九州出身者がつくる九州情報館。

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2005年11月21日
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カテゴリ: 九州のグルメ
今年もあと1ヶ月と1週間位になりました。
鉄道で帰省される皆様はいよいよ来週から予約開始です。

年末年始やお盆の帰省で、お土産を買って帰られる方は多いと思います。
九州、特に福岡のお土産は数が豊富です。
そこで、まだ帰省まで1月以上もある今から、
伝統の銘菓から最近話題のスイーツまで、甘いものを中心に
あらゆる九州のお土産について記事を書こうと思います。

東京から福岡に来たビジネスマンや観光客が博多駅や福岡空港で、
あるお土産を見て驚かれると思います。
『ひよ子』 です。

関東地方の皆様にとりあえず忠告しておきます。
福岡の客先・友人・親戚に会いに行く時に、
東京土産に『ひよ子』を持ってゆくのはできるだけ避けましょう。
そうしないと ケンカを売っている と思われてしまいます。

別に『ひよ子』が嫌いなわけではありません。
福岡でも『ひよ子』が銘菓として有名だからです。

そもそも『ひよ子』は福岡県の飯塚で生まれました。
昔は炭鉱の町として有名だった飯塚では、
炭鉱夫たちのつらい肉体労働の疲労回復のために色々な饅頭が生まれました。
また、この時から東京や大阪から来た取引先へのお土産としても好まれました。


さらにはチロルチョコも飯塚が発祥です。

飯塚は炭鉱の町だけでなく、さらに昔は長崎街道の宿場町でもありました。
長崎街道は別名『砂糖街道(シュガーロード)』と呼ばれ、
街道沿いに南蛮渡来の砂糖を使ったお菓子が次々と生まれました。
長崎のカステラや佐賀の丸ぼうろが有名です。


当時の社長が日本一の菓子屋を目指して東京に進出したのです。
東京駅にひよ子の店がオープンしたのは昭和41年でした。

その後、東北新幹線が開通すると、北海道や東北の人へのお土産として、
ひよ子は完全に東京土産として扱われるようになりました。

形はどうであれ、福岡発祥のお菓子が

誇りに思っても良いと思います。


↓これは、楽天市場の『ひよ子』です。(ただし東京のほうのひよ子です。)
名菓ひよ子(14個入り)


それでは、今日はここまで。





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最終更新日  2005年11月22日 01時21分24秒


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