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2009年08月02日

おかえり！若田さん

テーマ：ニュース(99930)

カテゴリ：最近のニュースより

国際宇宙ステーション（ISS）で4ヶ月間という長期に渡って滞在し、
日本の実験棟 『きぼう』 を完成させた 若田光一宇宙飛行士 が、
スペースシャトル『エンデバー』に乗って31日に米ケネディ宇宙センターに
無事帰還しました！

着陸の瞬間はインターネットで全世界に配信され、
若田さんの母校・九大では教室でその映像を見ていた学生・教職員ら約30人が
歓声と拍手を送りました。

ISSに長期滞在した宇宙飛行士は着陸後健康診断を行って体を休ませる必要があり、

若田さんの強い希望によりスケジュールを調整して当日の会見に出席しました。
このようなケースは若田さんで2人目だそうです。

宇宙空間に長く滞在すると足の筋肉が弱ってしまうそうですが、
若田さんは通常のトレーニングに加えて独自で別のトレーニングを行っていたそうで、
会見では元気な姿を披露しました。

地球帰還後の第一印象について若田さんは、
「ハッチが開くと草の香りが入ってきた。
優しく地球に迎えられたようだった。」と語りました。

また子供たちへのメッセージとして、
「やはり宇宙は素晴らしい所。
地球上のいろんな人たちに夢を与えてくれる。
夢と目標をしっかりと持って頑張ってほしい。」と語りました。

そして翌日（日本時間の今日）、ヒューストンで開かれた帰還歓迎式典に
『エンデバー』の他の搭乗員と一緒に出席した若田さんは、
「我が家に勝る所はない。」

また8月1日はちょうど若田さんの誕生日ということで、
地球に帰ったら食べたいと言っていたお寿司（のり巻き）を口にしたそうです。

宇宙空間では水は貴重な存在です。
6人ものクルーが滞在するISSではその水がより必要になるということで、

当然ながらお風呂なんてものもありませんので、
「地球に帰還したら温泉に行きたい。」
と若田さんが言っていたのも分かるような気がします。