ナカジノート

ナカジノート

2012/01/15
XML
カテゴリ: 歴史


 「なのにぃっ?」というお話です。

 王朝文化の華やかさ、それとは反した権力闘争の激しさ、呪った呪わない云々な現象等、ワタシはとても好きな分野であるわけです。
 歌で気持ちをやりとりすることにもとても憧れて、そんなことを現代でやっている人いないかな、歌で返すとかやってみたいな♪と思っていました。
 これまで、さまざまなタイプの「源氏物語」を開いては閉じ、開いては閉じ、していました。ムダにいろいろな1巻ばかりあった時期も(苦笑)。
 最近、なぜか思いたって、陽にあせ、古めいた文庫を改めて手にしてみたのですが。

 田辺聖子著『新源氏物語』

 原文とはかけはなれていない、けれど、原文の行間を埋めてくれている、とても艶っぽい現代語訳だと気づかされました。こんなお話が1000年以上前に文字化されていたことに、改めて驚きます。
 光源氏の女性に対する辛口な評価や、妄想かきたてられるちょっと艶めいたシーンなど、バブル期のドラマ的な様相です。

 基本、浮気男の勝手言い訳女性遍歴物語ですが・・・だから、昔は読み進めることができなかったのかもしれません(苦笑)。
 恋焦がれていた帝の奥さん(藤壺)を抱き、妊娠させ、その間、藤壺似の少女(藤壺の兄の娘=叔母姪関係)を将来のお嫁さんとして奪ってしまう、なんていう、絡まったすごいストーリー。
 正妻である葵の上が物の怪による病に臥せ、そうすることでようやく夫婦らしく言葉を交わせるようになった二人。回復のきざしを見せたのは一瞬で、葵の上は急変により亡くなってしまいます。
 もう、とてもあわれ。
 そうよね。物語だからね。と自分を納得させる(苦笑)。

 源氏の父親である桐壺帝は、亡き桐壺の更衣の面影を、藤壺にみる。
 源氏は、(父親の妻だけど)最愛の藤壺の宮の面影を、紫の上にみる。
 藤壺の宮は、(帝から)代理で愛されていることをわかるから、いつしか自分に素直な愛を向けてくれる源氏に惹かれる。
 誰も彼も本当に好きな人とどうにもなれない。
 スムーズにいかないさまは、人生ってそういうもんよね、と思ってしまった。

 イロイロ人生経験してくるとですね、、、おもしろみがわかるのかもしれません。


 で、映画をやっているのですが。
 女性デーに観に行きたいのに、タイミングが全く合わないのでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012/01/15 08:38:04 AM
[歴史] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

nakajine

nakajine

Calendar

Favorite Blog

気ままな毎日 mimimi1584さん
かずら旅館へようこそ kazuraさん
きゃらめるCafe … きゃらめるみいさん
BL主腐日記 ピーチシルクさん
デブログ。 こやたん。さん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: