モンスターハンタードス・EYES

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2005年10月22日
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カテゴリ: セカンド冒険紀
【――2体の鎧竜――】

HR27になったROADは3人の強豪と共にG級クラスの鎧竜グラビモスと激闘を開始。早速出現したグラビモスと戦闘が始まり、過激な戦いが続く中、突如地響きと共に崖が崩れ落ち黒い鎧竜がその姿を現した。初対面のROADにとってその存在は新たな脅威であったが、シドの言葉に勇気を貰い、皆で力を合わせて次第にそれを勝っていく。だが脅威は去らず、崖に埋もれた白い鎧竜が目を覚まし、再びROADたちに襲いかかった。2体の巨大な鎧竜を前に絶体絶命の危機。

《グオォオオオ》崖を押しのけその白い巨体を再びさらけ出した鎧竜。そしてそれに威嚇する漆黒の鎧竜。その2体が今ROADたちの目の前に並んだ。「なんてこった・・」シドの声にさっきまでの自信が感じられない。この光景の前ではそれが普通であった。巨大な2体の鎧竜が怒りを露わにしているのだ。もはやあのハザックも、そしてクレイモアもどうすれば良いか、焦る様子しか伺えない。《グオォオ》すると2体の轟く咆哮が共鳴し、その巨体が突如目の前でぶつかった。《ドシャーー》ROADたちは目に入らないのか、その2体の鎧竜は目の前に立ちはだかる同士を敵視し、交戦している。「なんて激しい戦いだ・・あんなのに巻き込まれたら一貫の終わりだ」ROADも迷わずその場から離れ、2体の巨体から遠ざかった。「今がチャンスかもしれない。みんな別エリアへ一時撤退しよう!」ROADがそう言うと、絶望的であった誰もがそれが適策だと迷わず走った。しかし―――それは一瞬の希望、それは無惨にもあっという間に散った。《チュドーーーン》「なっ・・避けろ!!」4人の背後から放たれたその一線は白い鎧竜によるものだった。それは多分目の前に立ちはだかる黒い鎧竜への攻撃であったのだろうが、黒い鎧竜の方もそれを食らわぬと、白い巨体に突進し、その一線の照準がずれたようだ。「みんな大丈夫か?!」間一髪それを避けたものの、もちろんその衝撃は大きい。ギリギリであったがなんとか4人とも無事だ。しかし、希望は失われた。「・・なっ・・エリア1への道が閉ざされてる・・・」ROADの目の前にはさっきの攻撃で崩れたのであろう、もはや通れる道はなかった。「・・仕方ないわ、別エリアへの道はあと3つある。気を引き締めて、行くしかないわ・・」クレイモアも今までにない顔付きで、体力の消耗も激しい様子だ。このままでは元も子もない。予想外の出来事が多すぎたとあって今回ばかりはどうしようもなかった。「行くぞぉ」同時に4人が駆けだした。鎧竜の攻撃をかいくぐり、別エリアへ走る。「クエスト失敗か・・」ROADの中では諦めたくないと言うのが本音であったが、この状況は仕方がないと、そう心に決めて皆と共に駆けだした。がしかし《グオォ》それを捕らえたのか、黒い鎧竜は巨大な尾を振るうと4人を振り飛ばした。「グハッ」その衝撃は4人にかなりのダメージを与えただろう。「やべぇ・・このままじゃ」一瞬の隙をついてさっとバッグから秘薬を取り出しそれを飲み干した。シドらの体力もすでに限界が来ている様子で、貴重な残りわずかな回復類も飲み干した。《グオォオ》しかし、休む間もなく次の攻撃が襲いかかる。《グオォ》黒いグラビモスの攻撃を受け、白い巨体が突き飛ばされてくる。その巨体はハザックとクレイモアの方へ落下していった。《ドシャーー》クレイモアはその素早さで見事に交わして見せたが、ハザックの方はそれを掠めたようだ。「ハザックっ」しかし駆け寄る暇も与えず黒いグラビモスの次なる攻撃が向かってこようとしていた。「くそおぉおお」完全に不利な状況の4人であったが、ROADは諦めていない。ペイルカイザーが黒い鎧をかいくぐり、赤身の見えた一点に斬りかかった。《ザシュッ》その一撃はROADの勇気と皆を守るための重い一撃。