MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

Sep 8, 2005
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カテゴリ: 映画鑑賞記録
"FROM HELL"

出演・・・ジョニー・デップ、ヘザー・グレアム、イアン・ホルム、ジェイソン・フレミング、ロビー・コルトレーン、スーザン・リンチ、レスリー・シャープ、テレンス・ハーヴェイ、カトリン・カートリッジ、イアン・リチャードソン、マーク・デクスター、他。

・物語序盤・
1888年、ロンドン。
娼婦のメアリ・ケリーと仲間の5人は、ホワイトチャペルの街で体を売り、何とか生計を立てていた。
しかし元締めの取立てが厳しく、彼女等は金を払わなければ殺すと脅されていた。
そんなある夜、仲間の一人が何者かに襲われ、喉をかき切られて殺されるという事件が起った。
そして二度目の犠牲者も出る。

この事件の捜査担当は、フレッド・アバーライン警部。
2年前に身篭った妻を亡くして以来、アヘン窟に通いつめる毎日の男である。
彼には不思議な予知能力があり、事件の映像を何度も見ていた。


久し振りに再鑑賞。
この映画、好きなんですよね。
大好きなジョニー・デップが出ているから?
まあ、それもあるのですが。(何度観ても、何処から観ても、彼は麗しいわ~♪)
映画全体に流れるおどろおどろしい空気が好きです。
切り裂きジャックという題材からして、猟奇マニアの心を擽ります。
そこへ秘密結社フリーメイソンや、閉鎖的なイギリス王室が絡んでくるのですから、楽しくて仕方がないという感じです(笑)。
ラストは少しお気の毒な締め括り方なのですが、あの作風で能天気なハッピーエンディングでは少々問題ありなので、あれで良しとしましょう。

殺人シーンは直接的な描写は無く、想像させるように撮られていました。
でも残酷シーンは大写しにされるより、逆に想像してしまうから気持ち悪いんですよね。
血や凶器を映す事で、観客の脳を巧みに刺激していたのではないでしょうか?
残虐シーンを期待していた人には、ちょっと肩透かしだったかもしれません。
個人的には、婉曲的な表現技法が功を奏したと評価していますが。


実際の事件と実在する人物を利用しているので、まるで事件の真相を観ているかのような錯覚に陥ります。
と言うか、本当にこうだったら面白いなぁと感じました。
前頭葉を取ってしまう手術は、寒気がしましたね。
実際に精神異常者にあんな手術を施していたのでしょうか?
なんだか昔なら本当にやってそうで怖い…。

切り裂きジャック事件に限らず、未解決事件というのは、いつまでも人々の興味や探究心を掻き立てるものですね。
もし現代にこの事件が起っていたら、犯人を捕らえる事ができたでしょうか?
本当にどんな奴が犯人だったのか知りたいですねぇ。

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最終更新日  Sep 9, 2005 06:20:40 PM
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