MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

Dec 12, 2005
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カテゴリ: 映画鑑賞記録
"THE STEPFORD WIVES"

原作・・・アイラ・レヴィン『ステップフォードの妻たち』(ハヤカワ文庫刊)
出演・・・ニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、ベット・ミドラー、グレン・クローズ、クリストファー・ウォーケン、フェイス・ヒル、ロジャー・バート、マット・マロイ、他。

・物語序盤・
ニューヨークで敏腕テレビ局長として、数々の番組をプロデュースしてきたジョアンナ。
しかし新番組の発表会で、番組に参加した男性が銃を発砲するという事件が起り、ジョアンナは辞職に追い遣られた。
同じテレビ局に勤めていた夫は、この措置に憤り、妻と共に退社。
ウォルターは仕事を失って以来、精神が参っているジョアンナと、二人の子供を連れ、コネティカット州の田舎町ステップフォードに引っ越してくる。

ステップフォードは大都会ニューヨークとは、全く異なる土地柄のようだった。
妻たちは誰もが陽気で親切で美しく、家庭の中では貞淑で働き者の完璧な主婦だった。
この異様な雰囲気に、何か不穏なものを感じるジョアンナだが…。



1975年に一度映画化された作品をリメイク。
可愛らしい作品でした。
こじんまりとしていましたが、確り最後まで纏まっていました。
なかなか面白かったです。
レンタルで観るには、もってこいの作品かも。

主婦達が不気味なほどに完璧なステップフォードの町。
皆、いつでも身嗜みに注意して、言葉遣いも身のこなしも、全てがパーフェクトな淑女。
いつも夫や家族の為に笑顔で尽くし、文句の一つも言いません。

町の異様な社交性に同じく面食らっている、少し前に越してきた女流作家ボビー夫妻と、ゲイのカップル。
男達は町の集会所に集まって、何やら怪しげな様子。
この町には何か途轍もない秘密があるに違いない。
ジョアンナはボビー達と、この町に隠された秘密を探り始めるが…。

ネタバレになりますが、オチまで観て、ちょっと辻褄が合わなくて納得ゆかない点が一つ。

あれはどう見てもロボットなんですけど…。
あの点はどう説明するつもりなんでしょう?

この映画、ミステリータッチのコメディなのですが、観ていて、ちょっぴり悲しくなる所も。
どうして男性は女性より優位に立たないと、屈折してしまうのでしょうね。
男女どちらが経済力が強くても、お互い自分は自分と割り切ってしまえれば楽なのに。
私など、女性が外で働いて、男性が家事を切り盛りする主夫という形態も、全く問題無いと思うのですが。
社会がこうであるべきと定めた枠組みの精神的拘束は、悲しいほどに強いのですね。
社会的に成功した女性と結婚した男性達が、気分的に卑屈になり、自分は惨めな夫だと思わなければならないとは、本当に悲しい話です。
ほんの少しのバランスで精神的安定を失ってしまう人間て、なんて弱い生き物なんでしょう。
軽いコメディーなのですが、色々と考えさせられる部分が多かったです。

でも映画としては楽しく鑑賞できましたけどね。(~o~)

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最終更新日  Dec 16, 2005 09:19:37 AM
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