むらきぃの司法試験受験勉強記

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2019.06.14
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カテゴリ: 法科大学院



最初の講義はガイダンスで,第2回の講義は,警察および検察の組織,警察官および検察官の階級,役職などに関する内容でした。

始めから,内容以上に雑談が非常に多かったのをよく憶えています。

そして,次回からは捜査の内容に入るのだろうと思っていたところ,第3回の講義も同様の内容で,その後も一向に捜査へと進む気配はありませんでした。

続いて取り上げられたのは,令状の種類や性質についてでした。

例えば,逮捕状は命令状か許可状か,といった類の話です。

このような調子で講義の内容が遅々として進捗しなかったため,捜査の端緒として告訴の説明が始まった頃には,前期の講義の回数も残りわずかとなっていました。

そこで,期末試験を実施する都合で,最後に訴因に関する諸論点を駆け足で概観し,本科目の講義は終了となりました。

したがって,この講義で捜査に関する内容はほとんど教わりませんでした。



中学生のときには教科係というものがあったので,職員室から先生の荷物を教室まで持っていくこともありましたが,さすがに大学院生になってまでこのような雑用をやらされるとは思いも寄りませんでした。

さらに,板書に至っては,私が教員の代わりに板書をしている間も講義は止まらないので,講義終了後に同級生にノートを写させてもらうという二度手間を強いられることになり,もはやこれは学生の仕事ではないのではと疑問に思っていました。

このようにして前期の刑事訴訟法基礎Ⅰの講義は終わったわけですが,これに対して受講生は満足できるはずもなく,期末試験終了後の授業評価アンケートにおいて,私以外の多くの受講生から当然のように不満や批判が噴出しました。

ところが,学生からの要望に反して,この担当教員は何を思ったのか,後期の刑事訴訟法基礎Ⅱの講義では,受講生による発表形式の判例研究をやると言い出したのです。

この話を聞いたのが後期の講義が始まる直前で,私は,本科目の“係”だからという理由で初回の講義での発表を割り当てられたため,急遽,発表用レジュメの作成要領を説明するための文書と自分の発表用レジュメを徹夜で作成する羽目になりました。

しかし,そもそも発表形式の判例研究というものは,本来,未修2年次以降の演習科目において採られるべき講義方式であって,その前提として刑事訴訟法の基礎的知識の習得が不可欠なはずです。

それにもかかわらず,刑事訴訟法を全く学んだことのない学生も多くいる未修1年次の講義において,基礎も教えずにいきなり判例研究をやらせるというのは,刑事訴訟法における判例の重要性に照らしても,なお不適切すぎると思いました。

ちなみに,未修2年次の刑事訴訟法演習の講義を担当した別の教員は,ほとんどの受講生が演習の講義に堪え得るだけの基礎的知識を習得できていないことについて,最初のうちは不思議がっていましたが,次第に叱ったり怒ったりするようになり,最後には呆れ返っていました。


それでは。





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Last updated  2019.06.14 08:00:08
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