ナオミウェルカム

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ナオミ1988

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2007.06.18
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道沿いから見える
田畑の風景がのどかで
ハイキングが目的ではなかったのだが
ハイキングをすることになった。

「あれは何の葉?」と立ち止まり
農作物を見ながら主人にたずねる。

進むごとに、あれもこれもと
見える物を聞いた。

あまりバスも通らない所だった。

バス停の時刻表示を見ると
午前中に数台の運行があるのみだった。

小雨が降っていたが
のんびりとした雰囲気の中を歩いた。

道沿いに梅の木があった。

実がまばらに成っていた。

野生の梅の木で持ち主はいないのだろうと思って
手を伸ばして一つ、ちぎろうとした。

「取るな」と、主人に叱られた。

「取ってどうするの?」と聞かれ

「記念に・・・」と答えると

「何の記念?」と言いながら
主人は笑っていた。

4キロの道を1時間弱で歩いた
ハイキング記念だろうか。

みんながそれぞれに、
「一つくらい」と思うとなくなってしまう。

「私の一つくらい」という考えは
たしかによくないな。










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Last updated  2012.11.24 22:47:54


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