2007年10月19日
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 今年は会社の創立65周年記念として、中国上海へ社員旅行が行われた。5年単位で海外に社員旅行に行くが、自分は今年で10年目なので2回目である。で、2回とも中国である。周辺の人達は中国に行くことをあまり歓迎していないようだが、自分としてはどうせ海外に行くなら中国の方がいいと思っている。三国志好きでもあるし、日本人のくせに若干中華思想拝趨のけもあるからだろう。もっとも旅行に行くならまずは国内であるのだが。風習の違いとか、なにより言葉の壁が自分にとって負担だからである。中学の頃以降英語(≒外国語授業)アレルギーが身に付いているからだろう。なにより最大の壁は飛行機にならなければならないということである。これに関しては国内でもそうなのであるが、あの狭い座席に、地に足の着かない不安感、天候不順の時の揺れも不安を掻き立てる。墜落したら一発でお陀仏。そんなことを同僚のT君に話したことがあるが、「一発で死ねるなら、その方が現世の苦しみから苦痛無く逃れられる」と言われたことがある。
 前置きは置いといて。今回の日程は、金曜日から日曜日の2泊3日で、当然その前後には仕事が普通にあるという、強行日程である。この日金曜日朝早くから関空に向う。「はるか5号」は9両編成で、自由席はほぼ満席。なんとか座席を確保する状況で、朝早くから飛行機に乗る人が多いことを物語る。
 飛行機に乗り、出国する様々な手続きが相変わらず鬱陶しい。特に液体物の持ち込み規制など事前の準備が鬱陶しさをかきたてる。この日の日本は天候が悪く、飛行機は揺れる。この揺れる感覚は全く気持ちが悪い。食事も上手く喉を通らない(結局全部食べたのだが)。大陸が近付くにつれ天候は回復し、上海は好天であった。中国の簡体字が日本で無いことを実感する。
 上海空港で本社組と合流してリニアモーターカーに乗車する。このリニアの駅で本社組と待ち合わせするのだが、本社の新人社員1人がいないらしい。どうやら成田ではぐれて、東京にいるとか。これで伝説を作ってしまったな。こちらは師匠と久しぶりに再会し、ベンチでひたすらマニア会話をする。
 リニアに乗車する。掲示によると朝と夕方~夜は最高時速300キロ、昼間は400キロ出すらしい。空港と上海市街地の端を結ぶ2駅およそ30キロの区間を7分ほどで結ぶとか。例の行方不明事件のせいか、列車が後のものになったのか、座席に座れない。日本のリニアでは高速運転のために全席指定着席制度にするらしいと聞いたが、こちらではお構い無しか。乗務員もたくさん立っている。まあ、立ったまま時速400キロなど滅多に体験出来ないのでそれはそれで貴重なのであるが。その車内でも師匠(あらため総裁)とマニアな会話満載。その高音から「こいつは吊り掛け式か」とか「初期のVVVFみたい」とかほざく。
 下車してからバスで市内へ。それにしても晴れているのにすっきりしない。スモッグなのか空がぼんやりしている。市内各地の工事の影響なのか、排気ガスのせいなのか。
 市内のテレビ塔に上る。上海のシンボルなのか。とにかく高い。ガイドは地震はあまり考慮していないみたいなことを説明するが、そんなこと言うたら怖いやないか。エレベーターガールは中国語と英語で説明するが、あいにくこちらはどっちも理解できない。展望台には「北京1320キロ」とかとんでもない距離の案内が書いてあるが、当然見えない。
 テレビ塔を下りて、河岸の公園に向う。ガイドの足が速い。後々分かったことだが、早足で歩かないと変な物売りに捕まったり、道路を横断したりする時に危険なので早足になるのだろう。ここでは赤信号でもクルマの合間を人が道路を横断する。大阪以上にデンジャラスな交通マナーである。で、その河岸の公園から向かいの旧租界などの古い建物が見える。上海のビュースポットの一つらしい。そこからバスで河岸のトンネルをくぐり、その歴史のある建物の中を走る。トロリーバスが走っているのがポイント。
 市内のお茶屋に向う。色んなお茶を日本語の解説付きで飲ませてくれるが、やはり最終的にはお茶の販売。やや強引なところが大中国。5年前のお茶が未だに残っているので、隣の総裁共々抜け出す。お茶うけのお菓子が旨かったのでこれを売ってくれたら買ったかもしれないが。

 記念パーティーといってもいつもとさほど変わらない。社長の挨拶やら、永年勤続者表彰とか、まあ一般的な会社の宴会と変わらない。で、くじ引きの席順の結果、自分の隣にはアメリカ研修旅行の団長M副部長。この人とは結構くだらない会話をする仲であり、この時も「本社の新人達は誰が誰かよく分からない」と言うようなことを言うと、「今年はさそり座が多い。うお座(自分)とさそり座は相性が良いから顔合わせをしよう(M副部長は全社員の星座も研究しているらしい)」と2人で新人たちの席に挨拶に行く。その時皆にM副部長は「この会社で唯一の親友」と自分を紹介してまわる。こちらも負けじと「新人の御師匠です。よろしくお願いします」と言いまわる。そしてなぜか握手。う~む、相変わらずわけが分からず楽しい人である。写真の時には肩まで組んで撮影。M副部長曰く「去年のアメリカ旅行の時サンフランシスコで怪しげな寿司屋でスパイダーロールを一緒に食べた時以来の楽しさ」だとか。その後1年半も楽しいことが無かったらしい。
 もちろん総裁とも相変わらずくだらない会話炸裂。総裁は以前は旅行の幹事をしていたので、今も手伝いで写真撮影などをしている。そして激写される。別に週刊誌には載らないが。
 終了後、一部の人は夜景を見に行ったり、マッサージ(下半身とかそういうのではなく、女性も受けられる普通の)を受けに店に繰り出したり、元気である。こちらは早々に部屋に戻り、NHKBSが映る(日本人観光客が多いホテル)ので中国に居ながら「シブヤディープA」を半分寝ながら視て、風呂に入り日付が変わる前に寝る。





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最終更新日  2007年11月12日 01時02分48秒
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