ナオミウェルカム

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ナオミ1988

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2007.09.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類


おいしいと教えていただいた
たこ焼きの店を探していた。

人にたずねようにも、誰も歩いていない。

すると、前の方から若い女性が
「すみません」と言いながら
近づいて来られた。

店の名前を言われ
どこにあるのかと聞かれた。

私たちもこの辺りに住む者ではないので
わからなくて、今、行こうとしている所を
捜していることを話した。

「私、岐阜から来たのです」と言われた。

「えー!岐阜からですか」と
私と娘が驚きの声をあげた。

「大垣なのですが、わかりますか?」と、聞かれた。

「甲子園の出場校が大垣でしたね」と、私。

「大垣から、たこ焼きを食べに来ました」

それを聞き、また、娘と声をそろえて
「えー!」と。

「大垣と言っても、不破郡の垂井町の隣町です」と。

またまた、娘と声をそろえて
「えー!」と。

わざわざたこ焼きを食べるために
明石に来られたそうだ。

たこ焼き店をネットで検索し
印刷したものを手に持っておられた。

それには、数軒のたこ焼きの店が載っていた。

私たちもたこ焼きの店を探していることを話し
一緒に探すことにした。

探しているといくつかのたこ焼きの店があった。

どの店なのかわからない。

岐阜からわざわざ来られて
見つからないのではあまりにも気の毒だ。

たこ焼き店を教えてくれた知人に
電話をかけ、事情を話して
目的のたこ焼きの店を教えていただいた。

店はすぐそばにあった。

高齢のご夫妻が営まれている店だった。

卵がたっぷり入った
明石焼きとも言われるたこ焼きが
20個で600円。

とても安い料金だ。

目の前に置かれたたこ焼きを
記念にと、写メールを撮られていた。


そばにソースが置いてあるのを見て
これはどうするのかと聞かれた。

ソースをたこ焼きの上から
付いてある刷毛で塗って
だしにつけて食べると説明した。

「へぇー」と、驚かれていたが、1個、試された。

「おいしい!」と、目を丸くされた。

「こういう食べ方は知らなかった」と。

「とてもやわらかいですけど
材料は何で焼くのですか?」とたずねられた。

「卵をたくさん使って
じん粉という粉を使って焼いているの」と私。

「じん粉って、どこにあるのでしょう?」

「明石駅の南側に魚の棚という商店街があるから
その中にあるお店で売っているので
電車に乗る前に買われるといいですね」と私。

「どこの家でもたこ焼きを焼くのですか?」とたずねられた。

「関西では、たこ焼き器はどこの家でもあって
焼いて食べると思われているようだけど
焼くより買う方が多いのじゃないかしら」と、私。

わが家でも、「焼くぞ!」と
気合を入れてからでなければ
なかなか焼けない。

たこ焼きを200個以上焼くことになるので
竹串で1個ずつ回転させるのも大変だ。

とは言っても、たこ焼きの場合は
私よりも主人の方が上手に焼くので
主人がいつも担当しているが。

よほどおいしかったのか
もう1軒、違う店のたこ焼きも食べてから
岐阜に戻ると言われていた。

楽しいお土産話が増えることだろう。








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Last updated  2012.11.24 22:11:42


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