それが見事に決まった。《グオォオ》怯み苦しむ漆黒の鎧竜。ROADの姿が状況を変えた。「オラァア」そして背後からシドの強烈な一撃がさらに命中した。水しぶきを上げながら、オデッセイブレイドが煌めく。「ハァアアッ」続いてクレイモアのダークがほとばしる。突進が黒い巨体の足を貫き、その体勢を崩した。「ハァハァ・・こうなったら・・もうやるわよみんな」クレイモアの一言にROADもシドも同じ気持ちを抱いた。しかし倒れた黒い巨体の背後から、すかさず今度は白い鎧竜がその牙を振るおうとしていた。「危ない、クレイモア!」反応が遅れたクレイモアにその攻撃は避けられない。しかし《ピシャァアー》その瞬間閃光玉が炸裂、そして強烈な一撃が唸りを上げた。《ドジャアーー》その衝撃に白い巨体も崩れた。「・・ハザックっ!」白い巨体の顔を打ち倒したのはもちろん、巨大な漆黒のハンマーを軽々と振り回す“撃鎚のハザック”であった。「遅れてスマンな。だがもう戦える」ついに形成逆転。「ROAD、お前のおかげだぜ。良くあの一撃を決めてくれた」シドがROADの肩に手を掛けると、再び自信に満ちた表情を浮かべた。「さて、決着をつけようか」走り出す4人のハンター。《グオォオ》先に対するは黒いグラビモス。もはや残りわずかな体力であろう黒い鎧竜は足を引きずっていた。《グオォォオ》しかしその脅威的な攻撃は代わらない。《チュドーーン》またも強烈な一線が放たれる。しかしもはや勝機の見えたROADらにとって、避けることなど安易な攻撃であった。「オリャアアアァ」シドのオデッセイブレイドが、クレイモアのダークが、ハザックのウォーバッシュが、そしてROADのペイルカイザーが交わり、今まで以上の強烈な一撃が炸裂。―――そして見事に黒い鎧竜・グラビモスを打ち倒した。《グオォオオオ》まさに今までにない驚異的な存在であったモンスターが、ついに大地にひれ伏した。「やった・・」一つの脅威が倒れ、残るは白い鎧竜。「まだ終わってないわ。もう一体、白い方を」しかし、白い巨体はマグマへと姿を眩まして行っていた。「あいつ逃げるぞっ」しかしマグマの中へ入るわけにもいかず。―――休息が行われた。腰に付けた携帯用ナイフで黒い鎧竜の素材を手に入れる。「これが黒い鎧竜の堅殻か・・」ROADはついにそれを手にした。その価値はもちろん最上級のレア素材である。数少ないG級クラスのハンターの中で、この素材を手に入れた者はほんの一部だろう。「よし、これで終わるわけにもいかない。白い鎧竜も必ず俺たちで討伐するぞ」ROADが、みんなが叫んだ。―――エリア6、まもなく足を引きずる鎧竜が姿を見せた。「行くぞっ」4人の攻撃が弱ったグラビモスへ一斉攻撃を仕掛ける。黒い鎧竜に比べ安易に斬れるその腹部を、ROADのペイルカイザーが容赦なく斬り裂いた。《グオォ》「オリャァ」シドのオデッセイブレイドが鎧竜の頭部を斬る。そしてクレイモアのダークが鎧竜の大きな尾を突き飛ばした。《グオォオ》痛みのあまりに体勢を崩し、もはや虫の息に達する白い鎧竜に最後の一撃が。「オォオオオ」《ドシャーーー》ハザックの撃鎚が決まった。―――お疲れ様。ROADにとってこの時のその一言は、今までとは比にならぬ大きさであった。あの蒼と桜の夫婦だけでなく、この世界にはまだまだ驚異的なモンスターが生息している。そしてそれを倒してこそ、本当の喜びや、仲間との絆、またハンターとしての大きな一歩を手に入れることができるのである。【続く】

◎第4章にてG級グラビモス編完結致しました。2体の鎧竜との激戦を描くのはやはり難しいですね^^;まぁそれなりに思想通りの物語になりました!そして次回ですが、ついに、彼が再び登場する予定です!グラビモス編で出すつもりだったのですが、強豪揃えてしまったのでwそれでは次回もどうぞお楽しみに(>_<)





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最終更新日  2005年10月22日 13時44分24秒
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