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2022年02月23日
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テーマ: 働き方(85)
カテゴリ: 病院
おはようございます


今日は私が仕事で一番大変だったときの話です


ただの愚痴で終わらないように、そこからどう変化させていったのかまでしっかり話をつなげていきたいと思います


今残業で苦しむ人、仕事辞めたいと思っている人にとってなにかしらのきっかけになれば良いなと思います


新人時代


私は平成24年に新卒で今の職場に入りました



新人の時からマンツーマンで大事に育ててくれる職場で、最初の1~2年は上司に相談しながら仕事をすることが出来て、人間関係もそれなりに上手くやってこれていたと思います



入って1年目の頃は整形外科の部長の医師から質問された内容に上手く答えられず、「お前は一体何者なんだ!?」と怒られたり



一部の看護係長や師長に面接希望と呼ばれて出向いているのに、すごい不審そうな顔して「あなた何しに来たの?」と言われたり


患者さんと話している様子を後ろからずっと監視されたりとか







あれほどまで不審そうな顔していた看護師長達も医師も困ったことがあると、真っ先に相談してくれるようになっていました



就職して2年目でもがん相談の研修を受けて、3年目には臓器提供の院内Coの講習会を受けて仕事の幅も少しずつ広がっていきそれなりに楽しくやれていました



働いてからの10年で一番苦しかった時期



その後も順調に来ていましたが状況が変わりだしたのは3年ほど前から



私の病院ではMSWは担当科制で仕事をしており、私は脳外科や循環器、泌尿器、耳鼻科、眼科等を担当しており



このころから担当する脳外科の医師が2名から6名に急増したことで担当ケースも急激に増えて、 今まで通りの仕事のやり方では追い付かなくなっていた 時期でした



担当科の医師が増えると言う事は、病院としてみられる患者の数が増えると言う事なので、必然的にMSWの担当するケースも増えます



他の科ならまだしも、脳外科は特にMSWの支援な方が多いので業務量にもダイレクトに影響を受けました



帰宅時間はだいたい19時過ぎで、忙しくなってくると21時ごろまで残ったり、ひどい時には22時ごろまで残ったり最悪日付を跨いだりなんてことありました




それほど遅くないのかもしれませんが、何がつらかったかって周りは17時30分か遅くても18時には帰っていく中で一人だけいつまでも遅くまで残っているのが精神的にこたえました



家に帰ったらご飯食べてスマホいじってジャワ―浴びて1時ごろ寝て7時半ごろ起きてぎりぎりに出勤みたいな生活でした






両方で発表者もしたりとまぁ大変な1年間でした



ただでさえ相談業務でいっぱいいっぱいなのに、プラスアルファで移植の準備をするとなると休日にも出勤して来たり、時間外で相談業務の記録が終わってから移植の準備したりしていました




人に振ればよかったのですが、当時の私はそれが出来ず 変な責任感の強さを発揮して一人でひーひー言いながらこなした 記憶があります




準備しながら普段のMSW業務も行っていたので、当時は勤務態度も最悪でした







患者さんに対してと言うよりは同僚や上司に対して、 「こんな電話連絡だけみたいな相談なら時間ある人がやっといてくれよ」 とか 「電話くださいだけじゃなくて内容聞いて、簡単な話ならやっといてくれよ」 とか 「このメモ書きの量見たら、忙しいこともわかるだろう」 とか




とにかくネガティブな気持ちになっていて、相談室にいるのが嫌で病棟とかで記録を打っている時期もありました
(今思えば他人のせいにしてないで、自分のやり方に目を向けて改善する方がよほどストレスフリーに働けるのになと思いますが)



このときは自分のデスクに座りながら周りの人の顔を見るのも嫌で、 常に自分のデスク周りから顔も上げずにキーボードと向き合う生活 で、その内イライラを隠すことも無くめちゃくちゃ ため息つきながら働いていて



相談室で他の人たちが楽しそうに談笑している声を聞くのも嫌になっていました(この時期は末期でした)



「移植の関係が終われば楽になる」「ゴールが決まっているからとりあえずそこまでは全力で取り組もう」と自分自身を納得させながらなんとか乗り切っていました




移植の関係は準備に1年くらいかけてやったプロジェクトだったので、全てを終えた時に完全にバーンアウト



最後のプロジェクトの市民向け講演会での発表も片づけも終えて外部講師もお見送りして「良かった、やっと終わった」とふわふわとした気分で開放感を味わえたのも終わった当日だけで



翌日からは途端にやることを失い、今まであった締め切りに追われることも、外部の講師から問い合わせが来ることも、協賛してくれる外部機関とのやりとりも、自身の発表用スライドに目を通しながら修正したりすることも無くなって



普段のMSW業務をこなすだけでは圧倒的に時間を持て余してしまい、自分が何をしたらよいのかわからなくなってしまいました



そんな日常を1週間経験した後で 「このままではまずい、絶対仕事辞めたくなる」 と強い危機感を感じて、 何かを変えなくてはいけない」 と決意したのもこの時期でした





セルフ働き方改革



​​​​​移植の発表のために10年ぶりくらいに本(下のスピーチ本)を買って読んでいたので、本から学べることって結構多いよなーという感覚はありました



うまい、と言われる1分間スピーチ 10の「伝える」技術で身につける [ 晴山陽一 ]




