☆むつみん堂☆

☆むつみん堂☆

2005.08.17
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ちょっと休憩して走り出す事に。
でも、こっからが地獄だった。
まず、驚いたのが国道なのに「道路狭小につき通り抜けご遠慮ねがいます」の標識。
生活道ならまだしも国道。
大阪と奈良を結ぶ道路ですぜ。
それなのに通り抜けをしないで欲しいと…ってか今更言われてもUターンできない。ってかする気にならなし、する場所がない。
まぁ、原付だし大丈夫だろうと思って進むとまだまだ道は細くなる。
ホンダのインテグラ(中くらいのセダン。トヨタで言うとカローラぐらいの大きさ)が通ったら脱輪寸前。

やっと広い道が見えてきて。アスファルトでステキな広い道。
「やっとこのギリギリ地獄から出れるのか♪」
そう思ったが見事に期待を裏切られた。
車が楽々すれ違えるぐらい広くてアスファルトの道は公園の管理道路だと言うのだ。
だから「一般車両進入禁止」とかかれてて門まである。
本線の国道308号はと言うとその道路と交差してる田んぼの横にある○だらけのコンクリートの道。
細さはさっきとほぼ同じ。
んで「異常気象時通行規制区間」と書いてある。その下には紙に「→ 国道308号線 至 東大阪市」とある。
信じたくないがその道が紛れもなく本線。
あぁ、考えただけで鬱になる。帰りたい…。
どうしようかと考えてそこでしばらくボーッとしながら規制区間の通行止めになる条件を見る。

「だったら年がら年中通行止めにしとけよ…晴れてても十分危ないしよ…」と突っ込んでみる。
ここでボーッとしてても帰れるわけでもなく、もう来てしまったのだから試しに東大阪まで下りてみる事にした。
最初はまだ我慢できたし覚悟していた範囲の坂道。
坂道の多い同じ生駒山の麓で育ったのだからそれぐらいは覚悟ができた。しかし、ここからが想像を絶するモノだった。
坂は急になり、道も狭まる。辺りの風景も田んぼから山の中にかわり、直角やヘアピンコーナーが連続する。

ブレーキをかけても加速は続く。
事故を回避する時なみにブレーキをかけないとスピードが上がるのだ。
教習の時にATの車両(二輪、四輪ともに)はエンジンブレーキがかかりにくいから坂道では気をつけろと習った事を思い出したものの気をつけようがない。
カーブは見通しが悪く道路には落ち葉が散乱している。ブレーキを強くかけすぎると落ち葉を踏んでタイヤがロックしてしまう。
某車マンガの豆腐屋と同じテクニックでドリフトをやったが全然喜びを感じない。むしろ恐怖でいっぱいだ。
18年間生きてきて何回も自転車で恐い目にあった(ほら、地元も急勾配ばっかりだからノンブレーキだと自動車とバトルできちゃったりするのさ)がこの恐怖は初体験。
「お願いだから対向車来ないで!」と願いながら坂を下る。
すると怪しい臭いがしてきた。
ブレーキが発熱している…。うしろの車からもしてきた…。

死ぬ

そう思った。
恐くなってカーブの端っこに思い切り寄せて停車。
ブレーキは握力検査の様に全力で握らないと意味がない。それをゆるめると走り出す。とりあえず下りてスタンドを立てる事に…ん?持ち上がらない。
テコの原理も役に立たないとは何事なのだろうか…。
しかたなくまたがってブレーキを握る。
すこしゆるめて再度走り出す。(「転がり出す」が適切かも)
連続するカーブは外側の方が勾配が緩やかで内側が急だ。
その様子はまるで急勾配で有名なサーキット「ラグナ・セカ」のコルクスクリュー。
そして原付にまたがる自分。気分はバイクのF1的な祭典「Moto GP」。
平坦な道では調子に乗る自分もさすがにビビりまくり。
何回かハイキングの人とすれ違う…ハイキングをする人の間では有名らしい。
車よりハイカーが多い国道とは…。やっと広くなったと思うとそこは公園の駐車場…。
車が出てこようとしていて休憩できな。
というか止まれない。
手が痺れて限界に近づく。
一刻も早くこの地獄が終わって欲しい。
でも速度を上げると道路を横断しているフタもされてない溝にタイヤがはまってとんでもないショックがくる。
止まれる位の速度で通過しないとホイルを曲げてしまいそうなぐらいの衝撃。
しかし、その速度に落とすのには痺れる手でブレーキを思い切り握る必要がある。
握力をUPさせる怪しい洗濯ばさみの様な器具を握ってる気分をジェットコースターに乗ってる気分と同時に味わえる一石二鳥の状況に全然喜びを感じない。やっと民家が見えてきた。
そして後ろからバイクが。MTのバイク。
そのライダーも必死でブレーキをかける。
民家が出てきたとはいえ、まだ峠を下る道。
さっきと全然変わらない急勾配と急カーブ。止まれなければ壁にぶつかり…。
あぁ、恐い。
どこまで続くのか分からない道。
短い時間が長く感じられた。やっと広い道(と言っても片側1車線の道)に出た時は貯めていた夏休みの宿題が全部終わった時と同じ気分になった。(w
嬉しいが疲れてヘトヘトな気分だ。

