むらきぃの司法試験受験勉強記

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シニア層@ Re:大村敦志『新基本民法7 家族編』[第2版](04/07) シニア層の知りたいことは、0896244450 …
もきち@ Re[1]:はじめまして(10/04) むらきぃさんへ 返信ありがとうございま…
むらきぃ @ Re:はじめまして(10/04) もきちさんへ はじめまして。 コメント…
もきち@ はじめまして はじめまして。 基本書を検索していて、た…
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2018.08.27
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カテゴリ: 刑法の教材
前田雅英『最新重要判例250 刑法』[第11版](弘文堂,2017)296頁
※​ 第12版 は2020年4月発売​
※​ 第13版 は2023年3月発売​
※最新版は2026年4月発売の​ 第14版


元首都大学東京法科大学院教授で,現在は日本大学法科大学院教授の著者による判例集。

平成25年の刑の一部執行猶予の新設には対応していますが,平成29年の性犯罪規定の改正には対応していません。




本書は,基本的に2年ごとのサイクルで改訂されており,その間に出た重要な最新判例を追加して収録しています。

黒と青の2色刷りで,重要部分はゴシック体で強調されており,1判例につき1頁に収められています。

論点,事実,判旨,解説で構成されており,解説では,理論的に踏み込むことはせず,主に事実認定と関連判例について記述されています。

項目に挙げられている判例は264件ですが,解説で相当数の判例が引用されているので,大審院・最高裁の判例だけでなく地裁・高裁の裁判例も含めると700件~800件の判例が収録されていることになります。


私は,本書をメインの判例集として使用しています。

刑法の判例集にはいくつか選択肢がありますが,私は,基本書として​ 前田講義 ​を使用しているので同じ著者の判例集で揃えたかったこと,最新判例だけでなく解説にリーディングケースの判例もしっかりと引用されていること,解説に引用されている判例も含めると十分な収録判例数であることなどを勘案した結果,本書をメインの判例集に選びました。

なお,本書は2年ごとに改訂されていますが,新判例は重要判例解説などによる補充で事足りるでしょうから,その度に買い替える必要はないと思います。


本書のほかに,著者による警察学論集での連載を整理し直して書籍化した判例解説集として,

前田雅英『刑事法最新判例分析』(弘文堂,2014)386頁


があります。



基本的に1講につき1件ないし2件の基本判例を取り上げており,全部で50講あります。

また,刑事法というだけあって,刑法だけでなく刑事訴訟法の最新判例も扱っています。

参考までに本書の項目一覧を挙げておきます。

第1編 刑法総論
 第1講   実行行為の把握と故意

 第3講   明確性の理論と合憲的限定解釈
 第4講   刑法上の因果関係の判断基準
 第5講   児童買春周旋罪と「未成年」であることの認識
 第6講   事故調査と過失責任
 第7講   欠陥車事故・電車事故と企業・組織の責任
 第8講   過失犯における結果の予見可能性の認定
 第9講   実行行為の特定と正当防衛
 第10講 誤想過剰防衛
 第11講 刑事責任能力
 第12講 共謀共同正犯とその認定
 第13講 経済事犯と正犯・共同正犯
 第14講 承継的共同正犯
 第15講 不作為の共同正犯
 第16講 幇助犯の成立要件
 第17講 間接正犯と共同正犯と教唆
 第18講 死 刑

第2編 刑法各論
 第19講 傷害の意義
 第20講 危険運転致死傷罪の現状
 第21講 保護責任者遺棄致死罪の認定
 第22講 住居侵入罪の理解の変化
 第23講 ネット社会と名誉毀損
 第24講 秘密の刑事法的保護
 第25講 警察官の職務と業務妨害罪
 第26講 「法は家庭に入らず」の変容
 第27講 利益強盗罪について
 第28講 詐欺罪の「欺く行為」とその個数
 第29講 刑法246条の2と虚偽の情報
 第30講 OA機器と文書偽造
 第31講 児童ポルノとわいせつ物とネット犯罪
 第32講 売春防止法の「周旋」の解釈

第3編 刑事訴訟法
 第33講 裁判員裁判の合憲性
 第34講 捜査と違法収集証拠排除
 第35講 所持品検査の限界
 第36講 令状執行のための留め置き行為の適法性
 第37講 公訴権の適切な行使
 第38講 重大な捜査の違法性があるとされた最近の判例
 第39講 届出義務と黙秘権
 第40講 サイバー犯罪に関する法改正と捜査方法
 第41講 訴因変更の要否
 第42講 故意と共謀の認定
 第43講 犯行再現写真の使用方法と証拠能力
 第44講 刑事訴訟法321条1項の「供述不能」の解釈
 第45講 自白の任意性と自白獲得方法の違法性
 第46講 黙秘権の不告知と供述の証拠能力
 第47講 犯罪事実の証明
 第48講 同種前科による証明
 第49講 控訴審と上告審の判断のあり方―専門性と国民の意識の調整
 第50講 控訴審の審判の対象―本位的訴因と予備的訴因


次回も,刑法の教材を紹介します。


それでは。





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Last updated  2026.04.14 09:05:21
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