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モリーニョが一番恐れる場所は「銀行」であるとすでに告白?!(11/2参照)しましたが、 二番目に怖いのが病院だ。
誰でも病院は嫌いだっておっしゃるかもしれませんが、モリーニョが病院を怖がる理由は、
万一モリーニョみたいな性格の人間 ( うお~ ) が医者とか看護婦として紛れ込んでいたらどうしよう・・・って考えるからなの。
「今日は二日酔いなのよね。」とか言って、午前中の手術は手を抜く。
数字に弱いから薬の量は間違える。
人間の好き嫌いが激しいから、患者によって治療態度がコロコロ変わる。
ね、命がいくつあっても足りないでしょ。 くわばらくわばら 。
というわけで、普段はできるだけ病院に近づかないように心がけているのだけれど、
今回は身内から病人が出たため仕方なく足を踏み入れることとなった。
さてさて、担当の看護婦さんはというと、ダンプ松本とみまごうほどの立派な体格なれどキビキビと動き回り、
触れなば落ちぬ風情
挨拶に来たお医者さんもとてもマジメそう。
偉人 ?!は病院なんぞには存在しないのね。安心安心。ところが・・・病室に入り医者から手術の説明などを神妙に訊いていると、
わきのベッドで寝ている女性の顔を覗き込んでいた看護婦ダンプが、突如としてその患者の名前を大声で叫び始めた。
「A子ちゃん、A子ちゃ~~ん」
すわっ!何事、と、病室全体に緊張が走った。
すると、そのA子ちゃんなる女性が目を覚まし、
「何よ~」とうるさそうに答えた。熟睡していたようだ。
と、間髪いれず看護婦ダンプが
「あ~、良かった。あんまり動かないから、 死んじゃった! のかと思った」と言い放ち、豪快に笑った。
ひゃ~、すっ、すごい。
「死んじゃった・・・」って、ここ病院でしょ? それだけは禁句じゃないのか・・・
いや~、実にいい。 これってモリーニョお得意のおバカな台詞そのものだ。
そういえば、かのアウシュビッツで生き残ったお医者さんの手記に、自分が生還できたのは
極限の状況の中でも毎日一回は笑うように心がけていたからだ、と書いてあったのを思い出した。
そうか、モリーニョの天職は "白衣の天使" だったのね。
・・・というより "笑いの天使" かも。
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