そこで今自分が感じている何かを変えなくてはいけないの、「何か」を探すために週末本屋へ出かけました



移植のプロジェクトが終わっても残業癖がついていて、仕事は終わっているのにダラダラと18時、19時ごろまで残ることが続いていたので、まずは残業を無くそうと思い立ってこちらの本を購入
(下調べをするという概念も無かったので本屋行って色味とタイトルだけで判断しました)


絶対に残業しない人の時短(しごと)のワザ [ 伊庭 正康 ]



この本から仕事で効率性や生産性を意識するようになって、私が苦手だった「人に振ること」のできない人は仕事が出来ない人だと言う認識に変わって、何でもかんでも抱え込んだり、何も考えずに仕事を引き受けることを辞めました​​​​​



具体的には


TODOリスト作って 業務にかかる時間を逆算して予定を組んだり、そもそも 自分が行う一つ一つの業務にかかる時間がどのくらいかを把握 する



・嫌な仕事を後回しにしがちだったので、 嫌な仕事は朝一か遅くとも午前中までにはこなしてしまって 悩みをずるずる夕方まで引きずらない


・わからないことをネットでと調べたり、自分の中だけでは解決しないことも無駄に考えたりしていたので、 余計な事は一切考えずに解決できる人に早めに相談して決断を託す


・優先順位を付けて 自分よりも得意な人がいる場合には人に振ったり、 逆に 自分の得意な仕事は積極的に引き受ける 


・メモ書きがあっても今忙しいからと折り返しを後回しにすることもあったので、とりあえず すぐに折り返して優先順位を付けてからすぐやるか後でやるかを判断する  等



色々と意識しだすとこれまで何も考えずにただ来た仕事を来た順番にこなしていた時よりも仕事に対してや、1日が終わった時の充実感の得られ方が格段に上がりました




一度やりだすと楽しくなって止まらなくなるのと、本から得られる有意義な情報の価値に気付きました



業務を効率にこなして仕事中に空いた時間を作って、その時間でまた読書すると言うことをここ数年間ずっと続けています



当時の自分を振り返って


​​​​​​今になって振り返ると、こんな当たり前のことも出来ていなかったんだから​それは遅くまで残ることになるよなと思います


ただ、当時の自分もまじめに働いてなかったわけではないですし、何なら今よりもずっと真剣に目の前の仕事をこなすことに対して一生懸命だったと思います



ただ 努力する方向が違ったのと、何が正しいのかがわからなかった ​だけだ思います



ただやみくもに目の前の仕事を責任を持ってやり続けるのではなく、 一度仕事の手を止めて立ち止まって自分のやり方を見直すこと(私の場合は本からの学び) の方がよほど重要な事でした



当時の私は「努力をしていれば職場の人がきっと私を正しい方向へ導いてくれる」と思っていましたが、世の中そんなに甘くなく



自分自身で決断して、行動しないことには何も変わらないという事実を突き付けられました



ただ逆に言うと人に頼ったり人のせいにしないで自分が行動したらいくらでも自分の事は変えていけるんだと気付くことも出来ました



こう思えたのも当時仕事に移植にと効率悪いながらに必死に取り組んだ自分がいたからこそ、危機感を持って行動を起こす決断が出来たと思うので、当時の苦しかった時期も無駄にはなっていないと本気で思えます




残業続きで今苦しんでいる人へ伝えたいこと


あなたが今苦しんでいるのは それだけまじめに仕事しているから です



その努力は誰が否定できる物でもないですし、あなた自身が一番どれだけ努力しているかはわかっていると思います



今のつらい状況を体験していることがもしかしたら人生にとってのターニングポイントになるかもしれない


なぜなら人は追い込まれた状況でないと大きな決断は出来ないから



ただ、今の状況を乗り越えていけるかどうかは自分にかかっています



この経験を基に自分自身が成長していくか、もしくは転職などで新たなフィールドへ挑戦するか



何事も自分自身の責任で他人に頼っていたら今の状況は何一つ変えられません



他人が助けてくれないことは今の苦しい状況をみれば、すぐにわかることだと思います



今の苦しい状況を少しでも早く乗り越えて、今までよりも充実した人生を歩めることを信じていますし、私自身もブログを通して困っているあなたの役に立てればと思います



後輩にも伝えていますが苦しい時期を経験したことの無い人はいつまでたってもいい加減な仕事しかできません



(可能であれば若いうちに)多少苦しい環境に置かれた方が、それを乗り越えようと色々と努力できる機会が得られると思っています



本来人間にはそれだけの能力が備わっています



今つらい状況に置かれている人は将来のことを考える余裕もないと思います


それでも将来、今のこの苦しい時期があったからこそ今の自分があると思えるように、現状を変えるための、今までと違う何か一歩を踏み出せる勇気を出せるように願っています





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最終更新日  2023年06月30日 06時47分57秒
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