MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

Dec 9, 2005
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カテゴリ: 映画鑑賞記録
12/17(土)より全国ロードショーです。
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監督、脚本・・・佐藤純彌
原作・・・辺見じゅん『決定版 男たちの大和』(ハルキ文庫刊)
出演・・・反町隆史、中村獅童、鈴木京香、松山ケンイチ、渡辺大、内野謙太、崎本大海、橋爪遼、山田純大、高岡建治、長嶋一茂、蒼井優、高畑淳子、余貴美子、勝野洋、野崎海太郎、春田純一、林隆三、寺島しのぶ、白石加代子、奥田瑛二、渡哲也、仲代達矢、他。

・物語序盤・
2005年4月、戦艦大和が東シナ海で3000千余名の乗組員と共に沈没してから、丁度60年の月日が経とうとしていた。
鹿児島県枕崎の漁港に、内田真貴子という女性が現れ、大和の沈んだ地点まで船を出してくれる人を紹介してほしいと漁業組合に頼む。
しかしそんな遠い所まで船を出す船長はなかなか見つからない。
落胆していた真貴子に声を掛けたのは、老漁師の神尾克己だった。

自らも大和の生き残り水兵だった神尾は、若い頃の内田と知り合いだった。
神尾の脳裏には、戦中の記憶が鮮やかに甦ってくる。



約6億円を費用を費やして、原寸大の大和のセットを組んで撮影に臨んだとの事です。
戦後60年という節目の年、戦争を題材にした邦画が多かったですね。
これは最後の締め括りという感じの大作です。
試写会場で私の隣の女性は、始終泣き通しでした。
ティッシュを次から次へと使っていましたから。
かく言う私も負けず劣らず泣いていたので、彼女を笑えません(笑)。
大和が沈む事は、誰もが承知の上ですから、展開上泣くしかないですよね。(^^ゞ
でも決して、お涙頂戴の作風ではなかったです。
今年の締め括りとして、非常に正統派の硬派な軍記物を観せて頂いたという感じでした。

確かに緊迫感や臨場感が端役のキャスト達にも感じられましたね。
甲板上で乗組員達が一斉に敬礼するシーンは、見事にタイミングが合っていて鳥肌モノでした。
当時の資料や、生存者や遺族の話を聞いて、細部まで忠実に作られた作品だと感じました。
邦画の大作はコケるというジンクスを破って、なかなかの力作に仕上がっていたと思いますね。

脚本も上手く纏めていたと思います。

また出演者の数もかなり多いのですが、どの人物にも丁寧にスポットライトを当てて描いていました。
全体を通じて硬派に仕上げてあったので、妙にウェットでない所が好印象でしたね。
またよくありがちな現代的思想での解釈が殆どなく、当時の人々の気持ちを再現した所が評価に価します。

一番の見所は、やはり大和最後の決戦でしょうね。
援護する戦闘機の一機も無く、誰が見ても無謀な、最初から死ににゆけと言わんばかりの作戦内容。
燃料も片道分だけ…。
全員が死を覚悟しての出撃です。
戦闘シーンは随分お金を掛けたのではないでしょうか。
本当に迫力があって、ハリウッド映画にも負けていない出来栄えでしたよ。
この映画は是非、大きなスクリーンで観て頂きたいですね。

ちょっとビックリしたのは、機銃の操作方法。
一人が角度を、一人が方向を決めるハンドルで、それぞれ手動で動かすんですね。
あれで猛スピードで飛び回る戦闘機を撃つというのですから、弾を当てるのは至難の技だと思いました。
自分の前には弾除けになる壁も無く、あそこに座るのには、どんなに勇気が要ったでしょう。
その時になったら、自分にもそんな覚悟が出来るのかな…?

エンドロール終了後に、戦没者への哀悼を表して、当時の貴重な映像を纏めたものが、歌と共に流れます。
最後までお席を立たれませぬように。

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最終更新日  Dec 10, 2005 09:07:55 AM
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