは確実に通る切れ味も、G級クラスになるとそれが一気に一苦労と化した。《グオォオ》今度は巨大なその鎧がROADに向かってくる。だがその巨体を避けることなど安易であった。さっと交わすと再びそれを追う。「みんな、四方へ」するとシドがそう言った。《ピシャァー》そしてシドの手から閃光玉が放たれると、見事に鎧竜の動きが止まった。「今だっ」最も柔らかい腹部に集中的に攻撃を加える。するとROADの隣で激しい地響きが響いた。ハザックの強烈な一降りである。その威力はまさに武器中トップであり、ハザックの腕力を加えればそれは堅い鎧であろうが関係ない。その一撃が確実にグラビモスの足先を砕いた。《グオォオ》もちろんその攻撃に鎧竜は悲鳴をあげた。「・・すげぇ・・地面までへこんでやがる・・」そんな驚きもつかの間、ふと前方に鎧竜の巨大な尾が向かってきていたが、ROADは間一髪それを避けた。「あぶねぇ・・」通常より大きなその尾も当たればそれ相応のダメージを食らうことになる。ROADは身を転がすと、地に下ろされた尾に剣をかざし、それを攻撃した。代わって腹部にはシドが。水しぶきを激しく起こしながらオデッセイブレイドが華麗に舞う。《グオォオオ》しかしすぐに閃光玉の効力が切れ、鎧竜の反撃が4人を襲う。《グオォオ》まさかとは思ったが、その巨大な体がすっと宙に舞った。「みんな、離れろぉ」ハザックの怒鳴り声に反応し、さっとその場から必死に走るもつかの間、その巨大な鎧が落下した。《ドシャアアァア》強烈な衝撃が巻き起こる。地形が変わるほどの威力だ。もちろんこれを直撃すればハンターなど即死は免れない。しかし4人は辛うじてそれを交わしていた。「参ったぜ・・まさかこんな攻撃方法使ってくるとは・・」ROADにとっては初の史上最強の攻撃の瞬間であった。「あれだけはぜってぇ食らわないぜ・・」ROADの額に冷や汗が浸り落ちる。ギロリとその気迫漂う眼孔がROADを捕らえた。再びその巨体が迫る。《ドシャァア》交わすのもつかの間再び攻撃が、しかしその瞬間突如グラビモスの身動きが封じられた。誰よりも早く、鎧竜の元へ走ったのは、もちろん“俊足の女戦士”・クレイモアである。麻痺能力を備えたダークが鎧竜を捕らえたのだ。そして直ぐさま4人がそれに攻撃を加える。「チャンスだ」ROADはさっと一歩下がると、鎧竜の攻撃に注意しながら、バッグから落とし穴を取り出しセットした。「みんな離れてっ」ROADの声が聞こえると、同時に巨大な穴が鎧竜を食らった。《グシャァァァ》しかし半分はまったところでその巨体は十分大きい。頭になんとか大剣が届くという所である。すると再び鎧竜の体が痺れた。穴にはまり、さらに麻痺状態に陥ったグラビモス。「みんな、G行くぞ」その声に皆は離れ、シドはさっとグラビモスの頭部近くにしゃがむと取り出した巨大な大タル爆弾Gをセットした。「セイッ」投げナイフと呼ばれる万能ナイフが宙を走り、それを起爆させた。《ドカーーーン》激しい爆発音が鳴り響き、強烈な攻撃が鎧竜に炸裂する。《グオォオ》しかしそれでもビクともせず、その巨体が再び上昇した。「さすがに1コじゃ無傷かよ・・」シドが悔しそうに言った。その巨体が着地すると同時に再び4人は懐に潜り込もうと走る。がしかし今度は灼熱のガスが鎧竜の突起部から噴出され、もちろん交わすまもなくそれを4人を食らった。「ぐっ」暑さに身を包まれながら、勢いよくそれに吹き飛ばされる。最近になってグラビモスの体に溜まったガスが噴出されることが判明され、それはハンターにとって思いも寄らぬ急な攻撃であり、それほどのダメージは受けないものの、厄介な攻撃であるのだ。「チクショー・・いい気になるなよぉ」すぐに体勢を起こしペイルカイザーを持ち直した。が今度は今までとは比べものにならない攻撃がROADを襲う。「なっ」《チュドーーーーン》灼熱の一線である。グラビモスの体内で溜まったマグマが時に一線状になって最強の攻撃へと変貌するのだ。「ハァハァ・・あぶねぇ・・」ROADの真横には真っ黒に焦げた一線の筋が跡残った。「ROAD大丈夫かよ」そんな風に仲間も多少不安そうに見ていた。これ以上こんな姿を見せたくない、ROADはそう思ったが、それをシドが遮った。「そう無気になるなよな。ハンターにとって焦った感情は命取りだぜ」シドの一言が、ROADを勝機に戻した。そしてハザックとクレイモアがROADの分を補うかのように激しく激震している。いつの間にかグラビモスの腹部の殻が砕け、柔らかい赤身が姿を見せていた。ハザックの激しい一撃が確実に鎧竜に炸裂していく。そして華麗な俊足を誇るクレイモアが鎧竜を混乱させ、さらにダークの麻痺が再びそれを捕らえた。「みんな・・俺も負けてらんねぇ・・」ROADも意地になるが、それは心に押さえ、確かな正気で再び鎧竜に立ち向かった。「へへっ、いいぜROAD」シドもオデッセイブレイドをさっと腰から抜き、ROADに続いて駆けだした。激しい激戦が再開。しかしその瞬間、どこからか今までにない咆哮と地響きが4人のハンターの手元を狂わした。「なんだっ?!」とっさに鎧竜から離れるハザックとクレイモア。ROADとシドもそこで立ち止まった。「グラビモス・・じゃない・・。いったい何が?!」その激しい振動は目の前にいるグラビモスのものではなかった。いやそれ以上のものである。《グララララアア》さらに地響きが増すと、鎧竜の真横の岸壁が激しく崩れた。《グオォオ》「なんだっ?!」鎧竜が崩れた崖に流され倒れ込んだ。そしてその崩れた崖から予想も付かなかった敵が姿を現した。「おいおい・・黒ちゃんかよ・・」シドがハハハと苦笑いをしながら、ハザックも今まで以上にキリッとした表情でそれを睨み付けた。「・・黒い鎧竜・・」クレイモアが言った。もちろん3人にはこの存在を理解していたようである。しかしROADにとってそれは初の対面。目の前に起こっていることに困惑する。《グオォオオオアアア》【続く】

◎2章目です。激しい戦闘が始まり、そしてさらに出現する脅威。それは・・。
次回【困惑する激戦】へ。





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最終更新日  2005年10月15日 20時28分20秒
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