さて、ここからどうどう帰ろう…。
そこは東大阪市。
自分の生息地までの道は知っていたが主要幹線道路を原付でトロトロ走る自信が無かった。
残されたのは…

国道308号線を逆戻り

結局逆戻りをする事に。
下る車はブレーキが役に立たない。
登るとどうなるかお分かりだろう。
速度が出ない。
気分は坂道発進。
アクセルをゆるめると止まれるどころではない。バックをしてくれる。
教習所なら検定中止間違いなしだ。
ブレーキはほとんど役に立たず止まった時に足でもふんばらないと止まらない。
不運な事に今度は対向車が多い。
行き違いが困難どころかできない。そして下る車は止まれない。
しかたないから小さい原付を止めて全力で持ち上げて待避する。
道路に戻して発進に時間がかかる。
アクセルを全開にしても10km/hしか出ない。
駐車場や待避場所ですれ違うとどの車もブレーキの焼ける臭いがする。
後ろから来る車に辛い思いをさせてはならないと思い譲ると抜いていく車からはエンジンが焼けた様な臭いがする。
エンジンをつけたモノが走るような場所ではないのだ。
どれだけ頑張っても速度があがらずかなり時間が経ってからさっきの頂上に到着。
奈良県に入る。
奈良県に入ると道はさっきより広くなり下り坂となる。
さっきの気分でアクセルをひねるとまた地獄を見る。
結局、途中で嫌になり生駒市街地へ抜ける道へとそれる事に。
しかし、そこもほとんど同じ様な道。
広さはさっきよりあるものの勾配が急なのは変わりない。
またブレーキをかけまくりながら下山する。
生駒駅についた時、地面が平らな事は素晴らしい事だと改めて思った。

もう、二度と生きたくないと思った。
もし、行くのなら大阪の方から…。


今日はここまでにし…なかった。
実はこれに懲りず、この後、すぐに別の難所へ走りだしたのだ。
そこは大阪府道7号線。
奈良県生駒と大阪府枚方を結ぶ地方道路。
あいにく奈良県側は二輪車の乗り入れが禁止されているため、一回枚方市へ回る事に。
そこからスタート。
急勾配、急カーブ、狭くてどうしようもない道だと聞いていた。
しかし、道はアスファルトで待避所が確保されている。
暗峠に比べると数千倍マシだった。
もし、興味が有る方はこちらへもお越し下さい。(w

長々と失礼いたしました。
続いて「国道308号線 暗峠越えにチャレンジ!その3」をお楽しみ下さい。







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Last updated  2005.08.19 01:23:04 コメントを書く


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むつみ(♂) @ nakabikeさんRe[1]:真っ黒の巨体が「ぼわぁーぉっ!」(09/11) 生で見ると迫力がまた違いますよー゜+.(o´…
nakabike @ Re:真っ黒の巨体が「ぼわぁーぉっ!」(09/11) わー!SLかっこえぇ~!! 私もこれは…
むつみ(♂) @ syuukaママさんRe[1]:青と白の車体が「びゅわーん!」(09/08) ですよねー。 車内は意外な事にオタクじ…
syuukaママ @ Re:青と白の車体が「びゅわーん!」(09/08) 最近のイカツイお顔もいいけど、新幹線と…
むつみ(♂) @ nakabikeさんRe[1]:新しいバイク(09/06) ですねー。そのまま、交換したいくらいで…
nakabike @ Re:新しいバイク(09/06) すごーい!新車を代車に・・・! HONDAさ…
むつみ(♂) @ syuukaママさんRe[1]:紀州の梅干し(09/03) ですね(´・ω・`) 持っていったことに意味が…

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